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アパートにありがちな騒音問題 深夜の騒音への対処法は?

2016.1.15

アパートやマンションといった集合住宅に住む上で、特に問題になりやすい深夜の騒音問題と言えるのではないでしょうか。

騒音をめぐって事件が相次ぐ中、もし自分がこの問題に巻き込まれた時、どのような対処をすればいいのでしょう?

今回は深夜の騒音問題についてまとめました。

アパート故の問題の筆頭、騒音問題

やはり一戸建てとは違い、アパートやマンション等の集合住宅に住む際には、いくつも注意点やルール・マナーが存在します。

廊下、エントランス、ベランダ等、共有・専有部分の使い方から、ゴミ出し、駐車場や駐輪場の使い方など、その建物に住む人々が快適に暮らせるよう、お互いに気をつけ合うべき事が主な内容です。
これらはほとんど、一般常識を持っている人であれば、自ずと守られるものですが、一点、特に注意をしなければならないものがあります。
それが”騒音”の問題です。

たかが音、とは間違っても思ってはいけません。音の許容範囲は、個人でも――家族内でさえ違います。例えば、どんなにうるさくても気にせず眠れる人もいれば、時計の秒針の動く微かな音でさえ眠れない、という人もいます。実際、深夜の集合住宅における騒音問題は、近年言われ始めたことではありませんし、これによって多くの事件も発生しています。

特にアパートの場合は、マンションよりも防音が整っていないことが多いため、こうした騒音によるいざこざが多く発生します。

もし、自分が騒音問題に巻き込まれた時、どんな対処をすればいいのでしょうか?

アパートの深夜の騒音 直接苦情を言うべき?それとも…

まず、自分が深夜の騒音被害に会っている場合、どのような対処をすればいいのでしょうか?
連日連夜、騒音により睡眠不足で、ついに我慢できなくなって騒音元の部屋を突撃!――は、非常に危険です。

その場で謝り、改善してくれる人であればいいのですが、危険な考えをする人や陰湿な人が相手だった場合、逆恨みにより危害を加えられることが、残念ながら否定出来ないからです。特に女性の場合は、決してこの方法は取ってはいけません。

次に、管理会社や大家に苦情を入れることを考えるでしょう。これは有効な手立てだと言えます。が、方法を間違うと、改善されずにやはり逆恨みを受けることも考えられます。また質の低い管理会社によっては、被害を受けている方を”クレーマー”扱いし、結局改善されないまま引っ越しを余儀なくされた…という体験談も見受けられます。

苦情を入れる際には、騒音が発生した日時(可能ならば複数日分)と、どんな性質の音(音楽か、話し声か、物音か等)だったのか、どの部屋からなのかをまとめて伝えるといいでしょう。同時に、管理会社の担当者の名前を確認し、どのような対処をしてくれるのか、対処はしたのか、連絡を貰えるように念を押すといいでしょう。

アパートの深夜の騒音が酷い時、警察に通報するのは有効?

あまりに酷い深夜の騒音には、警察を呼ぶといい、と言われますが、実際にはどうなのでしょうか?
ご近所トラブルとは言え、最近では騒音絡みの事件も多発していることから、大抵の場合は警察は動いてくれるようです。

警察を呼ばれると、大半の人は以後騒音に気をつけるようになるようで、即効性かつ継続性がある対処法として有効と言えるでしょう。

通報をする際は、110番で構いません。騒音が起きていることを伝えれば、近隣の警察官を向かわせてくれる仕組みになっています。
この時、氏名や自分が同じアパートに住んでいる事を伝えてしまうと、やはり逆恨みされるのでは?と心配になりますよね。
この時、

「同じアパートに住む者ですが、逆恨みが恐いので匿名で」と伝えることで、警察でもそのように扱ってくれますので、安心してください。

ただし、警察は犯罪がらみでない限り、注意のみで、強制的に騒音をやめさせることは出来ませんし、こうしたトラブルを何度も起こしているような人が相手だった場合には逆効果になる可能性もあります。

警察に頼る時は、警察に出来ること・出来ないことがあるのを承知した上でにしましょう。

自分が騒音問題の元凶になっている可能性がある!?

一人暮らしで、家には寝に帰るだけだから問題ない、という人であっても、騒音の”犯人”になる場合があり得ることを知っていますか?

自分は普通に生活しているつもりでも、自分の家が周囲に騒音で迷惑をかけているかもしれないのです。

深夜の騒音の元になっているのは、何も馬鹿騒ぎや大音量のステレオやテレビに限ったものではありません。
環境庁による、騒音の基準値というものが存在します。これは夜間(夜10時から翌午前6時)、”45デシベル”以上が騒音である、とするものです。
この45デシベル、数字だけを聞いてもピンときませんよね。深夜の騒音の元になりがちな音の平均値を見てみましょう。

  • 普通の話し声:50デシベル
  • エアコンの室外機:50デシベル
  • 洗濯機のモーター音:60デシベル
  • お風呂の排水音:60デシベル
  • 目覚まし時計の音:60デシベル
  • 掃除機の音:70デシベル
  • キータイプの音:70デシベル

勿論、これはアパートの壁や天井・床によりいくらか軽減されるため、他の部屋にそのものの音が響いているわけではありません。ただ、それでも思った以上に大きな音であることは、分かったと思います。

アパートでの近隣トラブルの回避するために、○○からはじめよう

生活騒音は、現在のところ、法的なもので対処できる問題ではありません。時に、被害者の方が引っ越しを余儀なくされることもあり、根本的な解決策は住民同士の心がけだけ、と、とても難しい問題です。

多様な職業・生き方が出来るようになった現代では、同じ集合住宅に住む人が、同じ生活リズムで動いているわけではありません。またご近所付き合いが密接だった昔と比べ、現在はそうした交流が盛んな地域は少なくなっています。隣や上の部屋に暮らす人がどんな人であるか、全く知らない場合の方が多いのが現状です。

そうなると、どうしてもアパート・マンションに住んでいるにも関わらず”他者が同じ建物の中にいる”認識が薄れてしまい、我が物顔で振る舞ってしまう人も出てきてしまいます。
他者への無関心こそ、騒音を始めとした近隣トラブルの元凶だとも言えます。

何も、昔のような”おすそ分けし合える仲”を目指す必要はありません。ただ、日頃から会った時には挨拶をするだけで、騒音問題に関わらず、アパートやマンションでの住民同士のトラブルは回避しやすくなります。

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