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膀胱炎で血尿!?真っ赤な尿が出た原因と対処法

2016.3.7

女性がかかりやすい病気としても知られている膀胱炎ですが、中には血尿を伴う場合もあるということはご存知でしたか?

尿が真っ赤だったら焦ってしまう気持ちもわかりますが、尿の色だけで危険かどうかを判断することはできません。

そこで今回は膀胱炎で血尿が出た時の原因と対処法を紹介します。

膀胱炎ってどんな病気?

膀胱炎とは、女性に多いと言われている病気で、膀胱に侵入してきた細菌によって炎症を引き起こします。

膀胱炎を発症すると、トイレに行きたくなる回数が増えたり、排尿時に痛みを感じたり、尿が白く濁っていたりするという症状があらわれます。

人によっては排尿時に変な違和感を感じたり、排尿後の残尿感を感じたりする場合もあります。

そして、血尿になってしまう場合もあります。

膀胱炎が女性に多い理由は男女の身体の構造の違いが挙げられます。

女性は肛門や膣と尿道口の距離が近いこともあり雑菌が侵入しやすい上に、男性に比べ尿道が短いので、気を付けないと簡単に膀胱までの侵入を許してしまいます。

また、周りの目を気にしたりして、気恥ずかしさから公共の場や外出時にトイレに行くのを我慢してしまう女性がいますが、これも膀胱炎になる危険があります。

排尿は尿道内に侵入してきた細菌を体外に排出する役割も担っており、トイレに行く事を長時間我慢してしまうと、細菌が膀胱にまで到達して繁殖してしまう危険性が高まるので注意が必要です。

真っ赤な血尿が出る出血性膀胱炎

膀胱炎には出血して真っ赤な血尿が出る出血性膀胱炎というものがあります。

通常の膀胱炎では、尿が何やら白く濁ったような色をしているのですが、出血性膀胱炎では尿に血が混ざり、真っ赤な血尿が出ます。

出血性膀胱炎にかかってしまう原因は複数考えられますが、最も多い原因はアデノウイルスというウイルスが膀胱に侵入して炎症したものです。

出血性膀胱炎は子供に発症することが多く、アデノウイルスによって膀胱炎になってしまうと、前述のとおり尿が真っ赤になります。

一度アデノウイルスに感染してしまうと、現状で特効薬は開発されていない為、安静にして尿道周りを清潔に保ち、自然に症状が治まってくるのを待つしかありません。

通常であれば水分補給をきちんとおこなっていれば、1週間程度で尿に血も混じらなくなってきます。

水分補給をきちんとする理由は、頻繁に排尿をすることで膀胱内で繁殖してしまったウイルスを体外へ排出することが目的です。

ですので、膀胱炎になってしまった際には普段より多めの水分補給を心掛けると良いでしょう。

真っ赤な血尿はあまり心配しなくてもよい

トイレで用を足したら真っ赤な尿が出たとなれば、自分は何か重篤な病気にでもかかったのではないかと焦ってしまう人もいると思いますが、血尿が出たからと言ってそこまで深刻になる必要はない場合がほとんどです。

先ほども述べたように、尿が真っ赤に染まっていたり大量の血尿が出たとしても、膀胱炎が原因であれば大抵の場合は短期間で治ります。

気を付けなくてはいけないのは、真っ赤に染まった血尿よりも見た目には何の変哲もない普通の色をした尿なのに、血尿だと診断されるようなケースの方が、膀胱がんなどの重篤な疾患が潜んでいる可能性があるので注意が必要です。

健康診断を受けた際などに、見た目には普通の尿なのに血尿と診断されたけーすのほとんどの場合は、生理が混じってしまっていたり加齢による血管の老化が原因だったりします。

それ以外の理由でも膀胱炎や前立腺肥大などがほとんどなので、ほうっておけばそのうち治るだろうと安易に考える人が多いのですが、放置したことによって気づいたときには手遅れだったとなってしまう危険性があるので、見た目には普通の尿なのに血尿と診断された時には速やかに再検査を受けるようにしましょう。

膀胱炎にならない為には

膀胱炎は再発率が高い病気です。

油断していると簡単に膀胱炎になってしまいますし、一過性の病気であまり心配がないからと言って放置していると、他の病気を併発したりする危険性もありますので、膀胱炎にならないように予防することが重要です。

膀胱炎にならないようにするにはやはりウイルスや細菌の侵入を防ぐことが大切です。

尿道付近は常に清潔を保ち、生理中のナプキンなどは数時間で小まめに取り換えるようにした方が良いでしょう。

また、前述のとおり排尿は筋の侵入を防ぐのに有効ですから、尿意を感じたら我慢せずにこまめにトイレに行くように心がけましょう。

ただ、尿道付近を清潔にするうえで気を付けなくてはいけない事があります。

それはウォシュレットです。

清潔に保ちたい気持ちからウォシュレットを使用している女性もいると思いますが、排尿後にウォシュレットを使って洗浄すると、せっかく体外に排出した細菌を再び尿道内に押し戻してしまい、膀胱炎になってしまう危険性があるのです。

ですので、排尿後にウォシュレットを使用することは控えた方がよいでしょう。

膀胱炎予防には免疫力を高める事も大事

膀胱炎になってしまわないようにするためには免疫力を高める事も重要です。

どんなに気を付けていたとしても、尿道内や膀胱内まで菌の侵入を許してしまう事もあると思いますが、免疫力が高ければ侵入してきた菌に抵抗し、炎症をくいとめる事ができるからです。

免疫力を高める事ができるかどうかは日頃の生活習慣で大きく変わります。

免疫力を高めるために、適度に運動をして、バランスのとれた食事で豊富な栄養を摂取し、疲労やストレスを溜めこまないように十分な睡眠をとりましょう。

そして、膀胱炎は身体が冷えてしまうと悪化してしまう危険性があります。

冷え性の方は特に身体が冷えないように心がけ、日頃からお腹を冷やさないように温かくしておく習慣を身につけられると良いでしょう。

また、夏場の冷たい物を食べたり飲んだりしすぎたり、過剰なダイエットで栄養が足りなくなったりしてしまう事も膀胱炎になってしまう原因になるので気を付けましょう。

違和感を感じた時は放っておかずに早めに泌尿器科に行くようにしましょう。

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