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ADHDの人が仕事に就くとしたら?32歳という年齢での挑戦

2016.11.15

今やADHD(注意欠陥・多動性障害)という言葉は周知されてきました。

詳しく知らなくても、なんとなく「大変そう」という理解はされています。

でも実際仕事をするとなると、特に32歳という年齢の場合、中々苦労が多くなります。

でも挑戦する価値はあります。

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ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは?

人によって、症状が様々で一概には言いにくいのですが、大きく3つの特徴に分けられます。

一つ目は「不注意」です。

忘れ物や遅刻が多い、整理整頓が苦手、集中力が継続できないので、人の話を聞いてられません。同時に別の事を平行して出来ないため、段取りを組むのは苦手な人が多いです。

二つ目は「多動性」です。つまりじっとしている事に耐えられません。

子供のうちは授業中に立って歩いてしまうとか、大人になると貧乏ゆすりや体の一部を無意識に動かしてしまいます。

三つ目は「衝動性」です。

やりたいと思ったらそのまま行動に移ってしまいます。だから順番を待つのが苦手。子供のうちは気にいらないとそのまま暴力行為になってしまう事も。大人になると、思った事をそのまま口にしてしまうので、人間関係でトラブルを招きやすいのです。

これらの症状のどれが強く表れるのかは個人差があり、またそれぞれの症状が混合して現れることもあります。これらの特徴も年齢に応じて変化をしていくと言われています。

ADHDが就きやすい仕事とは?

「ADHD」と言うと、「仕事が出来ない人」と誤解されていますが、そんな事はないのです。中にはその特徴が、素晴らしい業績と結びつくこともあります。ただ苦手分野が明確なのと、汎用性が低いのが問題と言えば問題です。

ADHDの特性で言えば集中力がすごいのです。でも前項の特徴には「集中力が継続できない」というのがありました。しかし自分の興味のある分野に関しての集中力は素晴らしくあるのです。ただ興味のない事に関して集中することが出来ないという意味なのです。

そして衝動的という特徴は「行動的」とも言い換えられます。ADHDは閃きや感性がすぐれているという声もありますから、それを実現する力があるというのはとてもすごい事なのです。

そういった点を考えると、向いている仕事は、研究職や技術者など特定の分野に秀でたタイプの職業です。過去素晴らしい業績を残した数学者の中には、ADHDではないかと言われている人もいます。また、感性がすぐれているのでデザインやアート系の仕事に向いているともいわれています。

ADHDの人が32歳で仕事するとしたら‥

実はADHDだったという人は少なくありません。

それまで気が付かずに暮らしてきて、でも他のみんなと比べると何か自分は違う、何もかも上手くいかないという苦しみを抱えて生きています。

診断されてホッしたなんて声もあります。

今までの自分の苦しみは全て病気のせいだったという理由が明確になったからです。

しかし、ADHDというのは周囲の理解がないとどんどんと症状が悪くなるそうです。中には、頑張って就職したけど、仕事が出来ずに引きこもってしまったなんて人もいます。

しかしいつかは自分で自分の人生を生きなくてはいけません。32才でも遅すぎる事はありませんのでぜひ仕事に挑戦してみてください。

確かに32歳という年齢で職歴もないと就職は苦労する事もあると思います。ハローワークでは自分がADHDである事を説明して、相談してみましょう。

前述したようにこの病気は周囲の理解がないと大変つらいものとなります。今は「障害者雇用制度」もありますので上手く活用してください。

32歳での就職への挑戦

前述した「障害者雇用制度」ですが、これは病院でADHDである診断を受けた上で、精神障害者保健福祉手帳や療育手帳を取得する必要があります。

「障害者雇用制度」というのは、簡単に言えば会社で障害者雇用促進のために、障害者枠を設けている会社があります。その会社は障害者を雇用すると国から助成金をもらえるわけです。

もちろん通常の雇用枠を目指して就活してもいいのですが、チャンスは多い方が得です。仮に通常の雇用枠で就職できれば、自分が障害手帳を持っている事を報告する義務はないのです。

その際自分が苦手な分野は覚えて置いた方が得です。

一般的にADHDの人は、仕事の段取りやマルチタスクが苦手と言われています。また単純な繰り返し作業は興味がない分野だと、集中力が続かない事もあります。そしてルールや時間を守るのも得意ではないので、事務職やデスクワークの多い仕事、工場で同じ作業を繰り返したり、製品の検査をするような仕事は避けた方がいいでしょう。

ADHDの人が仕事をこなす方法とは?

自分の苦手分野の仕事につかないのが一番ですが、とはいえ今どんな仕事も多かれ少なかれ、単純作業やデスクワークは熟さないといけません。

まずは「忘れっぽい」対策が必要です。

納期を守らない、約束を守らないというのは人との信頼関係に問題が生じます。覚えるのが苦手であればメモを取る習慣をつけましょう。

言われたらその場で書くというのを徹底させます。そして、メモや手帳や常に手元に置き、定期的に見直して、本日の納期の仕事がないかどうか、約束はないか確認しましょう。

仕事の段取りもやはり仕事をする上では避けられません。優先順位がつけるのが苦手であれば、まずは単純に納期順にしていきましょう。そして他から仕事を頼まれたら、その都度上司に対して、どれを優先させるべきか確認していきます。

少々面倒ですが、忘れない対策です。複数の仕事が同時に来た場合は、パニックを起こさずに必ず他の人に相談をする事です。自分でなんとかしようとすると後からさらに面倒になる事もあり得ます。

また閃きや行動力は仕事をする上で大変な財産です。それを上手く生かして、頑張ってください。

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