キニガク!気になる雑学 キュレーションメディア

気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です

産後に上の子が保育園を退園?継続して保育園に通う方法

2017.1.11

今まで上の子が通っていたのに、下の子を出産して会社を退職したら、産後には上の子が保育園の退園を迫られるというケースは決して少なくありません。

子供を転園させるのもつらいですし、一度退園すると中々保育園に入園させるのは難しくなります。

どうすれば継続して保育園に通えるのかその方法についてご説明いたします。

保育園の入園の条件

保育園を入園するには、ただ入園させたいという希望だけでは無理なのです。それは、待機児童が多いからというのも理由の一つですが、根本的な理由としては、「家庭で保育できない」子供たちが通う場所だからです。

多くの場合は、両親が共働きで昼間子供の面倒を見られないためというケースが多いでしょう。でも他にも、自営業で子供の面倒が見られないというのも理由になりますし、家族で要介護の人がいて、子供の世話ができないというケースもあります。

そして保護者が例えば病気やケガで入院している時も「保育出来ないケース」に当たります。そして実を言うと産前産後というのもこのケースに該当します。

つまり保育園というのは、家庭の代わりに子供を保育してくれる施設なのです。

逆に言えば、子供が保育できる家庭環境があれば、どんなに希望しても保育園へ入園することはできません。

そして待機児童問題があります。つまり保育園よりも希望する人が多いので、入園できる子が限られてしまいます。そのため各家庭の保育できない理由を点数化して、保育が難しい順番に入園させているという事なのです。

産後、上の子が保育園の退園を迫られた!

さて先の条件で子供を過程で保育できない条件として「産前産後」も含まれるとご説明いたしました。

しかし、産前産後の場合は、その地域にもよりますが、おおよそ2か月〜5か月程度のみの入園です。

上の子が保育園に入園できたという事は、おそらくその時点で先に上げた条件を満たしている事が必要です。多くの場合は、上の子が入園する当時はママが仕事をしていたケースが多いのではないでしょうか?

しかし下の子を妊娠して、やむなく退職しなくてはいけなくなったという事でしょう。つまり退職すれば、子供を家で保育できるはずなので、保育園を退園しなくてはいけないのですが、ただし、下の子を出産するので、退園せずに済んでいるという事なのです。つまり、下の子を出産すれば、一定期間の後に別の所で就職するなり、子供を保育できない条件を提示しない限り、退園せざるを得ないのです。

非常にお役所的な判断ではありますが、そもそも保育園が「家庭の代わりの施設」という側面があるので、家庭で保育できるのであれば家庭で保育すべきという考えなのです。

一度保育園を退園すると、再入園は難しい?

保育に欠ける要件を満たす必要があります。そのためには就職が一番いいのですが、そもそも現実問題として、子供を保育園に預けない限り、フルタイムどころかパートタイムで条件を満たすのは中々難しいです。

一応、就労のための通学や求職活動も「家庭での保育に欠ける条件」ではあるのですが、点数が低いために、たとえ入園希望を出していても、特に激戦区の場合は、ほぼ入園は無理でしょう。

保育園に預けないと仕事は探せないけど、仕事がないと保育園に預けられないという矛盾に苦しんで結果、幼稚園に子供を通わすことを選択したママも少なくありません。幼稚園は保育園と違って、子供を預かってくれる時間が短く、また夏休みは普通にあるために、中々パートでも本当に短時間の仕事しかできません。

つまり現在の保育園は、育休が使える会社に勤めているママでしか利用できないといっても過言ではありません。余程再就職先にめどが立っていないと、正直仕事を探しながら保育園に通わす事は難しいでしょう。

保育園を退園しないためには?

一番は会社を辞めない事です。育休の制度があるならば、たとえどんな嫌味を言われても耐えて利用する事です。どうせしばらく会社には出社しなくていいですし、そして育休期間中に再就職活動をして、育休明けに退職して、それから他の会社に行けばいいのですから、我慢のしどころはココです。

ただし最近話題になった所沢市の例もあるように、「3歳未満の場合は、下の子が育休をとったら退園」というルールもありますので、お住まいの自治体は育休退園をしていないかどうかを確認しましょう。

これもママの実情に合ってない不思議な制度です。子供が小さいからこそ、手がかかるのに、誰かに助けてほしい時に、誰も頼れないというのはとても子育て支援の一環とは言えないでしょう。

またまだ日本は子育て世代のママには冷たいようです。

基本的に妊娠や出産を口実に会社を辞めさせることはできないのです。もし辞めさせてくるとしたら、理由は他のものにするでしょう。そういう時は労働基準局や労務関係の相談窓口に不当解雇として訴えてみましょう。

産後退園前にやるべき事とは?

またありがちなママの失敗が、保育園の先生に自分の状況を説明して、相談してしまう事です。先生たちは、保育園の入園に関する何の権限もありませんが、それでもママが仕事をしていないのに黙って通わせていたとなると、それはそれで責任問題になりかねないのです。だから相談するなら、役所の保育園課です。

役所の保育課が、入園に関する権限を持っているのですから。

正確な情報や、条件について詳しく知っている人に確認するのが一番です。もちろんそれで退園しなくて済むという事ではありませんが、質問することによってあなたが知らない制度を利用できることもあるのです。

またどういう条件を満たせば、退園しなくて済むのか、やはり専門家に聞くのが一番です。役所を敵とせずに味方につけましょう。

でも、実名で相談して、藪蛇になっては…という心配はありますよね。その場合は匿名で相談してみるという方法もあります。場合によっては、実名を求めらえる事もありますが、どっちにしろ退園になるのでしたら、可能性の高い方法を選択すべきでしょう。

 - 育児・子育て・出産に関する雑学