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貧乏な子供はかわいそうなのか?お金と愛情、その他必要な物

2016.11.15

うちは貧乏だから、子供が生まれても辛いを思いをしてかわいそうだから、子供を産むのを辞めるという考えを持つ人がかなりいます。

今の日本は、真面目に働いても、結婚にも子育てにも十分なお金が無い人がたくさんいます。

貧乏だとかわいそうな子供なのかという疑問と、子供に必要なものをご説明いたします。

貧乏な子供はかわいそう?

家が貧乏だった場合、子供がある程度我慢を強いられます。

それは持ち物だったり、洋服だったり、学費だったりする訳です。

一人っ子が多い時代ですから、経済的に余裕のある家は、子供にお金をかけることができるため、新発売のおもちゃだったり、今流行りのキャラクターの文房具だったり、おしゃれな服を持つことができます。

習い事もやりたい事をする事が出来ますから、子供の可能性が多くなります。

また学校もたとえ医学部のようにお金がかかるところでも、医学部でなくて、普通に私大でも親に経済的余裕があれば、子供は学力次第で自分の行きたいところにいける訳です。

しかし貧乏な家庭に生まれた場合は、そもそも選択肢が極端に少ない訳です。

習い事をしたくても家計に余裕がなければ難しいですし、高校も大学もたとえ公立や国立の所を選択しても、それでも奨学金などを借りなければ行けないケースもあります。

残酷な事実ですが、家庭の財力と子供の学力には相関関係があり、貧乏な家ほど子供の学力が低い傾向にあります。

金持ちの子供はかわいそうでない?

先ほどの「貧乏な子供はかわいそう」という問いに対しては、かわいそうだと言う事が出来ます。ではその逆にあたる「金持ちの子供はかわいそうではないか?」という問いにどう答えるべきでしょうか?

貧乏な子供がかわいそうだという考えで言えば、お金があればかわいそうではないという結論になるので、では「お金持ちの子供はかわいそうではない」という結論になるはずです。しかし、先の貧乏な子供がかわいそうと考えた人も、この結論には疑問を感じるでしょう。

だってお金があってもかわいそうな子供はいるからです。

つまりお金と幸せはイコールではないという事を人は知っています。

お金だけでは幸せになれない事を人は判っているのです。

だから、貧乏な子供がかわいそうと考える人も、お金持ちの子供にもかわいそうな子がいるという事実は否定できないでしょう。

という事はさらにひっくり返せば、貧乏な家の子でもかわいそうでない子もいるとも言えます。つまり子供の幸せはお金のあるなしだけでは測れないという事です。

貧乏がかわいそうだという考え方

何か不足している人は「かわいそう」と考えるのは人として当然の感情です。それがお金だったり、健康だったり、色々あります。

そう感じる事は悪い事ではありません。でもそれは個人の価値観であり、「かわいそう」という事は個人の感想としてもっているべきであり、人に押し付けるべきものではない訳です。

それは親子でも同じです。

親がお金があるから、他から比べればうちは恵まれている、お前は幸せだと子供に価値観を押し付けても子供が同意するとは限らないように、うちは貧乏だけど、愛情があるから幸せよねと言われても、自分の部屋と欲しいものが入る環境の方が幸せだと感じる子供もいます。

それはそれぞれの価値観なのでそれを誰も否定も肯定もする事は出来ません。

ただし「かわいそう」という感情自体、同情していると考えらるため、人にその感情をあらわす時は気を付けたほうがいいでしょう。同情している事を「上から目線である」と感じる人がおり、逆に失礼にあたると思われるからです。

子供に必要なのはお金?愛情?

この問いに対して、多くの人は「愛情」と答えるでしょう。

子供にとっては空気と同じでなければ死んでしまいます。でも、お金は必要ではないかといえば、やはり必要ではあります。

人は生きるには愛情だけでは生きられないからです。食費も生活費も学費もかかります。だからどちらのバランスも大切とも言えます。

仕事に忙しくて、お金はあるけど愛情が少ない家庭もあれば、お金は少ないけど、愛情はある家庭もあります。

これのどっちを幸せかと感じるかは子供次第とも言えます。そして人は多く無いものを欲しますから、愛情が少ない家庭の子はお金よりも愛情を欲しいと思うかもしれませんし、愛情が当たり前のようにある家では、逆にお金がもっとあればいいのにと考えるかもしれません。

だから、子供がどう感じるかというのは、子供自身に問うてみるかないのです。

貧乏だから子供を産まないという人は、子供を不幸にしないために、幸せの可能性も奪っているとも言えます。

答えのない問いに関して、どうするべきか?

「貧乏な子供がかわいそう?」という問いに戻ります。

この問いに答えはありません。人によって感じ方が違うからです。

親が良かれと思ってやった事が裏目に出ることもあり、その逆もあり得ます。そしてそれを見通せる人というのはこの世にいません。

でも人が出来ることはあります。

それは幸せになろうと頑張る事です。

今成功した人の中には、小さい頃貧乏で苦労したけれど、だからこそ頑張れたという人もいます。逆に貧乏だから、希望した大学にも行けずに、自分の思い通りの人生に出来なかったと悔やむ人もいます。

貧乏という事実をどうとらえるかで、その苦労した経験や辛い思いが、自分の糧になったと感じる人もいるし逆にそれが足かせになったという人もいます。

幸せの感じ方は人それぞれです。仮に社会的成功をしなくても、今幸せな人というのは、多くの場合自分の過去を工程している人が多いようです。

しかし自分の境遇を恨んでばかりの人は、壁にぶつかるたびに、自己否定に走り、結果幸せと感じられない事が多くなります。

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