キニガク!気になる雑学 キュレーションメディア

気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です

食後に寝るのは胃痛の原因?食後の適切な過ごし方

2016.11.22

食後に寝るのはいい事?悪い事?諸説ありますよね。

よく言われる「食べてすぐ寝れば牛になる」ということわざ通りなら悪いことですが、そうではない休む事でダイエット効果があるなんて説も。

しかし食後に寝ることは胃痛の原因なるとしたら?

食後に寝るのはいい事?悪い事?

人の体は、食事を取ると胃の入ったものを消化しようとして、血液が胃に集まります。そうすると頭に血がいかなくなるので、眠くなります。

午後の仕事がやたら眠かったり、午後の授業がお休みタイムだったりするのはそういう理由です。

最近は昼休みに仮眠を取る事は、午後の仕事の能率を上げるといって見直されています。ただし20分程度の仮眠がベスト。それ以上眠ると逆に効率が落ちるそうです。

その反面スタイルを気にする女性にとって、寝る3時間より前に食事を済ますことは常識となっています。

寝る前に食事をおなか一杯食べて、すぐに寝るとエネルギーが消化されないので、摂取したエネルギーがそのまま肉や脂肪となってしまうと言うのです。

ことわざでも「食べてすぐ寝れば牛になる」という言葉があれば、逆に「親が死んでも食休み」という言葉もあるくらいです。

さて食後に寝る事はいい事でしょうか?悪い事でしょうか?

この議論はとても簡単な答えがあるのです。

食後に休むのはOK。寝るのは胃痛の原因に

つまり、食後に休むのであれば体にはいいのです。

胃が一生懸命、摂取した食物を消化しています。そのために血液を集めているので、活動を停止した方が胃はスムーズに消化できます。

仮眠程度であれば、太ることもありません。逆に脳がリフレッシュされて、仕事の効率が上がるというのです。

しかし、これが本格的に寝てしまうと問題なのです。

太るのは消費カロリーと摂取カロリーがアンバランスだからです。そして眠る前の食事をすれば、摂取したカロリーは消費しきれずに残ってしまいます。これが太る原因です。

また、寝てしまうと、今度は胃も休んでしまうので、消化が遅くなります。これが続く生活をしていると胃痛の原因になってしまいます。

また胃としては、消費をしようとしていますが、体は休もうとしています。つまり、体が相反する行動をしているので、睡眠の質が下がってしまうのです。

睡眠の質が下がるという事は、いくら寝てもリフレッシュもせず、疲労も回復しないということです。

食後に寝ると逆流性食道炎になるかも‥

食後の適切な過ごし方は、横にならずに体を休めることなのかもしれません。

何故なら食後1〜2時間は胃酸が逆流しやすい状況だからです。

その一方で寝る向きによって、横になってもいいともいわれています。

一般的に胃が消化しやすいように、右を下にした方がいいと言われています。というのも胃の中の食べ物は、左から右に流れているので、右を下にすることで、その助けになるというのです。また頭は少し高くしたほうがいいので、クッションなどで調節しましょう。

でも右を下にしないほうがいい人もいます。

これが前述した逆流性食道炎の人です。

そもそも逆流性食道炎は胃酸が胃の中で逆流して、胃が炎症を起こす病気です。胃が炎症を起こしている人、起こしやすい人は、右を下にすると、胃酸が食道に逆流しやすいそうです。

食べて胸やけのする人、胃がもたれる人、喉に違和感のある人、ものがのどに詰まるような感じのある人はもしかしたら、逆流性食道炎の可能性があります。

一度病院へ受診した方がいいでしょう。

食後横になると、胃痛を感じる人は?

一時的なものであれば、体調の問題かもしれません。

しかし継続的に胃痛を感じる人は消化器系に何等かの問題を抱えている可能性があります。

食後の横になって胃痛を感じるのは、胃酸が逆流している可能性がありますので、前述した逆流性食道炎という事もあります。

また、逆流性食道炎も放置しておくと、食道がんになるリスクがあります。その他、胃炎や胃潰瘍の可能性もあります。

もちろん胃痛以外にも、前述したように、食前食後に何か違和感を感じる、喉にものが使える気がする、胸やけや胃もたれ、ゲップが良く出るなどの場合は少し注意したほうがいいかもしれません。

病院に行くほどではいのであれば、まずは食生活を見直してみては如何でしょうか?

胃に負担のかかる食べ物をしばらく避けるのです。

胃に負担のかかる食べ物はやはり脂っこいもの、脂肪やたんぱく質が多めの食事、海藻なども消化しにくいので、しばらくはお休みしたほうがいいかもしれません。

食後に適切に休んで健康な生活を!

結論から言えば、食後に休むことはいい事と言えます。

「食べてすぐ寝ると牛になる」というのはある側面から見れば真実です。

熟睡してはいけません。寝るなら20〜30分の仮眠程度、出来れば目をつぶってぼーとしている程度がオススメです。

その時仰向けよりも右を下にした横向きの寝方がベストです。しかし、胃に問題を抱えている人、特に逆流性食道炎の人は胃を右にすると、余計に胃に負担がかかるので、左を下にするか、起きた状態で背もたれのあるソファーに体を預けてゆっくりしましょう。

夜は、寝る3時間前に食事を済ませるのが鉄則。これは胃に関する負担もありますが、肥満の原因になるからです。

仕事が忙しくて、そんなの無理!という人は、夕方に軽く軽食を取り、夕食は少な目に抑えるといいでしょう。

2回に分けることで、胃の負担を減らして、寝た後に消費出来ないカロリーを増やすのを防いでくれます。

また胃に違和感のある人、痛みがある人は悪化する前に、病院へ受診するか食生活を見直して、胃の負担を減らしてあげましょう。

 - 健康に関する雑学