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《みんなどうしてる?》アパートでタバコを吸うのはベランダ派

2017.1.11

近年急速に進むタバコ離れ。タバコ自体の値上げや公共施設の全面禁煙化など、喫煙者は年々肩身が狭くなっているのではないでしょうか。

そうした中でタバコを巡るトラブルも増加しています。

ほとんどの路上が喫煙禁止になったにも関わらず歩きタバコの問題など、所定の喫煙所が激減したことによるマナー違反は後を絶えません。

外に喫煙所が無いのなら自宅で、となるところですが、アパートのベランダを喫煙所とする行為に意外な落とし穴があったのです。

タバコで勃発するアパートのトラブル、ベランダで吸うのはあり?

マンションやアパートなどの集合住宅で暮らしている方の中で、タバコ愛煙家の方も多くいることでしょう。

賃貸で契約している場合、退去する際に部屋のクリーニング代を請求されますよね。その時に厄介なのがタバコの痕跡。

タバコを落としてどこかを焦がしてしまったらもちろんですが、長年の煙を吸い込んだ壁紙は変色し、交換が必要な場合も出てきます。

また小さな子供がいたりペットを飼っていたり、家族がタバコの煙を苦手としていたらなかなか室内では吸えません。

寒い日にはわざわざ駐車場まで歩いていって車の中で吸うのも面倒くさいですよね。

建物によっては喫煙所を設けていたりする場合もありますが、ほとんどの方がその中で選択するのは“ベランダ”なのではないでしょうか。

タバコを厳しく取り締まる風潮が生まれてからというもの、喫煙者を見る世間の目も厳しくなってきました。タバコを吸うこと自体は、成人していればもちろん法律違反ではありませんし個人の自由です。

ではどこで吸おうか、と悩んだ時に選ばれるベランダ。

一歩外に出るだけで済みますし、ガラス扉で締め切れば室内に煙が入ってしまう心配もありません。

しかし、このベランダでタバコを吸う行為によってアパートでのトラブルが多発してきているのが現状なのです。

ベランダでタバコを禁止しているアパートは少ない?

ベランダだって自分の家の範囲内、そこでタバコを吸って何が悪いの?と思うかもしれません。

しかしタバコの煙はあなたの家の範囲をはみ出して、近隣の家の範囲にまで届いてしまっているということを考えてみてください。

数mと流れれば、確かに煙は臭いのキツさも薄くはなるでしょう。しかしタバコの煙が苦手な方にとってはそれにすら嫌悪感を覚えますし、微妙の煙でも敏感に感じ取ります。洗濯物を干していたり、夏場で窓を開けていればそれが室内まで届いてしまうのです。

たかがこれぐらい、と思うのはタバコを吸っている側の人間だけ。

しかしアパートに限らず高層ビルやホテルなどではベランダや屋上などで喫煙を推奨している場合もあります。

それは室内で吸うことで物の変色や劣化に繋がる恐れがあるから、わざわざ喫煙所を設置する余裕がないから、ホテルに関しては部屋にタバコの臭いが染み着いてしまうと商売道具としてのその部屋の価値が下がってしまうから、という理由が挙げられます。

しかし禁止されていないから、むしろ外で吸うように言われているからといって気遣いを忘れてはいけません。

臭いとは目に見えないものでありながら、人によっては相当なストレスを伴う原因になりかねないものなのです。

ベランダでタバコがダメなら、アパートの住人はどこで吸えばいい?

ベランダでもそんなに気を使わないといけないなら、じゃあ一体どこで吸えばいいんだ!

そう思うあなたがアパートのベランダを喫煙所に選んでいる理由は一体なんですか?

  • 家族が嫌がるから
  • 子供に副流煙を吸わせたくないから
  • 家に臭いがついたり、シミになるのが嫌だから
  • 外で吸ってると落ち着くから

さまざまな理由があるかと思いますが、言ってしまえばそれらは全てが自分の都合です。

自分の家の一部だからといって、周りを気にせずベランダで吸う行為は、同じく自分の家だからと爆音で音楽を垂流したりするのと同じです。

その行為に対して注意をした時に「だって自分の家の中でやってるのに何がいけないの?」と言い返されたら嫌な気持ちになりますよね。

自分に悪意があるかないかという話ではなく、自分のその行動によって誰かが不快な思いをしているのならそれは改善すべきです。

昔はそんなことでいちいち言ってくるやつなんかいなかったのに、どこで吸ったって自由だったのに・・・と思っても過去は過去のこと。今の社会は喫煙者の立場が弱くなっていく一方なのです。

それが理不尽に感じたとしても、タバコとは吸っている側にも副流煙を吸わされるがわにも害を与えるものなので、仕方ないと諦めるほかありません。

タバコの箱にも大きく書かれているように、喫煙者本人とその周辺の人々に様々な悪影響を及ぼします。

逆に隣人のタバコに悩まされている時の解決方法

逆に自分がタバコの煙に悩まされている立場であった場合、一体どうすればいいのでしょうか。

一軒家に比べ、アパートでは近隣のトラブルは非常に厄介なもの。同じ場所に住んでいるのですから極力円満に付き合えるに越したことはありせんよね。

自分がタバコの吸い方に気をつけているのに、下の階の住人の煙が洗濯物について困る・・・そんな時は不満が爆発する前に指摘するしかありません。音や臭いなど、集合住宅ではお互いが配慮すべきマナーです。

大家さんや管理者に伝える

直接言いにいって変に絡まれたり逆ギレされたりしたら危険です。

どんな人が住んでいるのか知っているならまだしも、例えば一人暮らしの女性であれば何かあっては困るので、大家さんや管理者に連絡をして注意してもらいましょう。

ポストにメモを入れる

文句があるなら直接言え!と言ってくる人もいますが、アパートでタバコの煙を気をつけようとしない人には直接言ったところで反論されそうです。

相手が逆上して犯人探しにならないように、文句を書き連ねるのではなく、どんなに困っていても柔らかな優しい文面で書くことをおすすめします。

近所の人に相談する

同じアパートに住んでいる人であれば、もしかしたら同じ悩みを持っているかもしれません。

大家さんに頼むにしても、訴える人数が多ければ多いほど効果的ですし、相談した人がタバコを吸っている人と知り合いであれば指摘してくれるかもしれませんよね。

喫煙者のマナーと、そしてタバコを卒業するには

もともとタバコを吸い続けてきた方にとっては、減少していく喫煙所に値上げされるタバコなど、年々悩ましい事態になってきています。

しかしこれは少数の“マナー違反者”によってだんだんと規制が厳しくなってきているためです。

全員がきちんと喫煙所でタバコを吸うようにすれば、わざわざ景観を損ねるような“歩きタバコ禁止”という看板を設置する手間も費用もかかりませんでした。細かく罰則を設ける必要もなかったはずです。

ルールを破る行為が印象に残りやすいのは仕方ありませんが、マナーを守ってタバコを吸っている人まで責められるのは納得いきませんよね。

喫煙=悪にならないように、今一度自分がマナー違反をしていないか振り返ることが大切です。

また自分のため、家族のためにゆくゆくは禁煙したいと考えている方も多いでしょうし、反対に家族に禁煙してもらいたいと思っている人も多いはず。

しかしタバコに含まれているニコチンには強い依存性があり、すぐにやめたい・やめさせたいからといって、いきなり0にすることは難しいのです。

徐々に一回に吸う量を減らしていったり、一日の中のタバコ休憩の回数を減らしていったり、根気よく続けていこうという強い気持ちと見守る家族のサポートが欠かせません。

年々喫煙者が減少している背景には、医療機関による禁煙の治療が積極的に行われてきた背景があります。

周りに迷惑をかけずにマナーを守り、家族や自分のためのことも考えてタバコと付き合っていきたいですね。

この記事のまとめ

  • 自分の家であっても隣人への配慮は忘れない。
  • 肩身が狭いのはマナーを守らない喫煙者が多いから。
  • なるべくきちんと指定されている喫煙所を使用する。
  • タバコとは適度な距離で付き合う。

年々トラブルになりやすくなっているタバコ、極端に減った喫煙所や急速に増加している全面禁煙の公共施設。

タバコがいつか無くなるのではないか、という心配はマナーを守ることで防げるのではないでしょうか。

自分と周りの喫煙者の行動を見直し、喫煙者として恥ずかしくない身の振り方をしていきましょう。

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