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この汗の量は異常?汗で悩んでいる場合は何科に受診すべきか

2016.11.15

汗を流す事は推奨されているのに、なぜか汗っかきは敬遠される社会。

好きで汗をかいている訳へはないのに、異常ともいえる量の汗をかいている場合、この汗はどうすれば止められるのか?

何科を受診すべきか悩んでいる人にご説明いたします。

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異常に汗をかくのは病気?

汗をたくさんかく事を「多汗症」と言います。

全身的に汗をかく人を全身多汗症、特に手や脇、顔など部分的にひどく汗が出ることを局所性多汗症といいます。

代謝のいい人も大量に汗をかきます。しかし代謝のいい人の場合は、例えば食事をしたり、気温が高かったりなどの理由がはっきりしていますが、多汗症の人の場合、食事をしたり、気温が高くなくても大量に汗をかきます。

多汗症の原因ははっきりしていませんが、全身性多汗症の人の場合は病気が原因という可能性もあります。局所的多汗症の場合は、精神的な緊張がきっかけになる事が多いようです。

そもそも汗は交感神経により、発汗が促される訳です。必要以上に汗をかくのは、この交感神経が精神的なものか、またはほかの病気の影響で、バランスが乱れたために起こっている現象です。

またこの多汗症はどうしても、日常生活に影響を及ぼします。そのため、これが原因でうつ病になる人もいるくらいなので、たかが汗といっても当人にとってはかなり深刻な問題なのです。

多汗症の診断基準は?

これは明確に定義されています。
まずは25歳以下で症状がでた事です。なぜなら更年期障害の症状にも「突然、大量に汗をかく」という症状があるからです。しかし更年期障害は、大量に発汗するメカニズムも違うことから多汗症とは別の物であるとカテゴリされます。

そして、睡眠中は発汗が見られないこと。

つまり、夜大量に汗をかく人は多汗症というよりも汗っかきという事になります。

また、左右対称に症状が出ているのが特徴です。体の片側だけとか、右手だけというようなものは多汗症ではなく、別の病気になるようです。

そして、週に1回以上何か汗をかくことにより、日常生活に支障が出たり、家族にも同じ症状がある場合も当てはまります。

これらが全て当てはまらなくても、2項目以上当てはまり、かつ6カ月以上継続した症状がみられるのであれば、多汗症の可能性が高くなります。

汗の量によっても、軽度か重度が見極めることができ、滴り落ちるような汗をかくのであれば、重度と言われます。

異常な汗をかくときは何科に受診すべき?

前述したように、精神的なものの場合と病気の影響の可能性があります。まずは、多汗症を専門にしている皮膚科などをオススメします。

多汗症でも重度にカテゴリされる人が80万人もいると言われているために、いくつか専門の病院もあります。

もしかしたら、皮膚科では治療できない病気が原因の事もあります。しかし、それは検査など症状をみてみなと判りません。もし皮膚科で治療が無理な場合は、また別の病院を紹介してもらえばいいのです。

お近くにそういった多汗症専門の病院がない人は、総合病院などがいいでしょう。皮膚科や内科、心療内科などがある病院であれば、皮膚科では原因がわからなくても、他の病院に行くよりは、同じ病院内なので、受診も情報交換もはるかにスムーズになるでしょう。

多汗症というのは治らないものではないのです。もちろん個人の体質というとこともありますが、適切な治療で完治する可能性のある病気です。

我慢するよりも、自分にあった病院を見つける方に努力しましょう。

発汗異常は何科でどんな治療がされるのか?

多汗症の原因によって治療方法は違いますがここではいくつか代表的なものをご紹介します。

塩化アルミニウム溶液を局所的に汗をかく部分に塗る治療方法があります。

塩化アルミニウムには発汗を抑える作用があるため、これを脇や手、足など発汗のひどい箇所に塗ります。重度の場合は、手や足に手袋や靴下とつけて、塩化アルミニウム溶液をしみこませて、その上からさらにラップなどを巻いて、効果を上げる方法が取られます。

ただし、一時的に発汗を抑えてくれるだけで、根本的な治療方法でないため、定期的に治療を行わなければいけません。

また思い切った方法として交感神経を手術で汗が出ないように遮断してしまう治療方法もあります。特に手のひらに汗がひどい人向きです。手術自体も短時間で終わり、入院する必要もありません。

一度手術すれば、その効果は充分に現れますが、ただし、副作用として頭痛や、他の部位にたくさん汗をかく可能性があるそうです。また手術後は、手が乾きやすくなるために、ハンドクリームが必要になる事もあります。

自宅でもできる多汗症治療

多汗症や汗っかきの人はすでに制汗剤を日頃から使っている人もいると思います。

ドラッグストアでも制汗剤のコーナーはかなり大きくとられています。制汗剤はどれも一緒という訳ではなく、メーカーもそれぞれ色々と開発を繰り返しています。

中でもオススメなのは、オドレミンという制汗剤です。これは前述した病院の治療で使われる塩化アルミニウムを主成分としています。

もちろん病院で処方された薬の方が効果が期待できますが、中々病院に行く余裕のない人にはおススメです。

また、ミョウバン水なども多汗症の他に、腋臭に悩んでいる人にも愛用されています。

ミョウバン自体はスーパーやドラッグストアで100円ぐらいで売っていて、普段はなすの漬物の色をあせないようにするために利用されています。

ミョウバンは殺菌作用に優れているので、腋臭のにおいの元の細菌の繁殖を防ぐ他、制汗作用もあります。このミョウバンを50gを水1.5リットルで溶かして、空のペットボトルに詰めて一晩冷蔵庫で寝かせると完成です。

ただしこれらの治療はあくまでも一時的に発汗を抑えるだけでの効果である事をご承知の上お試しください。

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