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その捻挫、病院に行くべき?受診が必要なレベルとそうでない場合

2017.10.27

意外と生活の中で身近なケガ、”捻挫”。経験したことのある人は多いのではないでしょうか。それは、”捻挫”と呼ばれるケガの範囲が広いからです。

軽く捻っただけの、自分でも「すぐ治るわ」と判断できるものでも捻挫ですし、腫れや炎症まで引き起こし、日常生活がままらないものになる原因が捻挫であったりもします。

しかも、捻挫は正しく治療しないと悪化したり癖になったりするといわれています。そうなれば、生活での支障も徐々に出てきます。そうならないために、どの程度であれば病院へ行くべきなのか、この記事でチェックしましょう。

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捻挫ごときで病院へ行くべきなの?という人は要注意!怖い捻挫の重症化

例えば、変な転び方をして足首を捻った――という捻挫は比較的よくあることかもしれません。このような場合、我慢できる痛みであればとりあえず様子を見るのが一般的でしょう。

しかし捻挫の怖いところは、目で見える表面上で判断できないところ。その鈍く痛む足首の中では何が起こっており痛みの原因になっているのか、自分でハッキリ診断できるわけではありません。

スポーツを長くやってきて、捻挫くらい慣れっこだと言う人でも、100%確実な診断が出来るわけではありません。

捻挫と言うのは、関節をあるまじき方向に曲げてしまったり、「くじく」ことで、関節周辺の軟骨や靱帯がが傷つくことです。通常はその痛みの程度で、どのくらい傷ついたか自己判断し、病院に行くべきかどうか決めることでしょう。しかし怖いのは、初めは我慢できる痛みでも、日にちが経つごとに痛みが増したり、寝ていると痛みで起きるレベルになってしまうことです。

気づかないうちの重症化は、慢性化する恐れもあるので、是非防ぎたいものです。

病院に行くべき”捻挫”の判断基準て?4つのチェックリスト

先に述べたように、重症化を防ぐことは大事です。特に育ち盛りの子供や、関節の弱ってきた年配者であれば尚更です。体が成長段階にある子供の関節や靭帯・筋に傷が付いてしまうと、その後の成長に影響が出ないとも限りません。お年寄りであれば、慢性化しやすく、治りづらいので常に痛みを抑えるために薬を服用しなければならなくなったりします。

ですから最も確実なのは、捻挫を起こしたらまずは応急処置をし、出来るだけすぐに病院にかかることです。応急処置の方法については後の項目でご紹介していきますが、できれば最終的には病院にかかることが勧められています。

時間が取れなかったり、「本当にこの程度で病院に行くべきなの?」と思われるような症状の場合はどうでしょうか。以下のチェック項目を参照してみてください。

  • 痛みや腫れが強く、我慢するのがやっと
  • 目で見て、患部が変形していたり、力が入らずグラつく
  • ※捻ったすぐ後は痛みのために力が入らないことが多いでしょう。長時間にわたって・または痛みが和らいだのに力が入らない場合を指します

  • 内出血がある
  • 24時間、あるいは72時間以上経っても患部に体重が全くかけられない

このような症状が一つでもあれば、放っておかず、受診をオススメします。

病院へ行くべき捻挫、放置すると・・・?

時間が無いから、と自己処置だけで済ませてしまい、そのまま日常生活へ戻れば、患部はどうなるでしょうか。

実は靭帯が切れてしまっている場合もあります。所謂「筋が伸びている状態」であれば自然治癒も期待できますが、実際に切れているのかどうかは病院で確認するしかありません。また靭帯裂傷は意外にも、激しい痛みを感じないケースもあります。気づかないうちに傷ついているのです。手術が必要な場合とそうでない場合がありますので、やはり自己判断は難しいでしょう。

実は骨折していたということもあります。捻ったときの痛みが強く動かせないために、骨折自体に気づいていないこともあります。そして放置した結果、変なくっつき方をしてしまうと後に困ることになります。

また、後遺症も懸念されます。適切な処置が行われないと、正常な位置での自然治癒が行われず、どこかしらズレた状態になります。そうすると、足首ならまっすぐ歩けない、手首なら曲がったままの状態になる・・など、後遺症の恐れも出てきます。

捻った!くじいた!すぐに行いたい”応急処置”の方法とは

こけて足首を捻ったり、手の付き方に失敗して手首に負担が掛かったり・・。捻挫は日常生活のどこにでも潜んでいます。そんなときの応急処置の方法について知っておくなら、大切な家族や友達が目の前で捻挫したときにもきっと役立ちます。

まず、よく「捻挫は冷やす」と言われていますが、昨今この固定観念は覆されているようです。冷やすのは炎症を抑えるためですが、この「炎症」は、患部の自己治癒のための症状のひとつ。これを妨げてしまう「アイシング」を直ぐに行ってしまうと、自然治癒を妨害することになるのです。

ではどうするかというと、逆に温めることが推奨されています。

自然治癒のためには、患部に「IGF-1」というホルモンが到着することが必須です。自然な炎症によって患部が温まり、血流がよくなればホルモンの到着=治癒も早まります。冷やすことは、血管を締めることに繋がります。そうなれば、体内の救急車「IGF-1」は患部への到着が遅れてしまうのです。

すぐにできることは、温めること(冷やさない)。そして時間が経って、痛みに余裕が出てきたら”動かしてみること”です。痛んだ姿勢のまま固まってしまうと良くないので、温めつつゆっくり動かしてみます。このとき、無理に曲げ伸ばしをするのはもっとよくないので、無理のない程度にストレッチするのみに抑えましょう。

しかし、温めることによって神経も敏感になり、痛みを感じやすくなってしまうという点もあります。「痛みを和らげる」という意味では、短時間のアイシングも効果的です。そして応急処置の最後は「温める」ことで終わる方が良いでしょう。

捻挫の処置を誤ると、捻挫がクセづく!?繰り返さないための対処法

一度捻挫を起こしたところが、短期間のうちにまた痛み出したり捻挫を繰り返すことがあります。それは、前回の捻挫の処置が適切でなかったことが原因です。

靭帯が伸びたり関節が痛んでも、安静にしていれば時間の経過とともに治癒していきます。しかし、腫れがある程度収まったり痛みが和らいだからと言ってスポーツなどの運動を再開したり、日常生活でも負担を掛けると、また痛みがぶり返してきます。緩んだ靭帯がまだ元に戻りきっていないのに負荷がかかるからです。

そうして全快していない患部に負荷をかけ続けていくと、緩んだ靭帯が元に戻らなくなってしまいます。または、関節もおかしな状態で固まってしまうこともあります。

そうなると、ちょっとした負担で痛みを感じるようになってしまうのです。繰り返さないようにするには、一度患った部分は完治するまで安静にさせておくことがポイントになります。できれば病院にかかって、全治どれくらいか診断してもらうのがベストです。

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