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貧乏な家に子供が多いのは事実?視点を変えると事実も変わる

2016.11.15

貧乏な家庭ほど子供は多いという説があります。

ことわざにもなったこの言葉は事実なのか?偏見なのか?

人によって色々意見があり、諸説あります。

また視点を変えることによって、事実も変わることがあります。

貧乏人の子だくさんの現代的解釈をご説明いたします。

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貧乏人に子供が多いのは何故?

「貧乏人の子沢山」ということわざがあります。

貧乏人は油を買うお金がないから、夜が長いために、やることがないから行為をしてばかりで、結果子供がたくさんになるという意味だそうです。実際ニューヨーク昔大停電があった時は、翌年の出生率が上がったという話もありますから、他にやる事が無ければ、そういう行為をしてしまうのも人間らしいとも言えます。

ただこのことわざはそもそも渋柿を貧乏柿と呼んでいたことがあり、その貧乏柿は種が多いというのが転じて、貧乏人の子沢山になったという説もあります。

ネット掲示板などを見ると、現代もこの説を取る人が多いようで、お金がなくてやる事がないから行為ばかりしているとか、経済的に余裕のある人は趣味があるけど、貧乏な人は趣味をするお金もないから、行為ばかりする。その結果子沢山になるという説は有力です。

ただこれも説として有力なだけで、特に明確な統計が取られた結果がある訳ではないようです。

子供が多いから貧乏になる?

「貧乏人の子沢山」の現代的解釈のひとつです。

今子供の養育費は最低でも2000万以上、おおよそ3000万程度はかかると言われています。つまり子供がいればいるほどお金もかかるし、生活費もかかる、食費もかかる訳です。

一人っ子と3人兄弟ではやはり、一人の子供のお金が変わってくるのは当然です。

学費は上がる一方、親の収入は下がる傾向もあり、いわゆる昭和であれば、3人育てても、自分で土地を購入してマイホームを築くことも出来ましたが、今はよほど安定した収入がないとなかなか3人近い子供を望む進路に進ませてあげるのは難しいのが現状です。

子供が3人でも、父は残業、母はパートなどで働かないと結構大変ともいわれています。それが4人以上ともなると、家計的に学費が圧迫するのは目に見えてみます。

もちろん中には、経済的に安定した家庭もありますから、子供が何人いても問題のない経済力のある家庭もあります。ただし全体から見ると、その数は決して多いとは言えません。

若い子ほど子供が多いという事実

女性の体は若い方が妊娠しやすいというのは統計的に明らかになっています。つまり10代、20代で妊娠した子というのは、その後でも何人でも妊娠できる訳です。

現代は晩婚化になっていますから、初産が30代後半という人も珍しくなくなりました。そうすると女性の妊娠リミットから考えると、出産可能な人数がせいぜい一人か二人という夫婦も珍しくありません。

若い世代というのは、体が健康ですが、まだ給料も決して高くはありませんので、経済的な面に決して余裕があるとは言えません。

女性の晩婚化の原因の一つに、女性の社会進出があります。女性も男性並みに給料をもらえる人も増えたので、晩婚化の夫婦は、経済面が安定しているという特徴があます。つまり30代後半というと、20代に比べて、会社でもそれなりの地位についていて、経済的に安定している人達が多いのです。

つまり、若いと経済的には問題を抱えやすいけど、子供は出来やすく、逆にある程度の年になると、経済面は安定しやすいけど、子供が出来にくくなります。

貧乏で子供が多いのは無計画だから?

確かに子育てにはお金がかかるのは事実です。前述したように教育費だけでも、一人3000万円はかかる時代です。収入と見合わない数の子供をたくさん作れば、貧乏になるのは必然ですね。

でも貧乏ならば子供を作る資格はないのでしょうか?

収入のある人だけが、子供を作るべきなのでしょうか?

でもそもそもの前提が間違っているとしたらどうでしょうか?子育てに3000万円も掛かる国には問題がありませんか?

少子化問題を抱えている日本では「子供を産め」と言っているのに、決して子供に対する経済的援助は少ないように思えます。

そもそも義務教育にも関わらず、学費がかかるという状況がそもそも家計に負担を強いている訳です。子供手当という名目で金をばら撒くよりも、学費に関する事をもっと真剣に考えるべきではないでしょうか?

大学に行くために奨学金を借りて、働きながら一生懸命返している人もたくさんいます。そういう人は、一生懸命働いても、貯金も出来ずに返済に追われる訳です。つまり、結婚しても貯金もあまりないために、養育費にお金がかけられないという悪循環になりかねません。

貧乏は子供を作らない理由にはなるか?

さて巷でよく言われる「貧乏だからやる事がないから、してばかりいるからで結果子供が多い」というのは一種偏見とも言えます。

今の日本でそれなりの年齢になっていれば「避妊」や「コンドーム」について理解していない人はいないでしょう。もちろん子供が出来るとかを気にせずにそういう行為をしていれば、それは無計画の誹りを受けても仕方ありません。

しかしそうでなければ、子供が欲しいと思って出来た結果ですから他人にとやかく言われる事はないのです。

子供が多すぎて貧乏になったのであれば、そもそも学費にお金のかかりすぎる日本自体の問題であり、それを家庭に問題に落とし込んでしまうのは何か違うのではないでしょうか?

日本の少子化を何とかしたいのであれば、子育ての支援と含めて、学費に関する公的扶助をきちんと整備すべきです。でないと、奨学金という借金を背負わされて、「子供にこんな苦労をさせるくらいなら、子供を産まない方がいい」と考える人が増えて、結果少子化に拍車がかかるのです。

それは個人の所為ではないのです。

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