気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です

気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です│キニガク!気になる雑学 キュレーションメディア

「風邪の原因は体の冷え」は本当? 体温の低下は○○の元

2016.1.11

寒い時期になると、インフルエンザをはじめとして、様々な風邪の症状に悩まされる人が増えていきます。

そのため「風邪は体が冷えることが原因」なんて言われたりもします。

実際、この言葉は本当なのでしょうか?

そして体が冷えるとどんなことが起こるのでしょうか?

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

腫瘍マーカーの数値ceaでどんな病気が分かるの?

一般的に腫瘍マーカーは、ガンの早期発見や再発の早期発見のために使われています。 腫瘍マーカーの...

これもアレグラの副作用!?服用で月経異常が現れたら

主に花粉症の症状の軽減のため用いられる”アレグラ”ですが、副作用として頭痛や眠気といったものから、稀...

膀胱炎で血尿!?真っ赤な尿が出た原因と対処法

女性がかかりやすい病気としても知られている膀胱炎ですが、中には血尿を伴う場合もあるということはご存知...

朝にシャワーは体も髪が危険に?夏でもお風呂にきちんと入ろう!

朝起きてシャワーを浴びるというのはすっきりして気持ちいいと感じている人は多いと思います。 しか...

本当に突発性発疹? 熱が一日で下がることはあり得るのか

赤ちゃんが、最初にかかる病気と言われている、突発性発疹。 「数日間の高熱の後に発疹が出る」、「...

うつ病で入院する期間はどのくらいになるのか

うつ病と診断されて、症状が悪化すれば入院する必要があるかもしれません。 でもどのくらいの期間入...

まぶたの「できもの」脂肪のような塊の正体と対処方法

まぶたなどの目の周辺にできた「できもの」というのは仮に痛くなくても、やはり気になるもの。 なぜ...

うつ病かも?でも病院に行きたくない人への受診のススメ

最近気分が落ち込む、よく眠れない、何をするにも億劫。 典型的なうつ病の症状ですが、それでも病院...

机で寝ると胃に空気が!突っ伏して寝るとゲップが出る理由

昼休みや休憩時間、眠気に襲われて机にうつ伏せで寝る人大勢いますよね。 起きるとなんか胃が変な感...

夜中に突然の腹痛。冷や汗が止まらない時の対処方法

夜中に突然、腹痛に見舞われてのたうち回った経験ありませんか? 冷や汗が止まらないけど、救急車を...

風呂に入らないほどの「うつ病」についての考察

「風呂に入らない」というのは、清潔好きの日本人にとってかなり珍しい精神状態です。 日本人はほぼ...

「プラノバール」を服用した際に、吐き気がひどい時の対処方法

不妊治療や緊急避妊にも使われる「プラノバール」という薬ですが、人によっては吐き気がひどいような副作用...

採血後に腕が痛い!痺れる!という症状は神経が損傷の可能性

採血の時に看護師から「痛い事や痺れる事はありませんか?」と聞かれることありますよね。 毎回毎回...

肩甲骨の痛みは病院の何科に行けばいいの?

肩甲骨のあたりに痛みがある、という方はいませんか? そんなときは病院で診てもらいたくても何科で...

花粉症による鼻づまりはなぜ起きるの?原因と対処法

花粉症の季節になるとつらい鼻づまりに悩まされている人も多いと思います。 なぜ鼻づまりは起きるの...

スポンサーリンク

”風邪”とは一言で言っても、原因となるウイルスの数は多数!

いつでも健康でいたいと誰もが考えることですが、残念なことに人は大きな病気から小さな病気まで、常に様々な病気の脅威に晒されています。

特に小さな病気の筆頭として挙げられる”風邪”。四季を問わずかかる疾患ではありますが、特に寒く、空気が乾燥した冬場には風邪を引く人が多くなる、と言われています。体感的に感じている人もいるでしょうが、実際の統計でも、冬場の風邪の患者数は増える結果があるようです。

ただ、一言に風邪と言っても、実は一つの病気を指すものではないことをご存知でしょうか?
医学的に風邪は”風邪症候群”と呼ばれます。風邪と言われて思い浮かべる、熱・喉の痛みや腫れ・鼻水やくしゃみ等を症状とする”普通感冒”から、気管支炎、皆の恐れるインフルエンザやマイコプラズマ肺炎まで、様々な症状のものが含まれる病気なのです。

そしてこれ等の症状を引き起こす犯人は、その9割がウイルスです。その数を数えると、100種類とも200種類とも言われるほど、多種多様です。

一年中通してかかりうる風邪。どんな種類がある?

風邪の中でも、鼻風邪、胃腸風邪、熱風邪などの一般的な風邪は普通感冒に属しますが、これら代表的な風邪のウイルスは10種類ほどです。

・ライノウイルス
・コロナウイルス
 主に鼻風邪を起こす。季節に関係なく起こる

・エンテロウイルス
・エコーウイルス
・コクサッキーウイルス
 下痢といった胃腸風邪を起こす。夏場に多い

・アデノウイルス
・パラインフルエンザウイルス
 いわゆる”プール熱”や”はやり目”、呼吸器系の疾患を起こす。春と秋に多い

・RSウイルス
・インフルエンザウイルス
 特に高齢者や子供に重症の肺炎を起こしたり、重症化しやすく死亡例がある。冬場に多い

それぞれ、一度はテレビのニュースなどで耳にしたこともあるでしょう。特に冬場には、インフルエンザウイルスの話題が多く聞こえてきますし、近年ではRSウイルスについて注意を促す報道もなされています。

ただ、流行する季節はあるものの、これらは全て一年を通して存在します。
夏場にインフルエンザにかかることもあり得ますし、季節に関わらず常に油断は禁物と言えます。

体が冷えるとどうして風邪を引きやすくなるのか

どの季節にも、風邪の原因となるウイルスは存在します。とはいえ、夏よりも秋から冬にかけて、風邪をひく人が多いのは何故でしょうか?

その原因は、ズバリ体の冷えです。

ある研究では、体を冷やす・冷やさない人にわけて実験を行った結果、体を冷やした人のほうが、数日後に風邪をひく率が高くなったことが分かっています。

風邪を引き起こすウイルスは、常に空気中に存在します。呼吸をする度に、人はそのウイルスを体内に取り込んでいるのです。

しかし、通常は体内にある”免疫”が、ウイルスの増殖を防ぎ、体を健康に保ちます。
が、体温が下がると、体の中でこのようなことが起こります。

  1. 血液の流れが悪くなる
  2. 細胞の新陳代謝が悪くなる
  3. 免疫を司る免疫細胞の活動が鈍化する
  4. 人間の生命活動を司る自律神経に乱れが生じる

結果、免疫の働きは大幅に減少してしまいます。その率は、体温1度の変化で30%も低下してしまいます。

加えて冬場は空気が乾燥したり、寒さから換気を怠ったりと、原因のウイルスが繁殖しやすい環境が整ってしまうため、他の季節よりも風邪にかかりやすいと言えるのです。

「体が冷えると風邪をひきやすい」のは、決して間違った認識ではありません。

冷えてしまった体を温めることは、○○の力を高めること

では、体が冷えることで低下してしまった免疫力を元に戻すには、どうすればいいのでしょうか?

まず第一に、体を温めることが求められます。
体温は、体の中と外から温めることが出来ます。

体の中、つまり飲食をして体内にエネルギーを取り込むことです。
よく”冷えの改善には○○”と、一つの食品・食材のみを摂ろうとしがちですが、これは誤りです。落ちてしまった免疫力を高めるには、細胞に栄養を送り込み、新陳代謝を促さなければならないからです。バランスの取れた食事が推奨されるのは、こうした意味もあってのことです。

同時に暖かい服装をし、厚手の服を着る、暖房などを利用する、シャワーではなく湯船につかる等で、外からも温めましょう。

次に、適度な運動をすることも、体の冷えを改善するためには効果的です。

実は、人の体温を生み出しているのは、大部分が筋肉。ですが、特にデスクワークで座りっぱなしの人は、使う筋肉が限られてしまい、体温を生み出し辛い状態になってしまっています。
激しい運動をする必要はありません。前進のストレッチや有酸素運動など、無理のない範囲で行いましょう。

風邪の原因となる冷えは万病の元!是非改善しよう

十分な睡眠も、免疫力を高めるには必要不可欠な要素です。

ただ、これもただ眠れればいい、という問題ではありません。質のいい睡眠を摂ることで、体は自然に正常な、健康的な体に戻っていきます。免疫力が最も高くなる時間帯である夜22時以降、リラックスした状態で眠りにつくと、疲労した自律神経も同時に回復していきます。つまり一石二鳥というわけです。

冷えは万病のもとと言われています。
実際、風邪だけではなく、心臓病や脳卒中といった生活習慣病のきっかけとなったり、アレルギーの悪化、リウマチ、うつ病や更年期障害のような精神疾患、女性の特有の子宮・卵巣の病気、果てはがんまで、とにかく多くの病気の原因になることがわかっています。

ですから、単に体が冷えただけ、とは、決して思わないでください。

また風邪をひいてしまった時は、通常ならば追い出せるウイルスが猛威をふるうほど、自分の免疫力が落ちていることの証明でもあります。

ただ風邪を治すだけではなく、日頃の生活を見直し、免疫力と自律神経の回復をはかるようにしましょう。

 - 健康に関する雑学