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お風呂場の排水溝のつまり 家にあるもので安全に解消!

2016.1.12

裸で利用する場所だから、清潔さを保ちたいお風呂場。

ただ、どんなに掃除していても、どうしても発生してしまうのが排水溝のつまりです。

このつまり、実は、ほとんどの家にある、2つの”もの”を使うだけで、安全に解消することができるのです。

清潔で気持ちのいいお風呂! でも排水溝につまりが…

汚れた体を洗い、一日の疲れを癒やすには、湯船にゆったり浸かるのが一番!と考える人は多いでしょう。ですからお風呂場は、いつでも清潔を保ちたい場所の一つですね。

ただ、お風呂場の掃除は手間がかかるし、億劫なもの。毎日使うものだけに、ちょっと手抜きをするとすぐにカビが生えたり、水垢がこびりついたりと、一苦労ではないでしょうか?

ただ、お風呂場自体は清潔にできても、ついつい忘れがちになる場所、ありませんか?そう、排水溝です。

洗髪などで出た抜け毛はすぐに取り除けても、手の届かない奥や、管自体がつまってしまうと、もう素人にはお手上げ!なんて状況になってしまうこともあり、なかなかに厄介な場所と言えるでしょう。
特に集合住宅に住んでいると、排水溝がつまったために、階下の家に被害が出ることだってあリ得ます。

もし、お風呂の排水溝がつまってしまった時、どんな対処をすればいいのでしょうか?また、つまらせないために普段からできることはないのでしょうか?

お風呂の排水溝つまりの原因、一番注意したいのはコレ!

そもそも、排水溝のつまりの原因となるものは何なのか、見ていきましょう。

まず一番トラブルにつながりやすいものが、固形物などです。

シャンプーなどのキャップ、カミソリのキャップ、剥がれた絆創膏、詰め替え用パックの切れ端といった、うっかり流してしまったものがつまりを招くのです。

特に流してしまいがちな、詰め替え用パックの先端の切れ端。こうしたものは、後に説明するような洗剤や薬剤でも溶かすことのできないプラスチック製です。こうしたものが、排水溝の更に奥にある排水管まで行ってつまりを起こすと、もう専門業者による工事でしか対応できなくなってしまいます。そのために、大抵の排水溝には、ざる状になったキャッチャーが付いているのです。

ですから、たとえ小さなかけらだったとしても、排水溝に流れていかないようにしなければなりません。

ただ、固形物によるつまりは、詰め替え作業をするのはお風呂場の外か、出たゴミは必ず全て回収する、排水溝のキャッチャーは排水溝の大きさに合ったものを使うといったことで防げます。

お風呂場の排水溝がつまりやすい本当の原因とは…

では、固形物以外に詰まるものとはどんなものかというと、ズバリ”汚れ”です。
ただ、一概に”汚れ”といっても、”酸性”の汚れと、”アルカリ性”の汚れの2種類に分類されることを知る人は、あまりいないかもしれません。

酸性の汚れの元は、主に皮脂、垢です。そしてアルカリ性の汚れの元は、シャンプーやボディソープの石鹸カスなのです。…こればかりは流さないようにしようとしても、無理な話ですね。
こうしたものが、お湯と共に排水溝に流れ、少しずつへばりつき、加えて流れてきた髪の毛と絡まり合うことで、詰まりを発生させていたのです。

ただ固形物の汚れとは違い、この2つの汚れは洗剤で洗浄剤で溶かし、流すことが可能です。が、酸性、アルカリ性であるが故に、それぞれを落とし切るには酸性にはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性には酸性の洗剤を使う必要が出てきます。

が、ここで一番注意して頂きたいことがあります。

「市販されている別の性質の洗剤を、絶対に同時に使ってはいけません」

市販されている排水溝用の洗剤には、大抵”混ぜるな危険”と書かれています。物によっては、同時に使うと人体にとって猛毒なガスを発生させてしまうため、本当に危険です。絶対にやめましょう。

家にあるもので排水溝のつまりを取る方法 用意するのは2つのみ

市販の排水溝用の洗剤を使うと、やはり専用であるために詰まりの解消に繋がります。ただ、こうしたものは劇薬であり、小さな子供やペットのいる家庭では使いたくない、と思う人もいるでしょう。

また、キッチンブリーチなどの漂白剤を使うのも一見有効ですが、液状のため汚れの一部(ブリーチの流れた部分のみ)しか落としきれません。

ですが、家にあるもので排水溝の詰まりを取ることができるのです。
用意するのは、”重曹”と”酢”です。

重曹はアルカリ性、酢は酸性であるために、2つの汚れにそれぞれ効果を発揮します。そして、この2つが合わさっても、発生するのは二酸化炭素であり、有毒ガスは発生しません。

使い方も簡単です。
まず、排水溝に重曹を1カップふりかけます。
その上から、重曹の半量、100ccほどの酢を流すだけです。

酢をかけると化学反応が発生し、重曹が泡立ちますが、これは無害です。
後は5分ほど放置し、最後はお湯で流せば完了です。

この方法は、単に排水溝がつまった時のみだけでなく、日頃の掃除にも有効です。また排水溝からの嫌なニオイを防ぐ効果もあります。

髪の毛もお風呂場の排水溝のつまりの犯人です

排水溝のつまりの原因にもう一つの”犯人”が存在します。それが髪の毛です。

流れた髪の毛は、普通ならばそのまま流れていくものですが、排水溝の汚れと結びつくことで、さながらネットのように絡まり、更に汚れを溜めていく…と悪循環になります。

一度つまってしまった髪の毛も、やはり取り除かなくてはいけませんが、これも専用洗剤以外でも溶かしてしまうことが可能です。

使うのは、水酸化ナトリウムが配合されたトイレ用洗剤です。

ただし、上記で説明した重曹と酢とは、有毒ガスが発生するために、やはり同時に使ってはいけません。
重曹と酢を使った数日後に、お風呂場の換気を行いつつ、この洗剤を流しましょう。

お風呂場という性質上、どうしても排水溝や管に汚れがついてしまうことは避けられません。ですから、定期的な掃除が欠かせないのです。

普段から詰まりを起こさないよう、髪の毛や固形物が流れ込まないように注意すること、そしてこまめな掃除で、清潔なお風呂場を保つよう、心がけましょう。

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