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BCG接種後に発熱等の体調不良 これは副反応?それとも…

   

BCG接種後に発熱等の体調不良 これは副反応?それとも…

結核患者が今なお発生している日本において、BCGワクチンの接種は、赤ちゃんを結核から守るために必要なものです。

ただ、こうしたワクチンで気になるのが副反応(副作用)の存在ですね。

BCG接種後に発熱などの体調不良が出た時は、副反応なのでしょうか?

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BCG接種後に赤ちゃんが発熱! これはワクチンのせい?それとも…

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんの体内にいる時に渡された、お母さんの免疫によって守られている状態です。

ですが、このお母さんの免疫はずっと続くわけではなく、半年ほどでなくなってしまいます。

この状態が一番、赤ちゃんにとって、様々な病気に罹る可能性が高くなる時期であるため、貰った免疫が切れる前から、赤ちゃんにとって重篤な病気を避けるために、数々の予防接種が始まります。
 

多くの場合、生後2ヶ月から予防接種が始まりますが、様々な予防接種の中でも、他のものと異なる扱いを受けているものがあります。

それがBCGワクチン、結核に対するワクチンです。
 

BCGワクチンは、多くの場合、生後5ヶ月〜8ヶ月の間に、地域の保健センター・保健所での集団接種となります。(※)

そして、そのワクチンは、他の病気のワクチンに比べ、特殊な接種方法や、BCG接種後の状態観察が必要なものです。
 

BCG接種後、どんな症状・状態になる可能性があるのか、発熱、鼻水、咳などの副反応はあるのか、そして後遺症はどんなものなのか、見ていきましょう。
 

※集団接種か否か、また接種月数などについては、住んでいる自治体の方針によって異なりますので、不安に思うことがあれば小児科の主治医、もしくは自治体の保健センターに問い合わせましょう。
 

そもそもBCGワクチンはどんな病気を防ぐために受けるもの?

そもそも、BCGは、結核に対する抗体を作るための予防接種です。

日本はその歴史、気候、風土などの理由から、結核は決して過去の病気ではありません。
 

特に自身の免疫がまだ弱く、体力も少ない乳幼児が結核に罹ると、発症する確率が極めて高いことが分かっています。

更に大人と違って病期の進行が早く、短期間で血液に乗って体中のいたるところに病巣を作る”粟粒結核”や、脳や脊髄を保護する膜である髄膜に取り付き炎症を起こし、重い後遺症や時に命に関わる”結核性髄膜炎”にまで進行してしまう可能性があります。
 

また、近年ニュースで見るように、現在でも毎年新たに結核を発病する患者が約2万人に上ること、そして空気感染により、同じ空間にいる人(家庭・学校・職場など)にまで感染が広がる可能性があることから、”BCGワクチン接種の努力が必要である”とされています。
 

接種時期が生後5ヶ月から8ヶ月、遅くとも1歳までであるならば、費用は公的負担になっていることも受け、同じ月齢の子供を集めての集団接種を行っている自治体も多くあります。

使われているワクチンも、人間には感染せず牛にのみ感染する”ウシ型結核菌”と呼ばれる菌を、更に弱毒化したものを使っています。

ただ、他のワクチンのように皮下注射(注射器を用いる接種)では注射部が潰瘍になってしまうため、日本国内では一番跡が残り辛く、更に負担の少ない、スタンプ状の管針と呼ばれる器具を使った、二の腕への接種方法を採用しています。
 

BCG接種後、早い時期から腫れてしまったら…?

BCGの優れている点は、単に抗体を作るために使われるのではなく、”既に結核菌に感染している可能性”を知ることも出来る、という点です。

その判断になるのが、BCG接種後に起きる”コッホ現象”です。
 

通常、BCGワクチンの接種後、10日〜2週間後になってから、接種時に針が刺さった部分が腫れ、時にかさぶたや化膿が生じます。

この状態は3ヶ月から半年ほど続き、その後、自然にかさぶた・化膿共に治っていきます。

ですが、BCG接種時に既に体内に結核菌がある状態だと、BCG接種後翌日から10日までの間に、針跡が腫れる・ジクジクと膿が出る・かさぶたが生じる等の現象が起きます。

これがコッホ現象です。
 

コッホ現象は、一種のアレルギー反応であると考えられていて、この症状が出た場合は、結核菌に感染している可能性が高いため、直ちに接種を受けた医療機関へ連絡しなければなりません。(他に激しい症状が出ていない限り、救急車を呼ぶ必要はありません)

次いで医療機関で、本当に結核に感染しているか、発病に至っていないか等の検査(ツベルクリン反応検査)などが行われることになります。
 

ただ、BCG接種後に傷口に別の菌が入り込んでしまったため、コッホ現象のような症状が現れることもあります。これを”偽コッホ現象”と呼びます。

「BCG接種後に腫れてしまった=絶対に結核に感染している」わけではありませんから、まずは落ち着いて、医師や保健所の指示に従いましょう。
 

BCGワクチンの接種で起こり得る副反応にはどんなものがある?

ただ、他の病気のワクチンと同様に、BCGにも”副反応”(副作用)というものが存在します。
 

一番多いのが、主にBCG接種を受けた側の腕の付け根(脇の下)や首筋のリンパ節が腫れる症状です。

米粒ほどの大きさのしこり・腫れが出ることは、そう珍しいものでも、注意が必要なものではありませんから、安心してください。

このしこりも、やがて自然に消えていきます。

ただ、しこりの直径が2,3センチほどの大きさになっている場合は、医師や保健所の指示を受け、一度診察を受けるようにするとよいでしょう。
 

続いて、非常に稀ではありますが、以下のような副反応が、100万人に1人程度で起きる可能性があります。

○全身播種性BCG感染症

○皮膚結核様病変

○BCG骨炎/骨膜炎/骨髄炎
 

これらの副反応は、BCGワクチン自体が悪さをする、というよりも、”先天的免疫不全症候群(生まれながらに免疫がうまく機能しない疾患)の赤ちゃんに起こり得る副反応”だと言えます。

先に述べた通り、BCGワクチンに使われている結核菌は、もともと牛でしか発病しないものですから、いかに免疫がまだ整っていない月齢の赤ちゃんであっても、本来ならばこれらの副反応は発生しません。
 

この先天性免疫不全症候群のような、BCGを接種できない疾患を持っていないか――そうした判断がつくのが、BCGの接種時期である生後5ヶ月以降だ、というわけなのです。
 

BCG接種後に赤ちゃんが発熱! これはBCGの副反応では?

BCGワクチン接種後、発熱をはじめとした、風邪のような症状を起こす赤ちゃんが存在します。

ですが、これもBCGそのものの副反応ではない、と考えられています。
 

では、BCGワクチン接種後に何故発熱したり、鼻水、咳などの症状が出る赤ちゃんが多いのかと言えば、集団接種で、他の人・子供から風邪をもらってしまったことが理由だと考えられています。
 

実際、筆者の子供がBCGの接種を行った際には、地域の保健センターでの集団接種でした。

そこには、お母さんやお父さんに連れられてきた赤ちゃんだけでなく、その赤ちゃんの兄姉にあたる子供や、別の要件で来所したお年寄りなど、何十人もの人が集まっていました。

こうした中に、風邪や何かしらの感染症を持った人がいたとしたら、赤ちゃんにそれが感染しても不思議ではありません。
 

加えて、生後5ヶ月〜8ヶ月と言えば、多くの赤ちゃんにとって初めての病気になる”突発性発疹”に罹る時期でもあります。

突発性発疹は、ヒトヘルペスウイルス6型/7型によって起きる感染症です。

日本でこのヘルペスウイルスに感染している人は、実に9割にも及びます。

大抵は、赤ちゃん自身の家族から感染することがほとんどですが、不特定多数の人が集まる場所ですから、例えば突発性発疹のウイルスに感染した子供の唾液が付いたおもちゃを、子供が触り、舐めてしまった――という感染経路も、十分あり得るのです。
 

BCG接種後に発熱などの体調不良が起きたらどうすべき?

もし、BCG接種後に、発熱や鼻水、咳などといった症状が出た場合には、まず普段かかっている小児科を受診すべきです。

その際に「○日にBCGの予防接種をした」という点を伝えておけば、医師としても、風邪なのか、突発性発疹なのか、それとも何か別の要因、そしてBCG接種による何らかの副反応かなど、診断がしやすくなります。
 

ただ、BCGワクチンのみならず、他の別の予防接種を受けた時、発熱などの体調不良が出たり、食欲がなくなった、元気がない、意識が朦朧として目の焦点が合っていないといった症状が見られた場合には、何かしらの副反応の可能性があります。

特に、ワクチンを作成する上で使われている材料に対して、強いアレルギー反応を持っていた場合、アナフィラキシーショックを起こすことがあります。

例えば、インフルエンザウイルスのワクチンは鶏の卵を使って生成されているため、卵に対して強いアレルギー反応がある場合には、ショック症状になってしまうことがあり得るのです。
 

ですから、BCGだけでなく、何かしらの予防接種を受けた当日は、決して不要な外出したりせず、自宅でゆっくりと過ごし、いつもと違う様子はないか、こまめに様子を伺ってあげるようにしましょう。
 

赤ちゃんを結核から守るためにも、BCGの接種は受けましょう

BCG接種後は、腕に塗られたBCGワクチン溶液が完全に自然乾燥するまで、支える親、子供自身、そして洋服などがつかないよう十分注意をしましょう。

完全に乾いた後も、子供が気にして触ったりしないよう、ミトンをつけたり、長袖の肌着を身につけるなど、傷ついたり汚れたりして雑菌が入らないよう注意しましょう。
 

ただ、BCG接種後当日から、お風呂に入ることは可能です。

この時も、接種箇所に石鹸やシャンプーの泡や液がつかないように注意し、その部分はシャワーで流す、拭き取る時もガーゼなどで優しく押さえるようにしましょう。

ゴシゴシと触ってしまうと、偽コッホ現象を起こす可能性があるからです。
 

もう一点、接種箇所を写真撮影しておくことも、役立つポイントと言えます。

毎日撮影しておけば、「昨日よりも腫れているかな?」と、確認するのに役立ちます。

例え結核に感染していたとしても、病状が進行していなければ、投薬治療で重篤化を防ぐことも出来ますから、10日前よりも腫れだしたとしても、まずは落ち着いて、接種を受けた医療機関へ連絡することが大切です。
 

結核は今なお日本人にとって身近な病気ですが、決して治らない病気ではなくなっています。

怖いのは、それと気付かず感染し、そして自身が他の人への感染源になってしまうことです。

赤ちゃんを家に迎える前に、頻繁に会うことになる家族内に、結核が疑われる人がいないか、いるならばツベルクリン検査を受けるなどして、赤ちゃんを結核から守りましょう。

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