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妊娠中の喘息 治療法は?薬は? どうやって向き合うべきか

   

妊娠中の喘息 治療法は?薬は? どうやって向き合うべきか

妊娠中の女性が喘息に罹り、その発作に襲われることは、それほど珍しいことではありません。

しかし、その発作を放置していては、自分が苦しいだけではなく、赤ちゃんにも重大な影響が起こる可能性があります。

妊娠中、どのように喘息と向き合っていけばいいのでしょうか。

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妊娠中に喘息を発症…! 薬は?赤ちゃんに影響は?

最初は、単なる風邪の咳かと思ったのに、いつまでも咳が止まらない、加えて息自体がしづらくなって、ヒューヒューゼーゼーとおかしな音、何より苦しくてたまらない!

と、このような症状が出ているとしたら、それは喘息かもしれません。
 

喘息というと、子供が発症する小児喘息が最初に思い浮かぶことでしょうが、大人になってから喘息を発症する人も少なくありません。

事実、喘息は誰でも罹りうる病気であり、かつ近年は大人の喘息発症率が以前よりも倍増していることが、厚生労働省からも報告されています。

そして、成長して気管支が強くなると、多くのケースで完治する小児喘息と異なり、残念ながら大人の喘息に、完治という言葉はありません。

何より、喘息は命に関わる病気です。決して軽く考えてはいけません。
 

そんな中、妊娠中の女性にとって気になるのは、

「妊娠してから喘息になると、どんな問題があるのか」

「元々喘息持ちだけど、妊娠中は喘息の薬を飲んでも良いのか」

「自分の持っている喘息が、お腹の中の赤ちゃんに遺伝することはあるのか」

という点でしょう。
 

妊娠中、どのように喘息と向き合っていけばいいか、もし発作を発症してしまったらどうすべきか等を含め、見ていきましょう。
 

そもそも喘息はどんな症状で、何が原因で起きるのか

そもそも喘息は、正式名称を”気管支喘息”と呼び、喉から左右の肺に向けて分かれる気管支が炎症を起こし、気管支内部の気道(空気の通り道)が狭くなってしまう病気を指します。

そして”喘ぐ”の言葉が示す通り、炎症が発生し、空気の通り道が狭くなってしまっているため、発作時には必要量の酸素を取り込むことが出来ずに苦しい状態に陥ります。
 

何より特徴的なのが、発作時の”喘鳴”(ぜんめい)と呼ばれる「ヒューヒュー」「ゼーゼー」のような呼吸音です。

これは気道の炎症が激しくなり、空気の通りが悪くなり、更に炎症部から分泌された痰が呼吸を妨げているために起こる音です。

体はなんとかして酸素を取り入れようと、咳を繰り返して痰を取り除こうとするのですが、この痰は粘度が高いため、余計に息がし辛くなり、ただただ発作が治まるのを待つしかなくなります。
 

喘息の発作が出る原因は、大半が動物の毛や化学物質や煙草の煙、細かい塵、砂(時に黄砂やPM2.5)など、空気中に含まれている目に見えないほどの物質に、気管が過剰反応をしてしまうことが原因です。

そして”完治がない”と前段で触れた通り、喘息患者の気管支は、常に炎症が発生している――つまり慢性的なアレルギー性炎症に陥っており、少しの刺激で苦しい発作が発生してしまうのです。
 

完治のない喘息、その治療とはどんなものになるの?

完治のない”喘息の治療”とは、一体どんなことをするのでしょうか?

これは”発作が起きた時にそれを鎮める治療”と”発作が起きないようコントロールすること(喘息コントロール)”の二つです。
 

発作時の治療は、主に炎症を抑え、気道を広げて呼吸をしやすくするための薬が用いられます。対して発作のコントロールは、慢性的な気道の炎症を押さえるための薬が用いられます。

それぞれ、吸入薬・飲み薬・貼り薬、そして病院での注射・点滴とがありますが、特に気道に直接届く吸入薬が用いられることが多いです。

(飲み薬など他の形式による薬では、胃腸での吸収や血液に乗って気管支まで届く必要があり、時間・効果ともに吸入薬よりも低くなります)
 

喘息の薬の成分は、抗炎作用のある”ステロイド”を軸に、”長時間作用性β2刺激薬”などの気管支を広げる作用が長時間続くもの、”抗IgE抗体薬”等といった、体内でアレルギー反応を起こすIgE抗体の働きを押さえる薬などが用いられます。

特にステロイド剤は喘息治療薬の要であり、長期間、毎日続けて服用する必要があります。
 

「ステロイドって、確か怖い薬では?」と感じる人もいるでしょうが、吸入薬として使用する場合は、気管にそのまま作用するため少量で済み、また体の他の部分に影響を残しにくいようになっています。※

※ただし、口内にステロイド剤が残らないよう、吸入後にうがいをして洗い流す必要があります
 

妊娠中の女性が喘息を発症する可能性はどれくらい?

では、妊娠中の女性が喘息を発症する可能性は、どの程度あるのでしょうか?

一概には言えませんが、ある調査結果では、妊娠中に1割の女性が喘息を発症するとしています。

これは、妊娠中の体は免疫機能が通常よりも低下することや、妊娠に関係して分泌されるホルモンにより、普段と違う体の状態が関係している、とも言われます。
 

妊娠前から既に喘息に罹っている人の場合は、妊娠することにより、症状が改善する人・悪化する人もいるようです。

ただ、悪化する人は、妊娠前から喘息のコントロールが上手くいっていないことが多いため、それまでの状態が悪かった人は、特に気をつけて生活をすべきでしょう。
 

また、妊娠により風邪薬が飲めないからと、普通の風邪の咳を放置しすぎた結果、”咳喘息”と呼ばれる状態になることもあります。

これは通常の喘息の一歩手前、喘鳴や呼吸困難といった症状はないものの、空咳が続く状態を指します。

まだ痰が出ていないだけで、炎症により気道が狭くなっているために咳が続いているのですから、この症状を放置すると、やがて痰が絡みだし、喘息へと悪化してしまいます。
 

喘息や咳喘息が疑われる場合には、”産婦人科の主治医に確認をした上で”、呼吸器科、耳鼻咽頭科、アレルギー科といった専門医に、早め早めに受診すべきです。
 

妊娠中に喘息の発作が起きた場合、赤ちゃんにどんな影響が出るの?

もし、妊娠中の女性が喘息を発症した場合、赤ちゃんに対して二つの影響が考えられます。
 

まず一つ目に挙げられるのが、”激しい咳による影響”です。

普通に咳をする時、お腹に手を当ててみると分かるように、瞬間的に腹筋にかなりの力が掛かります。

それが少々の回数なら問題はありませんが、喘息の発作による咳は、激しいものが長時間続くことになります。これは決して、子宮内の赤ちゃんにとっていい環境ではありません。

こうした状態は、流産・早産といったことが起きる可能性も高くなってきます。

特に妊娠初期の、まだ赤ちゃんとお母さんを繋ぐ胎盤が出来る前に激しい発作が起きてしまうと、切迫流産や流産の危険性が高まります。
 

続いて挙げられるのが”赤ちゃんに渡る酸素量が減る影響”です。

御存知の通り、赤ちゃんは胎盤とへその緒を通して、お母さんの血液から栄養素と酸素を受け取っています。

ですから、妊婦さんが喘息の発作で呼吸困難な状況に陥っている間、当然ながら赤ちゃんに渡る酸素量も減っているのです。

この状態が長く続くと、脳障害などの重い障害を与えてしまう可能性があります。
 

他にも、喘息の症状が重ければ重いほど、”妊娠高血圧症候群”(以前は妊娠中毒症と呼ばれていました)、低出生体重児、そして赤ちゃんの命にかかるリスクが高くなることが分かっています。
 

妊娠中に喘息コントロールの薬は服用できるの?

以上を踏まえると

○妊娠してから喘息にかかることは珍しいことではない

○妊娠中は喘息の発作の発生を最小限に留める・起こさない必要がある

と言えます。
 

では、どうすべきかというと

○妊娠中にも喘息コントロール及び発作への早期対処が絶対に必要である

のです。
 

こう言うと「でも、妊娠中は薬を服用してはいけないんじゃ…?」と不安になる人もいるでしょう。

しかし、そこは安心して下さい。

妊娠中にも、赤ちゃんに影響のない喘息コントロール薬が存在します。
 

特に吸入薬のうち、喘息治療薬の要であるステロイド剤については、赤ちゃんに対する影響はないとされており、更に言うならば、もともとステロイドは体内でも分泌されているホルモンと同じものです。

ですから、まず妊娠が分かった時、逆に妊娠中に喘息に罹った時には、その旨を医師に申告すれば、症状に見合った、かつ赤ちゃんに一番影響のない薬を処方してもらえるのです。

逆に絶対にしてはいけないのが、自己判断で薬を辞めることです。
 

もう一点、妊婦さん故の悩み・疑問点として、

○赤ちゃんに喘息が遺伝するか

を気にしている人もいることでしょう。

これは”親のアレルギーが子供に遺伝するか”という疑問と同じことなのですが、赤ちゃんに喘息そのものが遺伝することはありませんから、これも安心して下さい。

(ただ、親がアレルギー体質を持っていた場合、赤ちゃんにアレルギー体質が遺伝する可能性はあります)
 

妊娠中に喘息発作を起こさないためには

妊娠中に喘息の発作を起こさないために、住環境を整えるのも、重要な要素だと言えます。

喘息発作の原因となりやすい、埃などのハウスダストが溜まらない・発生しないような家具や寝具にしたり、掃除はこまめにする、ペットがいるならばブラッシングやシャンプーをマメに行うのもいいでしょう。
 

同時に、日々の体調管理はしっかりと行い、体が冷えたり風邪をもらってきたりしないよう、マスクなどを着用して自衛するのも重要です。

住環境にも絡みますが、特に冬などの空気が乾燥する時期には、加湿にも注意を払いたいところです。

ただ、過失のし過ぎでカビが発生してしまうと、このカビの胞子も喘息発作の要因になりますから、加湿を行う時には換気もセットで行うことを忘れないようにしましょう。
 

そしてもう一点、重要なのはストレスを溜めないようにすることです。

喘息発作が起きるのは、上記のような外的要因だけではありません。時に、ストレスがその引き金となることも、決して少なくないのです。
 

妊娠中は、気がかりなことばかりでしょう。

仕事のこと、赤ちゃんのこと、家族のこと、そして喘息そのものも、時にストレスになりかねません。

しかし、そうした心の重圧をこまめに解放して、のびのびとした気持ちを持つことも、妊娠中に喘息発作を起こさないために必要な点であることを、是非覚えておいて下さい。

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