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熱でも仕事を休めない社会人の哀しい性。何度で休むべき?

2016.11.16

熱が出た、やった〜仕事を休めるなんて事は大人になったらほとんどありません。

多くの場合、熱が出ても会社を簡単に休むことができません。

結果多くの社会人は熱の出た体を引きずって会社に行くわけですが、とはいっても、会社にいっても役に立たない事もある訳で。

熱が何度くらいだと休むべきかについてご説明いたします。

熱が出ても仕事を休めない社会人の哀しい事情

会社で一番多い経費というのは人件費です。

だからどこの会社の経費削減には人件費について検討します。そしてリストラの嵐や、正社員よりも安価で済む契約社員やパートなどを多用する訳ですが、その結果なんとかリストラを免れても、恒常的に人手不足やオーバーワークを強いられている人がたくさんいる訳です。

人間というのは、余裕がある時はお互いに気遣いができるものですが、余裕がなければ自分の事で精一杯になります。

こんな人手不足やオーバーワークな仕事場で一人でも休むとそのしわ寄せは他の人にかかる訳で、ほとんどパンク状態に近くなる訳です。

多くの社会人は自分が休むことで「他の人が迷惑する」というのを危惧して、会社へ必死で来るわけです。

もちろん中には自分しか判らない仕事というのを抱えている人もいて、仮に親の葬式でも会社に行かないと会社に損害が!なんて事もあり、ちょっと具合が悪いなんて言っていられないという人もいるのです。

社会人は簡単には休めない時代なのです。

熱が出たら会社を休むべき?

インフルエンザや風邪などで熱があるのに会社に来ている人を他の人から見てどう思うかというアンケート調査によると、なんと7割の人が「迷惑だから休め」と考えているとのことでした。

本人が必死で熱が出ているのに頑張って会社に来て、気分はアルマゲドンのブルース・ウィリスのように「俺が犠牲になっても、会社を救わねば!」という感じなのに、周りは出社しても「うつされそうで迷惑」「仕事頑張っているアピールだよね」と考えているのが現実です。

でも休めば休んだで、上司から「体調管理が出来ていない。この大切な時期に風邪をひくというのは何事か」と怒られるわけですが、社会人は、進むも地獄、戻るも地獄という悲しい状況なのです。

でも冷静に考えてみてください。進む地獄、戻るも地獄、同じ地獄であれば、会社を休んだほうがよくありませんか?

実際熱があるときに、大切な仕事をしても思考能力も判断力も落ちていて、まともに仕事できる訳ではありません。つまり一生懸命会社にいっても役に立っていないという事になるのです。

何度熱が出れば仕事を休んでいいのか?

基本インフルエンザの感染が確認されれば、熱が何度でも休むべきです。

下手をすると無理して会社に来た結果、他の同僚にインフルエンザが感染して、部署が全滅なんて事もあり得るからです。

以前、鳥インフルエンザが日本で感染するしないという騒ぎの中で、社内に感染者が出ないように、出勤、退社時にマスクを義務付け、社内に入る前に体温を測り37度を超えたら強制休暇という事をしていた会社もありました。

感染する病気というのは、その病気を持ち込むだけですでに大迷惑行為なので、会社に休む時は「インフルエンザに感染した」と言って休むべきです。

でも単なる風邪の場合は何度くらいで休むべきか?

多くの人は38度がそのラインのようです。

37度台なら微熱だから、仕事出来るので頑張れ!

38度なら高熱なので休めという暗黙のルールがあるようです。どちらにしろ、38度になると歩くのも苦痛になりますから、それくらいの体温で会社を休むという判断が妥当のようです。

熱でも仕事を休めない人はその状況を変えよう

熱で仕事を休めない人の理由の多くは「休むと同僚に迷惑をかける」「自分しか判らない業務がある」という点にあると思います。

一番いいのは会社が人員に余裕を持たしてくれることですが、これも簡単には行かないでしょう。ならばまず自分で出来ることをして、自分が熱を出した時には安心して休めるようにしておくべきです。

まず、人手不足やオーバーワークは会社の組織上の問題でどうにもならないものです。でも社内の雰囲気を作っているのは自分たちです。

まず「具合が悪い時は休んでもいいよね」という雰囲気を作りましょう。具体的には、誰か具合が悪くて休んでも、その人の悪口を言わない、愚痴らない。逆に「大丈夫かな」と心配する会話をしましょう。

そして出社してきたら、「具合どう?大丈夫」などと聞いてあげるのです。仮にその人が休んでいる時に大変だったとしても、それを口には出さない。なぜなら、自分が休んだ時にそうして欲しいからです。

ちょっとした事で休みやすい雰囲気を作ることが出来るのです。

自分しか判らない業務を作らない

人手不足やオーバーワーク気味の会社ではどうしても、各個人の業務量が膨大で、同僚の仕事ですらどういう方法で行っているのか知る余裕のないものです。

しかし、各個人の能力と責任感に依存した組織というのは、リスクが高すぎます。そのため、まずは上司に相談して、自分が休むことでやるべき事が実行されず、結果会社に損害を与えてしまうような業務は必ず複数人で担当できるようなった方がいいでしょう。

またそれに合わせて、他の人でも自分の業務を出来るように、自分の業務をマニュアル化しておくことがオススメです。

マニュアル化してあれば、部署変更になった時や、その仕事を辞める時の引継ぎも簡単になりますし、自分の業務を見える化する事で、無駄な業務などもわかることができて、自分の仕事も効率化する事もあります。

こういった形で他の人と仕事を共有する事で、誰が休んだとしても、業務に穴が開くなんて事もなくなり組織としても正しい形になります。

仮に熱がなくても休みたい時に休める会社になるといいですね。

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