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眼鏡をかけると視力が悪くなる?視力低下のメカニズム

2016.1.27

みなさんは、眼鏡を使用することによって目が悪くなるという噂は聞いたことはありませんか?

目が悪くなってきて物が良く見えなくなってきたから眼鏡をかけたのに、余計に目が悪くなってしまうなら、いったいどうすればいいの?などと悩んでいる人もいるかもしれません。

そこで今回は視力低下のメカニズムについて紹介します。

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視力が悪くなるメカニズム

そもそもみなさんは目がどのようにして物を見ているのか知っていますか?

視力が悪くなるのはどうしてなのかを考えるためにはまず目が物を見るための仕組みを理解しなくてはいけません。

目は基本的にカメラと同じような構造でできており、外部からの光がレンズの役割をしている角膜や水晶体を通って網膜へと送られます。

そして網膜は、水晶体から送られてきた光を電気信号へと変換し、脳へ送ることで物を見っているわけです。

水晶体がきちんと光を屈折させて網膜とピントを合わせるためには、水晶体を動かしている毛様体筋の活躍が必要になります。

ところが、この毛様体筋の動きが鈍くなってしまうと、水晶体は本来の動きをすることができずにピントが合わなくなってしまうので、物が見えにくくなってしまうのです。

つまり、視力低下とは網膜上でピッタリとピントを合わせる事が出来なくなってしまった状態の事で、光のピントが網膜よりも手前にきている状態を「近視」、網膜よりも後ろにピントが合っている状態を「遠視」と言います。

近視は近くの者は良く見えるけれど、遠くのものはぼやけて見にくい、一方の遠視は遠近両方ともにぼやけて見えてしまうのが特徴です。

眼鏡をかけると視力が悪くなる?

「眼鏡をかけると視力が悪くなる」というような話を聞いたことがある人は多いと思います。

実際に自分は眼鏡をかけ始めた事で視力がさらに悪くなってしまった!という人もいるかもしれません。

ですが、実際は眼鏡をかけたからと言って視力が悪くなるわけではありません。

視力が悪くなる原因は、親から子への遺伝による影響が最も大きく、眼鏡をかけたからと言って視力が悪くなるわけではないのです。

むしろ眼鏡をかけたり外したりを繰り返すことによって視力が悪くなることを防ぐ効果があります。

ではなぜ眼鏡をかけた事によって目が悪くなるだなどと言われているのでしょうか。

それは眼鏡の使い方に問題があるからなんです。

眼鏡は視力が悪くなった時にかけるわけですが、視力の悪さは人それぞれです。近視の人もいれば遠視の人もいるし、乱視を持っている人だっています。

それらのサポートの為に眼鏡をかけるわけですが、普段の生活環境に合わせた度数の設定を考えずにとにかくよく見える事だけを考えて眼鏡を作ってしまったりするなど、使用状況と眼鏡の矯正度合いが合っていないことで、目に必要以上の負担をかけてしまって、さらに視力が悪くなってしまうのです。

視力が低い人は眼鏡をしないと悪くなる

適正な使い方で眼鏡をかける事は視力の低下にはつながらず、むしろいいことだという事はわかっていただけたと思います。

では、視力が悪いのに眼鏡をかけないでいる事はどうなのでしょうか。

目は毛様体筋が水晶体を動かして光を屈折させ網膜とピントを合わせるわけですが、毛様体筋の動きが鈍くなることでピントが合わなくなってしまうという事は視力が悪くなるメカニズムでお伝えしましたが、視力が悪いのに眼鏡をかけないで裸眼のままで生活していると、よく観えない状態が常に続くことになります。

そうすると脳が「目が見えていなくても問題がない」と判断してしまい、ピントを合わせる力がさらに衰えてしまいます。

その結果、今まで見えていたものも良く見えなくなってしまって、結果的に目が悪くなったと感じてしまうのです。

人は使わない物はどんどんいらない物として衰えていきます。

運動をしなければ筋肉が落ちるのと一緒で、視力も遠くを見たり近くを見たりしてピントを合わせる機会を意識的に作らないとどんどん衰えていってしまいます。

これ以上視力が悪くなってしまわない為にも、正しい眼鏡のかけかたを意識して使う必要があるでしょう。

視力を悪くしない眼鏡の使い方

少しでも目に負担を掛けないようにする為にも、正しい眼鏡の使い方が必要となります。

本来であれば、用途によって眼鏡を使い分けるようにすることが理想です。

例えば、通常の視力矯正眼鏡をした状態でパソコンのディスプレイを見続けていると、近くの物がよく見えすぎてしまい、目にものすごく負担がかかってしまいます。

そこで、パソコンで何か作業をする場合は、通常の矯正度数の眼鏡よりも少し度を下げ、なおかつパソコンのディスプレイから出ているブルーライトをカットできる眼鏡を用意して使用すると良いでしょう。

また、外出する時は、遠くの方までしっかり見えるようにするために、普段よりも強めの度の眼鏡を使用しましょう。

このように、環境に合わせて複数の度の眼鏡を用意し上手に使い分ける事で、毛様体筋が活発に活動し、ピントを合わせようとするので視力のトレーニングになります。

あまり複数の眼鏡を持つことができないという人は、30分から1時間ごとに遠くを眺めるようにして目のピント調節機能を意識的に使い、毛様体筋をリラックスさせることを心掛けましょう。

視力を回復させるトレーニング

視力を少しでも回復したいと考えた事がある人も多いと思いますので、ここでは視力回復に役立つトレーニングをいくつか紹介したいと思います。

まずは水晶体を動かす役割を持った毛様体筋のトレーニングです。

毛様体筋がきちんと動いていないと、いつまでも緊張した状態が続いてしまい、本来であれば遠くを見た時に薄くなるはずの水晶体がいつまでも厚いままになってしまうため、遠くのものがぼやけてしまう近視となってしまうのです。

そこで、毛様体筋をリラックスさせるために、なるべく遠くを見る事を意識してじぃーっと見つめてみましょう。

そうやって毛様体筋をリラックスさせたら、今度は近くの物と遠くの物と順番に見るようにして毛様体筋を意識的に動かしていきましょう。

こうすることで凝り固まった毛様体筋がほぐれてきて、視力回復につながります。

続いて、外眼筋という眼球を動かす役割を持つ筋肉のトレーニングです。

これは目の前で指を「∞」や近づけたり遠ざけたりというように動かし、それを目で追うようにして眼球を動かしていきます。

普段あまり動かしていない眼球を活発に動かすことによって外眼筋が鍛えられ、ピンボケの解消につながります。

視力が悪くなったからと言って諦めるのではなく、トレーニングをして少しでも回復させられるように頑張りましょう。

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