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自閉症の子供を持つ親のストレスを軽減させる方法

2017.2.18

自閉症の子供を持つ親は子育てで、通常よりも過剰なストレスを抱える事になります。

ついつい子供を怒鳴ってしまったりして自己嫌悪に陥る人も少なくありません。

どうすれば、このストレスを軽減できるのか?

その方法についてご説明いたします。

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自閉症を持つ親にとってのストレッサーとは?

ストレッサーというのはストレスの原因という意味です。

ストレスの原因になるのは、いくつかあります。

一つ目はやはり自閉症の子の子育てになると思います。

子供が辛いのは理解していますが、それでも子供が癇癪を起したり、言う通りに行動してくれないと「どうして思ったようにしてくれないの」とイライラしてしまう、だから声を荒げて𠮟りつけてしまうけど、後で自己嫌悪に陥ってしまうという負のスパイラル状態がひとつのストレッサーです。

そしてそれ以上のストレッサーになっているのが、周囲の無理解でしょう。自閉症といってもその子供によって現れ方が一様でなく、また知的障害が無い子の場合は特に「しつけの問題」とみられてしまう事です。その結果言われもない非難に傷ついてストレスになってしまうのです。

そして、最後は支援体制が万全でない事です。専門医も少なく、療育するにも施設が満員で空き待ち状態のまま数か月を過ごす状態に置かれている親子も少なくないと言います。

自閉症の子供の世界

親が辛いのが子供の気持ちが分からない事です。こちらが理解してあげたいと思っていますが、子供はその状態を伝える術が少なかったり、なかったりすると、親としてはなんとしてあげたいと思っても、どうすればいいのか途方に暮れてしまいます。

前述した通り「自閉症」と一言にいっても、本当に症状に個人差があります。最近は発達障害なども診断名が「自閉症スペクトラム」とつくくらいですから、一般の人が知っている以上にその領域は幅広いのです。症状の出方は個人差がありますが、原因はほぼ共通していて、端的に言えば「脳の機能障害」であると言われています。

一概には言えませんが、自閉症の子供にとって、そうでない人と世界の認識の仕方が少々違うのかもしれません。例えば、小さな穴から覗いてみた場合、視野は極端に狭くなりますから、処理する情報も少なくて、どんな世界か認識するのにとても時間がかかります。

もしかしたら自閉症の子供にとって、世界は小さな穴から一生懸命覗いている状態なのかもしれません。

自閉症の子供を持つ親のストレスを軽減するために

周囲に理解してくれる人が増えるとそれだけで、随分ストレスが軽減されます。ただ、それには周囲が理解してくれないと無理ですが、これだけは親だけの努力ではどうにもなりません。

子育ての場合、どうしてもママが大半を受け持つ家庭が多いと思います。まずは夫婦で自閉症に対して理解していきましょう。味方が傍にいるだけでもかなり心強いです。

次に自分達の親兄弟です。身内の話になりますから、他の人よりは関心を示してくれるはずです。少しずつでいいので、自閉症とはどういう症状で、どう接してほしいのかという事を説明していきます。

そして中には幼稚園や保育園に通っている子もいると思います。そこで幼稚園や保育園の先生が理解してくれると、幼稚園や保育園で起こったトラブルに関しても、理解が得やすいと思います。逆に言うと、理解のない先生がいる所では少々難しいかもしれません。

また、自閉症の子供を持つ親のコミュニティや支援団体もありますので、そういった会に参加してお互いに話をしあうというのもオススメです。

子供の将来が不安という親のストレス

自閉症にも色々と症状がありますが、どうしてもコミュニケーションに問題を抱える事が多いため、自立が難しい症状の子供もいます。

そのため親としては「自分が死んだらこの子はどうなるのだろう」という不安がストレスになる事があります。

基本的に「自閉症」と名前の付く病気に関しては「完治」という概念がありません。うまく社会生活が送れるように、その子の得意不得意などを考慮しながら訓練していく事で、症状を軽減させたりします。

親としては自分が元気な間、生きている間は面倒みたりできますが、そうでなくなった時にどうするべきかという事が悩みの種なのです。

ただこれはもうすでに親の子育ての域を超えている問題です。社会が自閉症で社会生活が困難な人に対する支援体制をどうするべきかという問題なのです。

そのためにも、自閉症の子供を持つ親も、それを理解する人々も、民間の支援団体の人も、みなそれを国へ訴えていかなければいけません。

子供が自閉症になったのは親の責任ではない

親がまず実感しなければいけない事がこれです。

子供が自閉症になるのは、親のしつけの所為でも愛情不足でもありません。特に女性は「自閉症に生んでしまった」事について罪悪感を覚えますが、それはどうにもできない問題です。親の選択やコントロールを超えた所で起こった出来事です。それに対して誰も責任を問われる必要がありません。

ただし生まれた子供から逃げることはできません。だから子供を受け入れる必要はあります。

しかし、では子供が何をしてもイライラしてはいけないのかというとそういう事はありません。だってどうしてもイライラする事はあります。ただそれを子供にぶつけないようしましょう。それは子供のためでもありますが、親自身のためでもあります。親の多くは感情を子供にぶつける事に罪悪感を覚えて、自己嫌悪に陥ってしまうからです。

ではそのイライラはどうすればいいのか?

誰かに話を聞いてもらう事です。そういう相手を見つけましょう。例えば夫がその相手であれば最適です。また、療育に通われている方はそこの先生や同じ境遇のママたちと是非悩みを交換し合ってください。いけない事は一人で抱え込む事です。

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