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再婚した時に注意したい事!養子縁組のメリット・デメリット

2017.2.18

再婚で子供がいる場合には、子供を再婚相手と養子縁組にするか否かを検討しなくてはいけません。

養子縁組をするメリットもあれば、当然デメリットもあります。

子供の一生に関わる事なので、是非参考にしてください。

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再婚したら、自動的に養子縁組はならないの?

再婚はあくまでも当人同士の関係です。例えば離婚して、戸籍が元結婚相手と別になったとしても、元結婚相手の子供である事実は変わりません。またあなたが再婚相手の戸籍に入ったとしても、再婚相手と自分の子供には法律上の関係は存在しません。

つまり法律上は、再婚してもあくまでもあなたと元結婚相手の子供であるという事になります。

という事で、再婚相手とあなたの子供に法律的な親子関係を作るのであれば「養子縁組」をする必要があります。

養子縁組には「普通養子縁組」「特別養子縁組」の2種類があります。

それぞれの違いは後述しますが、「特別養子縁組」の場合は条件があり、誰でも希望すればなれるという事ではありません。「特別養子縁組」は基本的に子供が6歳未満でなければいけないのです。ただ例外として、6歳になる前から、一緒に暮らしているなどの事実があれば、子供が8歳未満であれば、適用できます。

「普通養子縁組」はそういった条件はありません。

「養子縁組」と「特別養子縁組」の違い

まずは法律的な点の違いをご説明いたします。

「養子縁組」の場合、実際の親との親子関係は継続されます。そして再婚相手と新しく親子関係を結ぶ訳です。そのため戸籍を見ると子供は「養子」と記載され、親は「養親」と記載されます。そのため、実の親の場合でも、再婚相手の場合でも遺産相続する権利が生じます。

それに対して「特別養子縁組」は、実の親との関係を消滅させて、再婚相手の戸籍では「実子」扱いになります。そのため、実の親が亡くなった時の遺産相続の権利も消滅します。あくまでも再婚相手のみの子供という事です。

この「特別養子縁組」はそもそも、実の親が何らかの理由で子供を養育できない、もしくは子供の成長に著しく悪影響を与える親の場合に、その親との関係を切って、新しい親の元で暮らしていく制度です。だから物心がつく前が望ましいという事で、年齢制限が課されているわけです。

手続き上は、「養子縁組」の場合、当事者同士の自由意思で縁組できますが、「特別養子縁組」は家庭裁判所にて手続きが必要となります。

再婚した時の養子縁組のメリット

養子縁組をする事で再婚相手に子供の扶養義務が生じます。もちろん一緒に暮らす訳ですから、自活する年齢ではない場合は扶養するのは当然ですが、法律上の義務が発生するという事です。

そのため、もしあなたが亡くなっても、再婚相手はあなたの子供を扶養する義務を負います。ただしその逆もありで、もし再婚相手が介護が必要になった場合、あなたがすでに亡くなっていても、子供は再婚相手の介護をする必要があります。

また遺産相続の権利も同じく得る事が出来ます。借金などがある場合は遺産放棄も出来ますので、子供が再婚相手の借金を背負う事はありません。「養子縁組」の場合は実の親の遺産相続の権利もあります。ただし、「特別養子縁組」の場合は、再婚相手の遺産相続の権利はありますが、実の親との親子関係が無くなっているので、遺産相続の権利も消滅しています。

そして苗字が再婚相手の苗字となります。これは、「養子縁組」でも「特別養子縁組」でも関係ありません。

再婚した時の養子縁組のデメリット

「特別養子縁組」の場合は、実の親の遺産相続の権利がなくなります。

またもし実の親から養育費をもらっている場合は、その養育費が減額や払われなくなることもあります。というのも、養育費というのは基本子供が、成人に達するまで養育する義務がありますが、再婚して、再婚相手の養子になった場合、再婚相手に扶養の義務が発生します。再婚相手に子供を養育する十分な経済力があれば、「養育費は必要ない」と申し立てれば払われなくなる可能性があります。

そして、一番難しいのが「苗字」の問題かもしれません。

子供が小さいうちは気にならないかもしれませんが、ある程度の年齢になると、「苗字」が変わる事に忌避感を覚える事もあります。例えば実の親を裏切るようで心苦しいとか、苗字が変わった事を学校に知られて、揶揄われるのが嫌だとか。

無理矢理苗字を変えさせることで、親の再婚自体にも悪感情を覚えてしまう事もあります。養子縁組をする際は、子供の意思の確認が必要です。

メリット・デメリットも子供に説明しよう

親はつい子供を子供扱いしてしまうので、子供の心情を勝手に判断して、事を進めてしまいます。また小さいうちならばそれでもいいのですが、ある程度の年齢になれば、きちんと説明された上で自分の事を決める事を望むようになります。

逆に説明もなく、事を進めた結果「自分の人生を自分でコントロールできない」無力感から、意味もなく反抗や反対をするようになります。

離婚した実の親に問題がある場合は別ですが、多くの子供は、離婚して、さらに再婚されると、離婚した実の親と「親子でなくなる」事に対して恐怖感を感じています。そのため、苗字を変える事にも忌避感を感じるのです。

そのためにも「例え養子縁組をしても、実の親との関係は切れない」事をきちんと説明しましょう。特に定期的に実の親と面会している子供の場合は、それが再婚しても変えないように配慮した方がいいでしょう。

再婚しても、実の親との関係が切れない事が理解できれば、新しい家庭にもなじみやすくなるかもしれません。

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