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子供のお風呂、毎日入る必要って本当にあるの?

2016.1.7

お風呂は毎日入るもの、という風潮があるからか、毎日子供をお風呂に入れなければいけない!と考えている親は多いことでしょう。

しかし、毎日お風呂に入っているからといって、その方法が間違っていては、清潔どころか反対に肌トラブルを招くことに繋がってしまうことをご存知ですか?

今回は子供のお風呂に入るペースについてまとめました。

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毎日子供をお風呂にいれる必要ってあるの?

あなたは毎日お風呂に入りたい、と思いますか?

きれい好きな人であれば、毎日のお風呂は当然!と考えるでしょうが、夏場はともかく、冬の、それもあまり汗をかかなかった日には、「今日はお風呂はいいかな…」と考える人は多くいることでしょう。

ただ、それを口外してしまうと、毎日お風呂に入らない=ずぼら・不潔と思われてしまいそうで口に出せないですし、そうしたことも含めてお風呂は(入れば気持ちいいけれど)面倒くさい一面を持っています。実際、一番身だしなみに気を使う若い女性の中でも、約4割の人が毎日のお風呂は面倒と考えているのだとか。

が、それは自分で選べる大人の場合。

一人でお風呂に入れない子供の場合は、親が入浴のタイミングを考えてあげなければなりません。
しかし、そうは言っても、子供のお風呂は大人が入る以上に大変!

生まれて間もない赤ちゃんは、ふにゃふにゃしていて扱いが難しいし、大きくなってくれば、今度は嫌がったり遊んでしまってなかなか進まない…と、親の苦労はずっと続きます。

それでも、子供を毎日お風呂に入れなければならないものなのでしょうか?

新生児のうちは、毎日の沐浴は必要

子供が不潔だと思われるのは心外ですし、いつもきれいでいさせてあげたい、そして将来的に、不潔な人にならないよう、小さいうちから毎日のお風呂を習慣づけてあげないと…等、色々な思いもあり、親の立場からすると、毎日お風呂に入れなきゃ駄目だ!と頑張りがち。

実際新生児の場合には、出産後の入浴指導で「毎日お風呂に入れてあげてください」と言われるため、特に頑張らないと!と考えてしまいます。

これにはれっきとした理由があります。

まず、新生児はとても新陳代謝が活発であり、例え冬場であっても、大量の汗や皮脂を分泌しているのです。またよだれやうんちやおしっこによる汚れもあり、想像以上に汚れています。

それに、皮膚常在菌と呼ばれる人の皮膚を健康に保つ善玉菌がほとんど存在しません。また皮膚そのものが薄くデリケートなため、大人と異なりとてもナイーブなのです。

そのため、毎日の沐浴で清潔に保ってあげる必要があるのです。

この沐浴は、多くの場合生後1ヶ月ほどまで。へその緒が完全に取れて乾燥するまでは、親と一緒のお風呂を避け、毎日沐浴をしてあげるようにしましょう。

子供が毎日お風呂に入ることのメリット・デメリット

では、沐浴を卒業した乳児以降も、毎日お風呂に入れてあげたほうがいいのでしょうか?
実は、この答えは無数にあります。つまり”正解がない”問題なのです。

毎日入浴することのメリット・デメリットを見てみましょう。

毎日入浴することのメリット

  • 皮膚を清潔に保つことが出来る
  • 体があたたまるので、子供の寝付きがよくなる(入眠儀式)
  • 体を見渡すことになるので、怪我や皮膚トラブルに気づきやすい
  • 親子のスキンシップが出来る
  • 毎日入浴することのデメリット

  • 乾燥肌になる可能性が高くなる
  • 風邪をひく可能性が高くなる
  • 育児の負担が増える
  • 毎日お風呂に入れる最大のメリットは、やはり”皮膚を清潔に保つ”こと。が、実はこれはデメリットである乾燥肌の原因にもなっているのです。

    先に述べた通り、子供の肌は大人に比べてとてもデリケートです。お風呂の入り方・洗い方・上がった後のケア如何によっては、毎日お風呂に入ることが逆効果になり、余計に子供の肌を痛めてしまう結果になってしまいます。

    ”洗いすぎ”は子供にとって悪影響!正しい洗い方とは?

    皮脂=汚れと考えがちですが、皮脂は人の皮膚を乾燥や刺激から守る役割も持っています。そのため、洗いすぎることは一見清潔に見えますが、皮膚にとってはダメージを与える結果を招きます。まして大人より皮膚の薄い子供にとって、ゴシゴシと洗うことは避けたほうがいいのです。

    勿論皮脂が残ることは、別の肌トラブルを招く結果にもなりますから、子供の体を洗うときには、優しく、刺激の少ない石鹸等を使うようにしましょう。小さいうちは特に、スポンジなどを使うよりも、手で洗ってあげるほうが肌へのダメージは少なくて済みます。

    首周りや脇などの関節部、常におむつに包まれているおしり回りは、汚れやすくかつ石鹸なども残りやすい部分ですので、指先を使って丁寧に洗い、流す際にも十分気をつけてあげましょう。

    そしてお風呂あがりには、保湿用のローションやオイルを塗ることも、肌を健康に保つために重要です。お風呂あがりのこうしたケアがあるかないかで、アトピーの発症を抑えられることも分かっています。

    毎日お風呂に入れなければ親失格?

    子供をお風呂に入れるのは、本当に一苦労です。それでも毎日お風呂に入らなければならない!と強迫観念のように思ってしまってはいませんか?

    子供に清潔感を身につけて貰うには、日々のお風呂はとても重要です。しかし、もし親が体調不良で辛い時等にも無理をしてお風呂に入っているのであれば、少し肩の力を抜いてみませんか?

    どう見ても子供が汚れていたり、何日もお風呂に入らないのは論外として、たった1日、お風呂に入らない日があっても、それは悪い親なんかではありません。むしろ、これから十数年続く子育ての中、どこかで息抜きをしなければ、親のほうが疲れてしまいます。

    子供には、小さいうちからあらゆる習慣を身につけさせたほうがいいのは確かでしょう。しかし、毎日が絶対、スケジュール通りに動くことなんて稀であるのは、大人なら誰でも分かることですよね?お風呂もまた然り。絶対毎日入らなければ、子供にとって悪影響だなんてことはありません。

    育児書や世間の風潮に流される育児より、どこかでゆとりをつくり、臨機応変に対応することも、子育てには重要なのではないでしょうか。

     - 育児・子育て・出産に関する雑学