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ADHDの子供が保育園で生活する際に気を付ける事4つ

2016.11.15

ADHDの子供が保育園で生活するとなると、保護者の方が自分の子供がきちんと団体行動ができるのかを心配するでしょう。

また自分のクラスにADHDの子供が入るとなると先生もそれなりに対応を考えなくてはいけません。

子供がなじみやすいように気を付ける点を4つご紹介いたします。

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ADHDの子供について良く知ろう

ADHDと言っても、その症状は子供によって色々です。いくつか明確な特徴はありますが、そのすべてに当てはまるという子もいれば、ほとんど当てはまない事もあるそうです。

一般的に、ADHDの子供の特徴と言えば、不注意、多動性、衝動性という言葉に表されることが多いです。不注意というのはつまり集中力がない、集中力が持続出来ないという事です。自分が興味のある事は集中するのですが、そうでないものについては、集中できません。そのため、忘れ物が多い、説明しても理解できないという事があります。

多動性というのは、じっとしていられないので、椅子から立ち上がったり、部屋の外へ行ってしまったりします。この理由のひとつに、ADHDの子供は変化を嫌う傾向があるため、急な変化による一種のパニック症状で落ち着きがなくなる事もあるのです。

そして衝動性ですが、例えば自分の思い通りにならないと時には物を投げたり、一緒のクラスの子や先生に暴力をふるってしまう事もあります。

ADHDの子供の保護者と定期的に面談を実施

保育園の先生は、子供の日中の様子を連絡ノートに記載します。そして保護者がそれを読んで、子供の日頃の生活を把握する訳ですが、ADHDの子供場合は、それだけでは足りないこともあります。

まず、担当の子供がADHDで特にどういう事が苦手なのか嫌うのか、どいう事が得意なのかという事を良く親から聞いておきましょう。知っていると知らないとでは対応が段違いに違います。

親とは出来れば定期的に面談をして、その子の様子を伝えながら、その都度今後の方針を話し合うべきです。

恐らくADHDと診断された子供であれば、療育センターにも定期的に通っていると思いますので、そこで先生がされている療育方針を聞いて、保育園で実施できる場合はそれを実施してみましょう。

子供が混乱するのは、いつもどこでも言われることが違うからです。出来ればその子に関わる周囲の人間は、同じ方針や対応を共有しましょう。それは保育園の他の先生方も一緒です。親から情報を共有された時は、保育園に他の先生方へも伝えて、同じ対応が出来るようにしましょう。

ADHDの子供が保育園に入園したら

ADHDの子供は、変化を嫌う子が多いです。そして、変化に順応するには、他の子よりも何倍も掛かります。そのため、予め心の準備をさせてあげるといいでしょう。

まず入園したての頃はもしかしたら部屋に入れないかもしれません。なぜなら入ったことのない場所であり、見たことのない部屋ですから。ADHDの子供でなくても緊張する時期です。

簡単なハードルをいくつか作ってあげて、出来るたびに褒めてあげましょう。例えば、教室の入り口まで来れた、ドアを触った、ドアを開けた、教室の中に入れた。という風にです。そして、出来なかったことよりも、出来た事を褒めてあげます。

どんな子供でも褒められればうれしいのです。認めてもらえる事はその子の自信にもつながります。

そして、無事教室に入れるようになったら、毎朝1日の予定を必ず伝えてあげましょう。先に何をやるかを知ることで、子供はその出来事に対処しやすくなります。1度伝えても中々理解できない事もあるので、折々に説明してあげることで安心することができます。

保育園で集団行動のルールを覚えてもらうには?

ADHDの子供の特徴に耳からの情報を覚えにくいというのがあります。そのため、これからする事を目で見える形、つまり絵などで表現してあげると理解しやすくなります。

また、指示が複雑だったり、曖昧だったりするとなかなかルールが覚えられません。例えばいくつかの工程を経なければ行けない場合は、まずひとつ指示してあげて、それが出来てから、さらにまた指示をするという風に工程を分けてあげると、本人も理解しやすくなります。

また、前述した通り、ADHDの子供はどうしても変化を嫌い、すぐに自分を切り替えれません。そのため、他の子と比べて、何か先生の指示に対して、すぐに反応できないことがあります。そういう時は、「他の子を見てごらん。ああいう風にやるんだよ」と視覚に訴えて指示してあげると、切り替えられる場合もあります。

そして、同じ事を何度も何度も繰り返すことです。ADHDの子供は他の子よりも、ゆっくりしたペースで色んな事を身に着けていきます。できるようになったら褒めること。そしてまた一つ身に着けていくという方法でルールを身に着けていきましょう

保育園で癇癪を起して暴れた時にとるべき対応

暴れたり、癇癪を起している時に何を言っても耳に入りません。他の子に被害が出ないように、部屋の隅か別室に連れて行って、先生の一人が落ち着くまでそばにいてあげましょう。

何か対応するのはその後です。

多くの場合、自分のしたい事が出来なかったという事が多いでしょう。また、慣れない
事をした時不安からパニックになり癇癪を起こすこともあります。

もし自分がしたい事を通したいために癇癪を起した場合は、怒っても意味がありません。しかし、その我を通してしまうと、ルールが身につかないので、そのラインはきちんと守るようにしましょう。

よく勘違いされるのは、本人がわがままだからという誤解です。しかし、辛いのはその子本人です。なぜなら自分で自分の衝動を制御できないからです。慣れない自転車に乗って制御できないのと同じです。自転車に振り回されて、あちこちにぶつかっているようなものなのです。本人だってきちんと自転車乗り熟したいのです。そこを理解したあげた上で、何度でも何度でも、身につくまでルールを教えてあげましょう。

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