気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です

気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です│キニガク!気になる雑学 キュレーションメディア

砂壁にカビ発生!除去する方法・発生させないために出来ることは

2017.2.3

他の壁材と異なり、砂壁にカビが生えてしまった場合、これを除去するのは非常に困難だと言えます。

擦れば砂が落ちてしまいますし、かといって漂白剤を使えば、壁が更に脆くなってしまう危険性もあるためです。

砂壁に生えたカビは、どうすれば除去できるのか、そしてカビを発生させないために出来ることはないか、見ていきましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

一人暮らしで食事がめんどくさいと思った時の解決策

一人暮らしの人にとって、食事はめんどくさい家事の最大の物でしょう。 そのうえ、体重やお財布、健...

頑張れ節約生活!貯蓄をして住宅ローンの早期返済を目指そう

節約は何のため?目的が無くては節約できません。 貯蓄は何のため?貯めた金額は使わなければただの...

マンションの足音が気になるけど、分譲の場合どうする?

マンションの足音が気になって、眠れない、落ち着かないという事は時々あります。 これが賃貸であれ...

マンションのピアノ練習による騒音問題の対策とポイント

たとえ分譲マンションでも、ピアノの練習を「騒音」と認識して騒音問題に発生します。 問題が拗れる...

お風呂の簡単キレイな掃除方法、悩みの種の蓋対策を紹介

お風呂掃除は毎回していても、カビと水垢との闘いです。 ここでは基本は放置するたけで、簡単キレイ...

新築で平屋を建てる前に先輩たちの失敗談を聞きましょう

新築で家を建てるとき、移動や掃除が楽という理由で安易に平屋を選択すると、後になって後悔する場合があり...

洗面所の床を綺麗に保つ方法とできてしまった黒ずみの掃除

洗面所の床は湿気が高く気が付くと黒ずんで、なんとも不潔な状態になってしまうことにがあります。 ...

独身の男性にとって趣味とは何かについて考えよう

独身貴族という言葉は主に独身の男性に使われる傾向があります。 確かに独身の男性は、あらゆる出来...

エアコンで結露する仕組みが理解できればその原因もわかる

夏にエアコンを入れると結露することがあります。 それはなぜでしょうか? 結露のもとは水蒸...

新築物件のキッチン、「失敗した!」とならない選び方は?

新築の、ピカピカのマイホームで、毎日おいしい料理をつくる…。それを笑顔で食べる家族…。そんな夢を見る...

貧乏な家に子供が多いのは事実?視点を変えると事実も変わる

貧乏な家庭ほど子供は多いという説があります。 ことわざにもなったこの言葉は事実なのか?偏見なの...

賃貸と分譲のマンションに対する損得の考え方

よく賃貸と分譲のマンションはどちらが得でどちらが損なのか、という議論を聞くことがありますが、実際はど...

簡単にできるトイレの掃除方法をご紹介

以前に「トイレの神様」という歌が流行りましたが、トイレ掃除は何だか憂鬱という人は多いのではないでしょ...

NHKの集金は夜遅くに来る?夜間の集金で反感を買う理由とは

NHKの支払いは誰もが支払い義務があるということで、契約をした家庭はもちろんですが、契約していない家...

一人暮らしの女性が経験する怖い体験とその対応について

一人暮らしをしている女性は、一度や二度怖い経験をした事があると思います。 しかし、ある程度の予...

スポンサーリンク

砂壁にカビが生えてしまった! これって除去できるもの?

近年は和室よりも洋室のほうが好まれるため、築浅の家屋ではあまり見かけなくなった砂壁ですが、和室が主だった時代に建てられた家屋のため、今も砂壁がある家に住んでいるご家庭もあることでしょう。
 

そもそも昔から使われてきた砂壁や土壁は、”呼吸”をする素材で出来ています。しかも、自然のものをそのまま使っているため、体にとても優しい素材だと言えます。

また簡単に手に入る素材だというだけでなく、特に自然に室内の温湿度を、丁度いい状態になるように調整してくれることから、ご存知の通り多湿の日本では好まれていました。

ホルムアルデヒドを含んだ化学製品でもないですし、定期的に家屋のメンテナンスをする時代には、とてもいい壁素材だったのです。
 

しかし、様々な新しい素材が開発された現代では、砂壁を張り直すということもなくなったため、ボロボロと崩れたり、汚れたり、カビてしまって困り果てる――という問題が出てきてしまうのです。
 

この砂壁に生えてしまったカビは、どうやって除去すれば良いのでしょうか?
 

砂壁に発生したカビの除去 一般的な漂白剤や洗剤ではデメリットが!

残念ながら、カビが生えてしまった砂壁からカビを完全に除去することは、普通の方法――カビ取り洗剤や漂白剤では出来ません。

強くこすってしまうと砂が剥がれてしまいますし、漂白剤を使うことで、砂壁自体の色まで漂白・脱色してしまうからです。
 

勿論、カビの生えた砂壁の元の色が白だった場合ならば、漂白剤を使っても脱色の恐れはありませんが、カビ、特に黒カビの色素は根強いため、なかなか取り去ることは出来ません。

ただ、それでもカビ取り洗剤や漂白剤を使用することで発生するガスや独特の臭いなどの問題もありますから、手軽ではありますが、あまりおすすめできる方法ではありません。

もう一つ、カビ取り洗剤や漂白剤を砂壁に使うと、砂壁に使われている糊の組織まで壊れてしまい、壁の耐久性が非常に低くなってしまいます。
 

砂壁にも利用できるカビ取り洗剤を取り扱っているホームセンターやインターネット店舗もありますから、そうしたものを使用するのも一考しましょう。
 

砂壁の”カビそのもの”を除去するには、○○が有効!

「手元にあるもので除去できないなら、このカビは放置するしかないか」とは考えてはいけません。

屋内に発生しうるカビが放出する胞子は、ハウスダストアレルギーなどの発症の原因になりますし、抵抗力が弱い人にとっては、肺炎等の重大な病気の原因にもなり得るからです。
 

そこでおすすめしたいのが、”消毒用エタノール”です。

消毒用エタノールとは、平たく言ってしまえば消毒を目的として生成されたアルコールであり、砂壁の中で根を張っている”カビそのもの”を退治することが出来ます。

アルコールであるため、揮発しやすい(乾きやすい)のと、大量に吸い込まない限り人体に影響もありません。

薬局やホームセンターなどでも取り扱っているため、手に入りやすいこと、砂壁以外の掃除にも重宝することもおすすめのポイントです。
 

砂壁への使い方としては、スプレーボトル等に入れ替えて、カビの発生している箇所に吹きかけるだけです。拭き取る必要もありません。

ただし、先に述べた通りアルコールですから、消毒用エタノールを使用する際には

  1. 色落ちや破損が生じないか、目立たない位置でパッチテストを行う
  2. 換気を十分に行う
  3. 乾ききるまで火気は厳禁

以上の3点は必ず守りましょう。
 

ただし消毒用エタノールでは、カビから出た色素は除去できない…

しかし、消毒用エタノールを使用した砂壁のカビ除去には、一つ大きな欠点もあります。

それは「カビによって変色してしまった部分の色は除去できない」ということです。

先にカビそのものは退治できる、と書いたのはこの点があり、カビそのものを退治しても色は残ってしまうため、見栄えが良くないままになります。
 

もし、その砂壁を用いた住居が自宅であるならば、

  • 左官屋さんに修繕をお願いする
  • 砂壁そのものをリフォームする

の2つも視野に入れるといいでしょう。
 

ただ、現在は砂壁の修復を行う左官屋さん自体が少なくなっていますから、メンテナンスを必要としないリフォームを選ぶ人も多いようです。

  • 砂壁の上から漆喰・珪藻土を塗る
  • 砂壁の上にベニヤ板を張り、更に壁紙を張る・ペンキを塗る

漆喰や珪藻土ならば人気の和モダンテイストの部屋、壁紙やペンキは洋室にと、部屋の印象自体を変えることも可能です。

また業者などにお願いしなくとも、DIYが可能な範疇のため、こういった方法がよく好まれています。
 

砂壁にカビを繁殖させないことが一番! どうすればいい?

賃貸物件だったり、リフォームが出来ないような時には、とにかく砂壁に、これ以上カビを繁殖させないことが第一になります。

カビを生やさないために出来ることを見ていきましょう。
 

換気・除湿を心がけ、部屋の中に湿気を溜めない

これが第一の、そして最大の防御策と言えます。

湿気の溜まりやすい季節(梅雨や、結露の起きやすいような冬の朝など)には、換気をする、エアコンや除湿機を使って除湿をするなどして余分な湿気は取り除きましょう。

扇風機やサーキュレーターがあるのであれば、カビの生えやすい、つまり湿気のこもりやすい壁に風を当てるのも有効です。
 

家具などの配置を変える

本棚やタンスなど、移動させることがない家具を、湿気のこもりやすい壁側に設置するのは避けましょう。

特に外壁側の壁にカビが発生しやすいですから、カビが生える前に模様替えをすることをおすすめします。
 

定期的に消毒用エタノールで砂壁を除菌する

カビが目に見えだす前に、季節替わりを目安に、消毒用エタノールで砂壁を除菌しましょう。
 

以上の3点を心がけるだけで、砂壁のみならず、様々な材質の壁で、カビの繁殖は阻止することが出来ます。

健康と住環境を守るため、是非心がけてみましょう!

 - 暮らしに関する雑学