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うつ病かも?でも病院に行きたくない人への受診のススメ

2016.11.15

最近気分が落ち込む、よく眠れない、何をするにも億劫。

典型的なうつ病の症状ですが、それでも病院に行けない、行きたくないと考えている人がたくさんいます。

さて病院にいくべきか?行かないべきか?受診のススメについてご説明いたします。

うつ病で病院に行きたくないという人はどのくらいいる?

うつ病というのは決して珍しい病気ではありません。「心の風邪」と言われるくらいです。

うつ病は、よく眠れない、食欲がない、何をしても億劫と感じる、情緒が不安定になるという症状が継続して2週間見られる場合はうつ病の可能性があるといわれています。

自分自身や会社の同僚にもこのような症状がみられる時ありますよね。つまり、決して珍しい症状でもないし特別な症状でもないのです。

ある医者がうつ病の症状が出ても病院に行かないと考える人の割合を調査したところ「10人中9人」は病院に行かないという結果が出たそうです。

ちなみに2002年の厚生労働省の調査によると、うつ病の人でも4人に一人しか病院へ行かなかったという結果があるそうです。

うつ病の症状が出ても病院に行かないと考えている人は、「一時的だから」と考える人が多く、他には「会社を休めないから」「そのうち良くなるから」「病院に行っても治らないから」という理由が見られました。

うつ病は一時的なもの?

うつ病の原因は「脳の疲労」という考え方があります。ストレスや過度な緊張が続いて、脳が疲労したため、うつ病を発病すると言われています。

そういった意味では、ストレスや過度な緊張状態でなくなれば、確かに症状は改善するはずです。病院に行っても、治療の第一歩は「まず休養」と言われます。

しかし、うつ病の特徴の一つに再発率が高いと言われています。これも研究結果が発表されていて、1年以内の再発率は40〜50%です。5年以内では41〜75%、10年以内で58%、一生では90%の再発率があります。

つまり、一度風邪をひくと、他の人から比べて風邪をひきやすくなるという事です。

そして、これはあくまでもきちんと治療した場合です。

治療しないまま、過度な緊張状態とストレスを受けた状態のまま放置すれば、うつは自然治癒する事はなく、悪化をします。気分を紛らわすために、アルコールやギャンブルに溺れる人も少なくありません。

そして最悪の場合、悪化の果ては「自殺」の可能性があるのです。

うつでも病院に行きたくないと考える人の特徴

うつ病になりやすい人の特徴に「真面目な人」というのがあります。

「仕事を放りだせないから」「今、会社を休むわけにはいかない」

彼らが病院に行かない理由の大きな部分は、仕事に対する責任感です。

真面目な人ほど責任感が強いので、仕事を放り出すことができません。そのために、自分のうつを悪化させています。

でも、どんな会社でもあなたの代わりは必ずいるのです。

その人しか出来ない仕事と言われている仕事も、他の人が分担すれば何とかなる事もあります。そして、多少時間が掛かったり、多少売り上げが落ちたとしても、何とかなります。

そもそもたった一人の人が支えている会社というのは組織として脆弱です。

そして組織の脆弱や問題点は、あなたの業務外ではありませんか?

あなたが仕事を出来ない状況であれば、他に代わりの人をアサインして、仕事を継続させる環境を作るのは会社の責任です。

責任感の強い人ほど、会社自身として考えがちですが、あなたは会社の組織の一員であり、会社経営者ではないのです。だから、あなたはあなたの業務内での責任を背負うべきでそれ以上の責任を背負う必要はないのです。

うつ病の治療において病院は万能薬ではない

うつ病になったら、病院に行った方がいいのは事実です。残念ながら、病院に行って画期的に治ったという訳には行かないそうです。

うつ病の体験記を読んでも、行ってよかったという人もいれば、行かなければよかったという人もいます。それは先生との相性などにもよるもかもしれません。

うつ病というのはとても辛い病気です。だからこそすがる思いで病院に行くのでしょう。しかし、「この薬を飲んだからすべてよくなる」という薬はなく、医者はある程度アドバイスはしてくれるものの、人生を変える一言を聞けるわけでもないし、「割と機械的な対応だった」と感じる人もいるそうです。

またうつ病は再発率の高い病気であるというのは前述しました。人生において90%の再発率という事は、ほとんどの人は再発するとも言えます。

なら、病院に行く意味はあるのか?という疑問はあります。

でも放置しておいていい事は一つもありません。

もしうつが改善する可能性があるなら、まずその可能性を試してもらえればと思います。行ってだめであれば、また別の方法を考えるべきです。

うつ病でもどうしても病院に行きたくない人は?

改善は難しくても、悪化は防ぎたいところです。

そのために、まずストレスと過度の緊張状態から距離を置きたいので、もし可能であれば、会社を休みましょう。1日や2日かでなく、週単位で休まないとあまり意味がありません。でもただ「具合が悪い」という理由でこれだけ休むのは難しいですよね。本来病院に行けば、診断書を書いてもらえますので、それがあれば会社も休みやすいと思います。

まずは仕事のオン、オフをきちんとしましょう。

特に今は会社の携帯が家まで追いかけてきて、家でもメールで仕事をしているなんて人いますよね。思い切って、電源をオフするか、別の部屋に置いておきましょう。気が付かないメールは、返信の必要はありません。

また、仕事は安請け合いをしない事です。

誰かから仕事を頼まれたら、「今抱えている仕事があるから、その後なら可能」という回答しましょう。相手も急ぎの仕事であれば、他の人に回すでしょう。でもあなたはやる気はあったけど忙しくて「今」出来ないと答えただけなので、相手も気を悪くしないはずです。

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