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月が大きい!そしてオレンジ色の理由は?不吉の前兆か否か

2017.2.3

時々月を見て、驚くほど月が大きいと感じた事ありませんか?

また、色がオレンジだと「キレイ!」と感じながらも、どこか不吉な感じを覚えませんか?

しかし、基本的に月が大きく見える理由も、色がオレンジになる理由も科学的に説明されていますので、それを解説致します。

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月が大きいと感じる理由とは?

ポイントは月が大きくなっている訳ではないという事です。つまり、人間が見ると月が大きいと感じるだけで、月が物理的に近づいている訳ではないという事です。

これは心理学で言われる「錯視」というモノの所為です。

月が大きいと感じるのは、必ず月が上るところか、月が沈む所ではありませんか?

つまり地平線傍に月がある場合に、月が大きいと感じるのです。

ではなぜ月が大きいと感じるのか?

それは、周りの建物との比較からです。今の日本て地平線付近で月だけが見えるという事はほぼ少ないでしょう。月の近くには、必ず木や建物があるはずです。

木や建物の大きさと比較すると、想像以上に月は大きく感じられますが、実際月が大きくなったわけではありません。こういう目の錯覚の事を、心理学用語でいえば「錯視」と言われます。

騙されているのは自分の感覚ですから、例えば5円玉から、大きいと感じる月の大きさと、中空にある月の大きさを覗いてみると、大きさに変化がない事が分かります。

月がオレンジ色と感じる理由は?

これも月が大きく感じる理由とある程度同じです。月が実際にオレンジ色に変化したわけでなく、見ている人間がそう感じているだけです。

月が「オレンジ色だな」と感じるのは地平線近くにある場合が多いと思いませんか?

私たちはこれと同じ現象を日々見ているのです。

「朝日」や「夕日」は、通常の太陽よりも赤くキレイに見えますよね。でも太陽は日中空高くある場合は、朝日や夕日のように赤く見えません。どちらかというと黄色や白っぽく見えるはずです。

月にも同じ原理が働いています。

地球には大気があります。青い光というのは、大気中に散乱しやすいそうです。しかし赤い光というのは人の目に届きやすい性質があります。ならば、日中に空高くある太陽だって、赤く見えてみいいと思いませんか?

しかし、大気というのはその濃度一定でなく、厚い部分と薄い部分があるのです。地平線近くは大気が厚く、天頂が一番薄くなります。そのため、地平線近くにある月や太陽は赤かったり、オレンジ色に見えるという訳です。

オレンジ色の大きい月は不吉?

オレンジ色の大きい月は、不吉の前兆であるという説があります。

一説によると、阪神大震災の前に「赤い大きな月」が観測されたと言われています。そのためか地震の前触れであると信じている人も少なくありません。

これは根拠のない話なのか?それともきちんと科学的根拠があるのか?

正直微妙な線です。

月が大きく見える理由と、オレンジ色に見える理由はご説明いたしました。条件は二つあり「晴れている事」「満月のような月が地平線近くにある事」です。これで大きなオレンジ色の月が見る事が出来ます。ここには地震との関連を紐づける事は出来ません。

しかし、月が大きくオレンジ色に見える理由にはもう一つあります。それは「地上に温かい湿った空気がある場合」です。

水蒸気がレンズ効果となって、月を見ている人に大きく感じさせます。また水蒸気も人の目に赤い光を届けやすいのです。

そしてこれも一説ですが、地震の前に気温の変化を感じる人が少なくありません。

オレンジ色の大きい月は地震の前触れ?

前述した通り、関連性はあります。

ただし地震は必ず気温の変化を伴うとは限りません。また月が大きく、オレンジ色に見える理由も、気温変化が伴わなくても現象として見える事もあります。

そのため、「月が大きく、オレンジ色だから地震が来る」とは言い切れません。そうでない場合もあるからです。そのため、必ずとは言えないものの、可能性があるという範囲で、月の色と大きさは、地震と関連があると言えます。

ただ、人間の心理として「当たった占いは覚えている」「当たらない占いは覚えていない」という事があります。

そのため「月が大きくてオレンジだから不吉」、「その後巨大地震が来た」というのを関連づけて覚えている事が多いのです。実際月が大きくてオレンジ色でなくても地震は起こっていますが、その時は月自体は特に変化がないので、記憶に残りにくいのです。

予兆というのは得てして、こういう関連付けから記憶される事が多いのです。だから地震の心構えは必要かもしれませんが、おびえる必要はないのです。

まだまだある月の不思議

月というのは、何故か人間の想像力を掻き立てるようです。

満月の夜に出産が多い、急患が多いというのは病院関係者のあるあるネタと言われています。また警察官も「満月の夜には犯罪が多い」と感じる事が多いそうです。

満月というのは人間の精神に作用するという説があります。

狼男を例にとるまでもなく、満月になると人間の本能が強くなるそうです。

「ルナティック」という英語は日本語で「狂気の」と訳されますが、語源は「ルナ(ルーナ)」でローマ神話の月の神を意味します。ここから転じて、月を指す言葉となり、月が人を狂わすので、狂った人の形容詞として「ルナティック」と言われてるようになったそうです。

ネットでも大きな月や色がオレンジの場合、写真が投稿されたり「不吉」という冠し言葉を付けることが多いので、やはり人間は今でも月に関して畏怖の感情を感じているのかもしれません。そういった感情は何千年たっても変わらないのかもしれません。

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