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妊娠初期っていつからいつまで?心拍確認はいつできるのか

2016.11.15

妊娠初期は、自分の体に起きている変化に翻弄される辛さもさることながら、お腹の中の赤ちゃんに対する心配事も一杯な時期です。

この妊娠初期とは、いつからいつまでを指すのでしょう?また妊娠確定に必要な胎のう・胎芽・心拍確認が可能なのはいつからなのでしょうか?

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妊娠初期とはどんな時期?心拍確認が出来るのはいつ?

妊娠に気付くタイミングは、人それぞれです。

例えば、妊活をしていて、自分の排卵日から生理予定日までばっちり把握している人であれば、妊娠検査薬が使用可能になる時期に入ってすぐ検査で分かるでしょうし、そうでない人は、生理が遅れていることや、妊娠によって引き起こされる体調の変化から気付くこともあります。

やはり多くの女性が妊娠に気付くのは”妊娠初期”と言われる期間であるようです。
 

妊娠期間は初期、中期、後期と3つの期間に区切られており、このうち妊娠初期とは、妊娠4週目から妊娠15週目までの期間を指します。

妊娠初期は、とにかくナイーブな時期です。

つわりの症状もさることながら、女性の体が出産に向けて、大きく作り変えられる時期でもあるため、肉体的にも精神的にも安定しない日々だと言えます。
 

ただ、ナイーブなのは女性――お母さんだけではありません。

お腹の中の赤ちゃんも、急速な成長している時期であり、(どの期間も大切ですが)一番大事で、一番脆い時期でもあるのです。
 

この妊娠初期とは、具体的にいつからいつまでの時期を指すのか。

そして妊娠確定に必要な胎のう・胎芽・心拍確認が出来る時期、そして流産の可能性の有無など関して見ていきましょう。
 

妊娠初期って実際はいつからいつまで? 妊娠月数・週数の数え方

まず、妊娠期間の数え方について把握しておきましょう。
 

まだまだ多くの人が勘違いしていますが、妊娠0週0日目は”最終月経の開始日”を指します。

この日を起点にして数え、

●妊娠1ヶ月

0週目:0日目(最終月経開始日)〜6日目(最終月経終了日)

1週目:7日目〜13日目

2週目:14日目〜20日目

3週目:21日目〜27日目

●妊娠2ヶ月

4週目:28日目〜34日目

――と、なるわけです。
 

ですから、妊娠初期の最初の週、妊娠4週目とは、妊娠月数でいうところの妊娠2ヶ月目の1日目、最終月経の開始日から数えて28日目以降になるのです。
 

ここで、「でも、私の生理日数は6日ではないし、周期も28日じゃないわ」と思う人が大多数でしょう。

それもそのはず、この数え方はWHO、世界保健機構の定義に則り決められたものです。

・1週を7日

・正常な妊娠持続週数は40週、280日

・妊娠月数のひと月は28日(4週)

・排卵日(受精日)を14日目とする
 

例え生理周期が28日でなくても、この定義に当てはめて考えるため、実際の生理日数・周期と比べると齟齬が出てしまいます。

妊娠0日とは言っても、実際はその日は生理開始日にあたるわけで、現実ではまだ受精すらしていない状態ですし、同じく妊娠○ヶ月目、と言っても、実際のカレンダー通りの月を示すわけではないため、混乱してしまう人が後を絶たないのです。
 

自分の妊娠週数が把握できなくても大丈夫!

もし、生理周期が28日ぴったりで、誤差がない人であれば週数の計算は簡単ですが、誰もがそうではありません。

ですから実際に自分が妊娠何週目か判断できずに困るのでは?と考えてしまうかもしれませんが、大丈夫です。
 

産婦人科での妊娠検査を行う際、必ず”経膣エコー”というものが行われます。

妊娠5週目以降であり、かつ正常に受精卵が着床・成長していれば、このエコーにより、”胎のう”が確認できます。

胎のうとは、子宮内膜に着床した卵子がつくる赤ちゃんを包む袋状の空間です。

この大きさや、その内部に”胎芽”(後の赤ちゃんとなる細胞の固まり)があるか、また胎芽の大きさはどの程度かによって、+-数日程度で、現在の妊娠週数・日数を計ることが、現在では可能になっています。

また、性交のあった日などからも、逆算して計算することもできるのです。
 

実際、恥ずかしながら筆者も、当時生理周期がバラバラの生理不順を抱えており、いつが排卵日だったか分からない状態でしたが、経膣エコーによる診断で医師に日数を計算してもらい、その時点で妊娠6週目であること、そして出産予定日についてもその場で教えてもらうことが出来ました。
 

ただ、現在はまず妊娠検査薬でセルフチェックを行うのが主流ですが、例え妊娠検査薬が陽性であっても、病院でのエコー検査で胎のう・胎芽と心拍確認が出来ない限り、医学的な”妊娠確認”とはなりません。
 

妊娠の確定にどうして心拍確認まで必要なの?

何故、妊娠検査薬や、病院での尿検査で陽性反応が出ても、エコー検査での胎のう・胎芽と心拍確認が必要になるのでしょうか?

これは、妊娠超初期から初期にあたる期間は、非常に流産の可能性が高いことが理由になっています。
 

そもそも、受精という事象自体がとても確率の高いこととは言えず、状態のいい精子と卵子とであっても、成功率は1割から2割程度です。無事に受精卵となっても、細胞分裂を繰り返すうちに成長が止まってしまうことも、決して珍しいことではありません。
 

特に、着床後、胎のうの確認前に着床が続かずに生理が起きてしまう”化学流産”の発生率は非常に高く、医学的なデータでは健康的な20代の女性でも半数の人が経験していると言われています。

化学流産は、流産と名前がついてはいますが、医学的には流産に含まれません。また、普通の生理とそう変わりがないため、気付かずに普通の生理と考えてしまうことがほとんどです。
 

それだけに留まらず、胎のう確認後、妊娠12週までに起きる”初期流産”も、1割から2割という確率で起きることであり、決して低い確率であるとは言えないのです。

中でも、妊娠2ヶ月――ちょうどエコーによる胎のうの確認、心拍確認が出来る時期に起きる流産は、全体の半分に至るほどです。
 

また、子宮外妊娠、胞状奇胎などの異常妊娠と呼ばれる状態のときにも、妊娠検査薬は陽性反応を示します。
 

こうした可能性を排除するために、エコーにより子宮内に胎のうと胎芽が確認できるか、週数に準じて成長して心拍があるかといったことが妊娠確認のために必要になっているのです。
 

妊娠初期の妊娠検査で心拍確認が出来ない! 何が原因?

先にお伝えした通り、産婦人科での妊娠検査では、まずエコーや尿検査の他、医師との問診で妊娠日数を推定します。

そのため、尿検査が陽性なのに、エコー検査で胎のうや心拍が確認できない場合には、1週間ほど時間を置いて、再度受診をすることになります。
 

このような状況が起きる時は、

・妊娠週数が5週未満

・妊娠週数を数え間違えている

・成長が止まってしまった(流産)

・子宮外妊娠

・その他の病気

の5つのケースに分類できます。
 

妊娠週数が5週未満では、まだ受精卵の成長が胎のうを作るまでに至っていないため、エコー検査をしても確認できない可能性が高くなります。心拍確認も同様で、6週未満で聞こえることはほぼありません。

特にフライング検査をした人や、普段から生理周期が不安定、基礎体温の管理がおざなり、最近ストレスに悩まされている――という”自分が思っているよりも排卵日が遅れてしまっていた”可能性が大いにあります。
 

妊娠週数が例えずれていても、その後の発育具合から修正が入ることは珍しいことではありません。

ですから、何か不安な症状が出ている――出血がある、腹部に痛みがある等の不調がないのであれば、まず”推定6週以降”に妊娠検査を受けるほうが、自身の負担や受診料の無駄にもなりません。
 

それでもやっぱり心拍確認が出来なかった時は…

1週間から2週間、医師の指示通りの日数後に再検査を受けても、やはり胎のう等の確認が出来ない場合は、稽留流産の確定、または子宮外妊娠などの異変がないかの検査をすることになります。

異常妊娠の代表とされる子宮外妊娠は胞状奇胎が起きていた場合も、妊娠の継続は残念ながら不可能になります。

特に危険なのが、子宮外妊娠です。

人間は子宮以外の場所(ほとんどが卵管で発生します)で子供を育むことは出来ません。しかし、受精卵自体はどんどん成長してしまうため、放置したり気付くのが遅いと、体内で破裂し、女性の命をも奪いかねません。
 

流産というと、どうしても「自分が無理をしたから」と自分を責める女性が多くなります。

ただ絶対に覚えていて頂きたいことは、、化学流産も初期流産も、明らかに母体に異常があった(事故などでお腹を強く打った等)場合を除き、8割は受精卵側に原因があります。

これは冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが、染色体異常による”自然淘汰”です。
 

待ち望んでいた人でも、予想外だったという人でも、お腹の中で命を育めなかったことは、大きなショックになるのは当然です。

しかし、どんなに医療が発達した現代であっても、この自然淘汰は防ぐことは出来ないことです。

無理に割り切る必要はありませんが、的はずれなことで自分を責め続けることだけはしてはいけません。
 

妊娠初期は心配事ばかり。でも、心にゆとりを持つようにしよう

無事に胎のう・胎芽・心拍確認が出来て初めて、医師から妊娠確認の診断が降り、妊娠届を発行してもらうことになります。

これを住んでいる自治体の役所に提出して、初めて母子手帳やその他補助券の発行などが行われます。

母子手帳を手にして、ようやく実感が湧いた、という人も少なくありません。
 

ただ、しかし心拍確認がされた後も、妊娠初期である12週目までは、流産の可能性が他の時期よりも高い時期であることには代わりありません。

一部では、心拍確認が出来た後では流産の可能性がぐっと減る、という話もあります。

これは、心拍確認=心臓が形成される頃には、他の重要な体の器官の元も形成できてきていることが主な要因でしょう。

それでも、まだ赤ちゃんも母体も、ナイーブな時期。決して無理をするようなことはしてはいけません。
 

もし気がかりなこと――下腹部に痛みを感じたり、少量でも出血したりといったことが起きた場合には、すぐに産婦人科を受診するようにしましょう。

またマタニティマークの使用や、常に母子手帳を持ち歩くなどして、万が一の時のために準備しておくことも必要です。
 

まだまだ気が抜けない妊娠初期。つわりが始まり体は辛い、それでもやらなければいけないこと――日々の仕事、家事、産院の決定などが山積みで、心も体も休まらない!という人もいるでしょう。

そんな時はパートナーや家族に頼ったり、周囲の人の助けを受け、少しでも心と体を休める時間を作りましょう。

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