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プラノバールを飲んでも出血が止まらない!病気の可能性も。

2016.12.1

プラノバールはホルモン剤です。

不正出血で婦人科へ受診すると処方される事が多いようです。

服用しても中々「出血が止まらない」という悩みをよく見かけます。

でもそもそもフラノバールの薬効や副作用、また不正出血の場合の病気についてご説明いたします。

フラノバールの薬効は?

不正出血というのは女性にとって、結構な恐怖です。だから多くの人は婦人科に受診します。そして多くはこの「フラノバール」を処方される訳なのですが、これを飲んでも「出血が止まらない!」という悩みが少なくありません。

多くの人が誤解しているのが、「フラノバール」というのは出血を止める作用のある薬ではない事です。これは一言で言えばビルです。ピルと言うと、「避妊薬」だと考える事が多いですが、この薬の場合は、ホルモンのバランスを整える薬なのです。

使われ方として、不妊治療や月経系のトラブルや月経の周期を整えたりする事に使われます。また急避妊に使われる事もあります。

女性に特有のホルモンには、黄体ホルモンと卵胞ホルモンがあります。この薬はこのホルモンを人工的に作って合成したものです。

つまり不正出血というのは月経系のトラブルの一種ともいえるので、ホルモンバランスを整えて、月経の周期をリセットさせようというのが医者の狙いです。

不正出血でフラノバールの服用する理由

不正出血が起こる理由の一つに、前述した黄体ホルモンが不足する事があります。

それは月経の仕組みと関係があります。

そもそも月経というのは妊娠しなかった時に、子宮内膜が剥がれ落ちたものなのです。なぜなら妊娠した時にこの子宮内膜が赤ちゃんのベッドになる訳なのですから。

さて子宮は何故妊娠しなかったと判断するかというと、この黄体ホルモンの分泌量なのです。妊娠できるように、体はこの黄体ホルモンをたくさん分泌して子宮内膜を維持しているのですが、今回は妊娠しなかったとなると黄体ホルモンが減るのです。

月経でもないのに出血するというのは、黄体ホルモンが減少したため子宮の内膜が維持できなくなったという事も考えられるために、黄体ホルモンを足してあげることで、月経のバランスを整えようとしているのです。

だから飲み忘れなどがあると薬が上手く効果が発揮できず、月経のサイクルが中々整わないという事があります。医師の指示通りの期間服用することが大切です。

フラノバールで出血が止まらないのは?

医師から処方された薬の効果が見られないとすると、誰もが不安になります。まして不正出血ですから、体に異常があるのでは、と考えてしまいます。

ホルモンバランスを整えるには、それなりの期間が必要になります。医師が服用を指示した期間は薬を飲まないと効果が出ないこともあります。

また、フラノバールはホルモン剤の中でも、ホルモンの含有量が高く、そして人によって適正なバランスが違います。そのため、服用した事で逆に一時的でにホルモンバランスが崩れる事もあります。つまり、薬の効き方にも個人差があるので、人によって色々と出方が違うのです。

実際フラノバールには副作用がいくつか見られ、その中には「不正出血」というのもあります。前述したように黄体ホルモンの不足が不正出血を招きますので、体の中でどのホルモンが優位に立つかによって、体が変化してしまうのです。

基本的にフラノバールの薬効が「出血を止める」ではなく「ホルモンバランスを整える」ことにあるため、整うまでは不正出血が起こってしまうという事はありえます。

他にも出血が止まらない理由とは?

ホルモンバランスの崩れによる不正出血を「機能性出血」と言います。それに対して、病気や子宮にトラブルがあった場合の不正出血は「器質性出血」と言います。

さてこの「器質性出血」ですが、子宮がんや膣炎、子宮筋腫などで出血する可能性があります。一言で言えば子宮に腫瘍があるために出血してしまったのです。

ただし腫瘍と言っても、良性や悪性がありますので、すぐにがんであるという事はありません。良性の腫瘍としては、子宮筋腫やポリープなどがあり、悪性の腫瘍としては、がんがあります。

多くの場合、不正出血であれば、フラノバールの処方と共に、子宮がん検診を奨められた人が多いと思います。

医者も検査をしてみないと、症状だけでは判断が出来ないのです。フラノバールを飲んでも出血が止まらないのであれば、「私は腫瘍だ!」と判断する事は早計です。前述したように、ホルモンバランスが整うのに時間がかかっているだけかもしれません。

医者としては可能性を考えて、検査しないと、判断が出来ない訳です。そういう事を繰り返して最終的な原因を突き止める訳なのですから。

ホルモンバランスを整えるには?

ホルモンバランスが崩れる原因として、ストレス、睡眠不足、生活リズムの乱れ、食生活の不均衡などがあります。

現代社会ストレスと無縁の人はほとんどいないでしょう。仕事が忙しくて睡眠不足になる人、食事時間が不規則になるというのは当たり前なのかもしれません。

とはいえ、そのつけは自分の体に回ってくる訳です。

そのためにも、自分である程度コントロール出来る睡眠と食生活について、出来るだけ整えるようにしましょう。

同じ睡眠時間でも朝型にした方が夜型の生活リズムよりも、ずっと体に対する影響が違います。
同じ時間休んでも、深夜から明け方に睡眠を取っている方が体にいい影響があります。食生活も朝ごはんを抜く人が多いのですが、朝ごはんは取る事で体に活力を与えてくれます。

そして、女性は特に定期的に子宮がん検診を受けるようにしましょう。お勤めの人ならば会社の検診に含まれている事が多いはずです。生理中は検査できないので、中々日程の調整が難しいかもしれませんが、定期的に検査する事で不正出血する前に異常がみつける事ができます。

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