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妊娠糖尿病で胎児が低血糖に!? どんな症状に注意すべきか

   

妊娠糖尿病で胎児が低血糖に!? どんな症状に注意すべきか

妊娠糖尿病は、実はどんな妊婦さんでも罹る可能性のある病気です。

それでもこの病気が赤ちゃんにもたらす影響は大きく、低血糖症やその他にも重篤な命に関わる症状を伴う恐れがあります。

そんな妊娠糖尿病を避けるためには、どうすればいいのでしょうか。

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妊娠糖尿病とは?赤ちゃんが低血糖になるとどんな症状が出るの?

妊娠糖尿病は、その症状、そして赤ちゃんのために、妊娠中の女性が気をつけなければならない重大な病気の中の一つです。

「でも糖尿病って、普通の生活をしていれば、そう簡単に罹るものではないでしょう?」

と思う方も多いでしょうが、実は、全体の妊婦さんのうち、約1割は掛かってしまうほど、珍しくないものなのです。
 

そもそも妊娠糖尿病とは、普通の糖尿病とは発病する大本の原因が異なります。

通常の糖尿病――一般的な生活習慣病としての糖尿病は、1型、2型と分けられています。

1型糖尿病

  • すい臓が持つインスリンを作り、分泌する機能が働かず、体内のインスリン量が足りずに起こる
  • 環境・遺伝が原因と考えられているが、現在のところ判明していない。

 

○2型糖尿病

  • 内臓脂肪の増加、運動不足による肥満がきっかけとなり、すい臓から分泌されるインスリン量が足りなくなる・インスリンを使うべき器官(肝臓や筋肉など)がインスリンの作用を受けなくなる
  • 食事、悪い生活習慣(運動不足、暴飲暴食、栄養素の著しい偏り)、ストレス、加齢が原因となるケースが多い

日本人の糖尿病患者のうち9割以上が2型

 

これ等と比較し、妊娠糖尿病の大本の原因は”妊娠すること”であるため、単に生活習慣に気をつけているだけでは、発症が防げないものなのです。

また、妊娠糖尿病が悪化すると、胎児にも影響が及び、新生児低血糖症など重大な病気を引き起こす可能性があります。
 

そもそも妊娠糖尿病とはどんな病気?

では、どうして妊娠糖尿病が起きるのでしょうか?
 

妊娠中の女性は、本人が意識しなくとも生物として体が自然に、胎児を守る・健康に育むために働きます。

その働きの一つが”胎児に栄養を送り届ける”ことです。

当たり前のことのようですが、この作用が妊娠糖尿病を引き起こしてしまうのです。
 

インスリンというホルモンの働きを一言で表すならば、”血液中に流れる全身の細胞にブドウ糖を取り込ませる”です。

食事で得た栄養素は胃腸で分解・吸収されて血液中に流れることになります。この栄養素(ここではブドウ糖:血糖)がエネルギーとなって体中の細胞が作られ、働くことになります。
 

これは胎児にとっても同じこと。かつ胎児はとにかく体を大きくするために、大量のエネルギーを必要としており、そのエネルギーを、胎盤を通じて母親の血液から得ています。

それなのに、母体の血液中の栄養素を母体が全て使ってしまっては、胎児を育むことはできませんね。

そのため、例え妊婦さん本人の体が必要としているインスリンがすい臓から分泌されていても、その働き自体を阻害するホルモンが胎盤から分泌されるようになるのです。
 

この働きが、結果的に、妊娠中の女性の血糖値が上がる原因となり、妊娠糖尿病を引き起こすのです。

なりやすい因子を持つ人はいますが、全くそうした条件に当てはまらない人や、健康管理に気を使っていた人であっても罹る可能性がある病気なのです。
 

妊娠糖尿病と診断される基準と検査方法はどんなもの?

現代の日本の食生活は、昔に比べてずっと栄養価の高い食事が摂れる状況になっています。

しかし、昔から受け継がれてきた人間の体の働きは、こうした食事に慣れていないため、過剰な栄養素が原因で成人病のリスクが高まっているのですが、妊娠糖尿病も例外ではありません。

こうした流れと症状の重大性もあり、妊娠糖尿病は近年、診断基準がより厳しい数値へ見直されました。
 

妊婦健診で行われる尿糖検査において、尿に糖が含まれていないかの検査が行われます。

結果が陽性で、かつその状態が次の検診時にも続いていた場合、血液検査が行われます。

この血液検査の結果で、血糖値が”100mg/dl以上”の数値だった時、糖化負荷試験と呼ばれる更に詳しい検査が行われます。
 

これは、空腹時、ブドウ糖液を摂取後1時間後、2時間後の3回血糖値を計り、以下の3項目中1項目でも当てはまれば、妊娠糖尿病だと診断されます。

  • 空腹時の血糖値:92mg/dl以上
  • 摂取後1時間後の血糖値:180mg/dl以上
  • 摂取後2時間後の血糖値:153mg/dl以上

この検査で妊娠糖尿病と診断された時には、悪化しないための治療が始まります。

治療内容は、基本的に通常の糖尿病の際の治療法とさほど変わりはなく、”食事療法”と”運動療法”が基本になります。

ただし、そこは妊娠中の女性に対しての治療ですので、通常の治療よりも慎重な医師の指示を受けつつ進めていく必要があります。

それでももし治療の効果が出ないような場合には、管理/教育入院をすることになります。
 

妊娠糖尿病で赤ちゃんが低血糖!? その症状は

では、この妊娠糖尿病が胎児に対してどのような影響を及ぼすのでしょうか?
 

妊娠が由来で母親側のインスリンの働きが弱まっても、実際に血液中に流ている血糖の量は十分に存在している状態です。

そうなると、胎児側に対して過剰なブドウ糖が供給されてしまうことになります。

胎児もその体の中で、血糖を消費して体を作るため、自身のすい臓からインスリンを分泌するのですが、過剰な血糖の供給を受け続けると、このインスリンの分泌量が通常よりも多い状態が続きます。
 

ですが、やがて出生し、母親から切り離されてしまうことで、この過剰な血糖状態が突然終わることになります。

しかし、すい臓のインスリンを分泌する働きは急に止まることができませんから、急激に血糖値が下がりすぎて”新生児低血糖症”を発症してしまうことになります。
 

この新生児低血糖症は、早産や低体重児の場合にも起こり得るものですが、生まれてから数時間から翌日の間に発症します。

症状としては、全身の震えや痙攣、異常な泣き声、脈が速い、低体温または発熱、無呼吸、母乳を飲む力が弱い、元気がないなどを示すケースもありますが、無症状のこともあります。
 

母親の妊娠糖尿病由来の新生児低血糖症は一過性のものではあり、糖分の補給(母乳やブドウ糖液の点滴)を行うことで回復していきますが、発見が遅くなった場合には、予後が悪く、脳に障害が発生する可能性があります。
 

妊娠糖尿病が原因の低血糖症以外の赤ちゃんへの影響と症状は?

新生児低血糖症以外に、妊娠糖尿病が原因となる赤ちゃんの影響には、以下のようなものが挙げられます。
 

巨大児

 栄養が多く供給されすぎたため、体が大きく育ちすぎた――出生時体重が4000gを超える場合の赤ちゃんを指します。

 体が大きいため、自然に難産になりやすく、また出生後に様々な合併症を起こす可能性が高くなります。

 更に成長が進みすぎ、肩が頭よりも大きな幅になり、産道に引っかかる”肩甲難産”という状態になると、赤ちゃんの腕の骨折や麻痺、母体側の産道裂傷が起きる可能性が通常よりも高くなります。
 

発育不全・先天性奇形

 胎盤の機能が低下してしまい、発育に遅れが生じ、低体重や未熟児、あるいは障害が生じるリスクが高まります。

 また特に妊娠初期のうちから妊娠糖尿病を発症し、その度合が悪いほど、先天性奇形が発生する確率が高くなることがわかっています。

 発生箇所に傾向はなく、あらゆる体の部位で起きる可能性があります。
 

胎児ジストレス

 以前は胎児仮死と呼ばれていた症状で、子宮内において呼吸・血流の循環に問題が生じている状態を指します。

 勿論、酸素量が減る、血流が滞ることは命に関わることですので、急に胎動が感じられなくなったなどの異変に、十分注意しなければならなくなります。
 

他にも流産・早産のリスクが高くなるほか、高ビリルビン血症、低カルシウム血症、多血症といった、時に重篤な状態を引き起こす血液系の合併症を伴う可能性があるのです。

更に普通の人に比べ、将来的に2型糖尿病を発症するリスクが高くなると言われています。
 

妊娠糖尿病の発症リスクが高くなる因子とは?

どんな女性でも妊娠糖尿病になる可能性を秘めていますが、それでも以下のような発症しやすい因子を持つ人は、特に注意をしなければなりません。

  • 親族に糖尿病の罹患者がいる
  • 妊婦自身が出生時に巨大児だった
  • 35歳以上
  • 肥満体質
  • 妊娠して体重が急激に増えた
  • 妊娠高血圧症候群を発症している
  • 過去に巨大児の出産経験がある

※妊娠前から妊婦自身が糖尿病の場合は、”糖尿病合併妊娠”と呼ばれ、妊娠糖尿病とは区別されます。
 

妊娠糖尿病は、一般的な糖尿病と異なり、インスリンの働きを阻害している胎盤が排出される=出産後には自然完治することがほとんどです。

しかし、一度妊娠糖尿病を発症していると、母親自身も将来的に中高年になってから2型糖尿病を発症するリスクが高くなることが分かっています。その割合は、約半数にも上ります。
 

困ったことに、妊娠糖尿病は、初期ほど自覚症状が分かりづらく、妊婦健診による尿検査において、尿糖反応が陽性に出て初めてこの病気の存在に気付く人が少なくないのが現実です。

そして、進行してから出て来る自覚症状も、以下のように一見妊娠に依るものか、それとも妊娠糖尿病のものによるか判断のつかないものが多いのです。

  • 体重の急激な増加
  • 喉の乾き
  • 頻尿
  • 疲労感

ただ、理由は分からずとも「太り過ぎないように」、「つわりが過ぎたら食生活はしっかりと」、「無理のない範囲で体を動かすこと」――等、”妊婦の心得”として一般常識になっていることが、そのまま妊娠糖尿病の予防に繋がります。
 

妊娠糖尿病を避けるには、どんなことをすべきか

もし1回の妊婦健診で尿糖が出たとしても、それが即妊娠糖尿病に繋がるわけではありません。

例えば妊婦健診前に甘いものを食べた、というような状態で尿検査を受けると、ほぼ確実に尿糖検査で陽性反応が出ます。

その陽性反応が妊娠糖尿病によるものなのか、そうした出やすい状況だったかは、自分自身のそれまでの生活習慣を思い起こせばある程度予測は出来るでしょう。

ですから、一度尿糖が出た時点で、自分の生活習慣を見直し、妊娠糖尿病を発症することを回避するべきだと言えます。
 

ただ、ブドウ糖は人間が生きていく上で、そして胎児にとって大切なエネルギー源です。

単に炭水化物を食べる・食べないで考えるのではなく、血糖値が上がりづらい食べ方や食べ物を選ぶようにしましょう。

揚げ物や油分を多く含む食材は出来るだけ避け、食物繊維や葉酸を多く含む野菜や魚といった、いわゆる昔ながらの日本食を選んだり、砂糖をふんだんに使ったスイーツは控えるなど、食生活の見直しはどの妊婦さんにも重要です。
 

もう一点、妊娠糖尿病を避けるために必要なのは、適度な運動です。

切迫流産や前置胎盤、関節痛など、絶対安静や休養が必要な場合を除き、毎日30分程度のウォーキングや、マタニティクラスを開いているヨガやスイミングで体を動かすのもいいでしょう。
 

そして一番大事なのは、主治医とよく話し合い、自分はどのように妊娠糖尿病を回避したらよいか、指導を受けることです。

赤ちゃんのため、そしてその赤ちゃんと一緒に健康に暮らしていく自分自身ために、健康な妊婦生活を維持しましょう。

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