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子猫の下痢が治らない 考えられる原因と病院に行く目安

2016.2.29

子猫が起こしやすい体調不良として、一番多く見られるのが下痢の症状。

1回の排便のみ下痢の場合はともかく、それが何度も続き、治らない時は心配になりますよね。

こんな時、何が原因だと考えられるのでしょうか?

また、動物病院に行くべきかどうか、その目安はどんなものか、見ていきましょう。

家族となった子猫 でも下痢がなかなか治らない…

どんな生き物も、小さなうちは抵抗力も少ないため、何かと調子が悪くなることがありますが、中でも子猫が起こしがちな体調不良の一つが下痢です。

もともと、猫は下痢を起こしやすい生き物でと言われています。体の中の異常が便の状態に現れやすい、とも言えるのですが、下痢を起こしている原因は多種多様です。中には、命の危険すらあるため、決して放置していいものではありません。

また大きな病気が原因でなくても、下痢の症状が長く続くようだと、栄養が吸収されない・脱水症状が起きる・体力が低下してしまう危険性もあります。相手が人間であるならば、その原因の特定や対処の仕方もすぐにわかるのですが、相手は言葉の通じない猫。そして、ほんとうに小さな存在であるため、飼い主としては気が気ではないでしょう。

もし、子猫が下痢を起こしたとしたら、その原因はどんなものが挙げられるのでしょうか?
また動物病院に行くべき目安は何なのか、そして下痢が治らない子猫にどんなことをしてあげればいいのかを見ていきましょう。

子猫の下痢の一番の原因は消化不良! どんな食物が原因?

まず、子猫が下痢を起こす原因として、一番の多いのが”消化不良”ですが、またその原因は様々で、以下の様な場合が考えられます。

食べ過ぎ

子猫の満腹中枢はまだ未熟で、特に食欲旺盛な性格だった場合、自分のキャパシティ以上の食べ物を欲しがることがあります。また買主側としても、ねだられれば上げてしまいがち。
月齢に見合った量をあげるようにしましょう。

猫に適していない食べ物を与えた

猫にとって適さない食べ物というものが多く存在します。例えば牛乳や、ネギ類、チョコレート、スルメなどが挙げられます。他にも、人間の食物の中には猫にとって有毒なものもありますから、特に注意が必要です。

餌の種類が変わった

今まで食べていた餌から新しい餌に変えた時、下痢をする子猫もいます。これは、子猫の胃腸が新しい餌に対応しきれていないためです。
新しいフードに変える時は、以前のものと混ぜて食べさせるなど、徐々に慣らしていくのがいいでしょう。

誤飲

食物以外のもの(紐や小さなプラスチック製品、人間用の薬など)を食べてしまったり、床に落ちていた洗剤やワックスなどが足につき、それを舐めてしまったというような時も下痢の原因になります。

治らない子猫の下痢、消化不良以外の原因とは?

消化不良以外の原因としては、次のようなものが考えられます。

寄生虫や病気のウイルス・細菌などの感染

このような場合は、下痢に加えて、食欲が減ったり、嘔吐する、元気がないといった症状も同時に見られるようになります。子猫が元々野良だった時は、ほぼ100%に近い割合で、こうしたものに感染していると考えましょう。

アレルギー

人間と同じく、猫にもアレルギーが存在します。この原因が疑われる時には、アレルギーフリーのキャットフードを与えてみるのも一つの手と言えます。

内臓疾患

腸の免疫異常や炎症をはじめとした、胃腸の病気が原因のこともあります。また、これといった病気ではなくても、もともと胃腸が弱い場合も考えられます。

ストレス

自由気ままな生き物に見えて、実は猫はとても繊細で臆病な性格。
引き取られたり、引っ越してきたりと、知らない場所に連れてこられた時、近所の騒音、家族が新しく加わった時など、新しい環境に適応できず、ストレスが下痢を引き起こすことがあります。

季節性

毛の生え変わる換毛期に毛づくろいで大量の毛を食べてしまった時、また成猫へ成長する過程での発情の際など、季節によって起きる下痢もあります。

子猫の下痢がどの程度続いたら、動物病院を受診すべき?

子猫が下痢をした場合は、出来るだけ早期に動物病院を受診するようにしましょう。

その目安となるのが、24時間。

子猫の場合、通常で1日に2回から4回ほどの排便を行います。
このうち、下痢をしたのが1回という場合は、その後は経過観察をし、他の症状が出ていないかを見ておくとよいでしょう。

逆に、1日様子を見ても排便する度に下痢を起こしているような時や、例え1回の下痢でも「ゲッゲッ」など嘔吐の兆候がある、元気がない、震えているなど、明らかに様子がおかしい時は、速やかに病院を受診することをお勧めします。

特に恐いのは、誤飲が疑われる時です。

薬物や(猫にとっての)毒物の摂取は中毒死の可能性も高く、また異物を飲んだ場合は腸閉塞を起こす可能性があります。出来るだけ早く、病院に向かいましょう。

病院では、いつから下痢が始まったのか、その前後からの様子(元気があるか、食欲はあるかなど)、下痢の時の便の様子などを伝えましょう。

獣医師によっては、便そのものを見たいと言う場合もありますから、受診の前に電話などで、便を持っていく必要はあるかなど、確認するといいでしょう。

子猫の下痢が起きている時、どんなことをすればいい?

例え重大な病気でなかったとしても、子猫の下痢が治らない・軟便が続くこともあります。

そんな時は、獣医師の治療に加え、ぜひ以下のようなことを試してみてください。

  • 食事の時間や量を決め、胃腸に出来るだけ負担をかけないようにする
  • たとえ欲しがっても、人の食べるものは絶対に与えない
  • こまめにブラッシングをして、飲み込む毛の量を減らす
  • どの季節でも、本人がすぐに入れるような暖かい場所を用意しておく
  • いつも新鮮な水を用意しておく
  • 特にお腹がゆるい時は、人間用のビオフェルミン剤の半錠を与える

猫も人間と同じく、お腹が緩い状態が続けば、慢性的な下痢や軟便を起こすようになってしまいます。

例え大きな病気ではなかったとしても、下痢の症状は子猫自身の負担になりますし、また、飼い主側にも負担となってしまいます。

ですから、日頃から猫の胃腸に負担をかけないような生活を送れるよう、飼い主として環境を整えてあげる・フォローをしてあげる必要があるのです。

あなたの家に、縁あってやってきた子猫。健康で長生きし、いい時間を共有できるよう、是非その健康を保ってあげてください。

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