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親が「お金を貸して」と言われて時の子供がとるべき態度

2016.11.15

親に「お金を貸して」と言われる事があると思います。

もちろん子供としては、親に育ててもらった恩があるので、助けたいと思います。

でも待ってください。初めの段階できちんとしておかないと後で痛い目に遭います。

きちんとした態度で対応に当たってください。

親にお金を貸してと言われた場合の考え方

まずそのお金は返ってこないと考えましょう。

親に「返さなくていい」という必要はありませんが、その覚悟は必要です。でないと精神衛生上大変よくありません。

親の性格にもよりますが、子供から借りても「自分が育てから当然」と考える人もいます。

また返すつもりはあっても、経済的に難しい場合、どうしても子供に対して、後ろめたさがあります。まあ恥ずかしいと感じていると言ってもいいでしょう。そして自分が子供に弱みを見せたという事実があり、非常にプライドが傷ついています。

そんな時に「お金を返して」なんて言うと、自分のプライドを守るために逆ギレしてくるのです。他人から言われればまだしも、自分の子供から言われたという事がもう耐えられない訳です。

つまり親にお金を貸しても感謝はされません。もちろん借りる時はそう言いますが、実際は感謝されていません。それを理解した上で親にお金を貸しましょう。そうしないと今後ずっと親の顔を見るたびにイライラする事になります。

親に「お金を貸して」と言われた時の対応

親もお金を借りる時は実を言えば結構プライドが傷ついています。でも状況がそれを許さないから子供に頼んでいる訳なのです。

だからその気持ちだけは理解してあげましょう。

その上で必要な事は確認しなくてはいけません。

まずお金を借りる「理由」と「返済期限」と「方法」です。もちろん親子の間ですから、そんなにシビアにならず「理由はいいから。お金があるときに返してくれればいいよ」と言いたくなりますよね。これなら親のプライドは傷つけませんし、感謝されるかもしれません。

しかしこれっきりにならない可能性があるのです。

ついつい子供は、どこかで親は間違いをするわけがないというような願望があります。親だって人間だから間違いを起こすと頭で判っていても、心が否定しているので、「そんなバカな理由で」というのを無意識に知りたくないと考えてしまいます。

でも判っているように親もまた人間であり、とてもくだらない理由でお金を欲する場合があります。例えば「キャバクラでお姉さんにつぎ込んでしまった」「父親に内緒で財テクが失敗した」などです。

でもこれの根本原因の解決はお金だけではないのです。

何度も「お金を貸して」と親に言われる時の対応

根本的な解決がなされないまま、親の経済状況が逼迫すると、親はまたお金を借りたいと言ってきます。

この辺りは身内の甘え感覚があるので、「返さなくていけないお金」である事は理解していても、「親子なんだからいつかそのうちでいいよね」と都合のいい方に解釈します。逆にお金を返せと要求してくる子供に対して「こっちの苦労も知らずに、顔を見ればお金ばかり言って」という風に子供がお金の亡者か、すごく自分勝手な人間であるというような考え方をします。

恐らく相手が子供でなければ通じる理屈ですよね。「借りるのは前のお金を返してから」というのは。でも親子間のお金の貸し借りは、身内の甘え関係が悪い方に作用しがちです。

だからはじめに貸す時は、「返ってこない」と判っていても、きちんと理由と返済期限と方法を確認する必要があります。また、2回目以降に親の要求に負けて貸さざる得ない場合は、法律的根拠のある「借用書」を作って、きちんと「いつまでに」「いくら返すのか」というのを明確にしましょう。お金を借りるハードルを上げることで、それ以降の要求をしてこなくなるかもしれません。

親にお金を貸すのを断る方法

どう考えても親が貸したお金をロクな事に使わない時や経済的に余裕がない時は、親とはいえお金を貸せない時もあります。

親から見れば、こちらが頭を下げているのに、「お金を貸してくれないなんて!」と思われるかもしれませんが、そういう問題ではないのです。

親には恩もありますし、力になりたいかもしれませんが、自分の人生を犠牲にする必要はないのです。もしできないのであれば、きちんと理由を述べて断りましょう。

例えば結婚式費用や、新居の購入費用、子供の学費など、親に頼る人少なくない中、自分で貯めるのはとてもえらい事だと思います。そういうために貯めているので、難しいと断りましょう。

もちろん親が生活費にも困窮していて、生きるか死ぬかというレベルであれば、子供の援助が必要になりますが、そこは逆にお金の貸し借りの問題ではないはずです。もし子供でも援助が難しい場合は、生活保護に申請するとかそういうレベルの話です。借金では解決しません。

親の財政を立て直す

「武士の家計簿」という映画があります。

これは江戸時代に浪費家の両親を持ったある武士が主人公で、自分の家の財政の立て直しをします。もちろん今と時代が違うので、その通りにやって上手くいくとは限りませんが、参考になります。

お金が無いというのは、どこかに問題があるのですね。収入と支出のバランスが取れていないのです。その原因が親の浪費や経済概念にあるのだとしたら、あなたがいくらお金を貸しても焼け石に水です。

また自営業や会社経営でも同様ですが、会社や店を続けているだけでもお金がかかるというのは本末転倒な状態です。それで子供のお金を借りているのであれば、ほとんど末期症状と言えるでしょう。

その場合、親にお金を貸しても、お金を貸すのを断っても解決しません。根本的な問題を解決する必要があります。

浪費や経済概念の問題であれば、一度きちんと親と話して、収入に見合った生活に変更していくべきです。また店や会社の運営の話であれば、店や会社を閉める事を専門家と一緒に考えるべきです。

親のためと思って提案したことも、親は聞かないこともあります。親にとって自分の人生や考え方を否定された気分になるからです。

どうしても難しい場合は、親と距離を置くしかありません。最終的に人生の責任は自分にしか取れないので、親が決めたのであれば、子供といえども口出しはできないのですから。

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