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MRIと他の検査との違いと検査結果が出るまでの日数

2015.10.13

病院で検査を受ける事になった方はもちろん、そんな経験がない方でもMRIやCTといった言葉は一度は聴いたことがあるという人が多いと思います。

しかし、MRIやCTといった言葉は知っていても、実際にはどんな検査なのか理解していない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はMRIと他の検査との違いと検査結果が出るまでの日数をまとめました。

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そもそもMRIって何?

MRIとは、正式名称をMagnetic Resonanse Imagingといい、日本語に訳すと磁気共鳴画像となります。

MRI検査は体内にある水素原子が弱い磁気を持っているという特性を利用し、強い磁石と電波を使って強力な磁場を作り、原子の状態を撮影して行います。

検査の方法は、検査を受ける患者さんがMRI装置のベッドに仰向けになり、強力な磁場を作り出すトンネル装置の中に入ってもらって、FMのラジオでも使われている電波をあてて、それに反応して身体から法主うつされる電気信号を元にコンピューターで画像にしていきます。

MRI検査を受けている時に装置から音が聞こえてきますが、これは撮影をする際の撮影の位置決定などをする際に傾斜磁場コイルが伸縮することで音が発生しています。

決して故障などではないので何も心配する必要はありません。

MRIは、脳をはじめ、腹部や脊椎、卵巣から前立腺に至るまで様々な病巣に対して高い発見能力を発揮します。

この検査方法によって体内に多くの病巣を早期発見することが可能となり、今も多くの病院で活用されています。

MRI検査とCT検査は何が違うの?

MRI検査と同じような検査方法にCT検査があります。

この2つは似ているようで全く違うもので、CTはX線を使用して撮影をします。

MRI検査とCT検査にはそれぞれメリットもあればデメリットもあります。

MRI検査のメリットは何と言っても放射能被ばくの心配がないことです。

その為、小さな子供や妊婦の方でも安心して検査を受ける事ができます。

また、水素原子を利用していることから水分が多い部位の診断に強いこともメリットと言えます。

ではデメリットは何かというと、音がうるさいことと撮影に時間がかかる事です。

全身の撮影をしようとすると1時間くらいはかかってしまうので、うるさい中で長時間じっとしているのはかなりつらいと感じてしまう人もいると思います。

一方、CT検査のメリットはというと、MRIとは逆の水分があまりない骨などの診断に強いことと、撮影時間にほとんど時間がかからないことがあげられます。

しかし、放射線を使用しているので、少量とはいえどうしても被ばくをしてしまうので、短時間で簡単に検査ができるからと言って安易に考えてしまってはいけません。

また、撮影時は骨が写りこむため、MRIと比べると内臓の診断にはあまり向いていないと言えます。

MRIの技術を使って撮影をするMRA

MRIの技術を使用した撮影法にMRA(MR angiography)というものがあります。

日本語名を磁気共鳴血管撮影といい、MRI装置を使用して血管の撮影をする検査法です。

MRAをすることによって脳の血管などを造影剤等を使用することなく画像こすることができ、痛みを感じずに脳動脈瘤や脳の血管の異常を発見することが可能です。

撮影方法は、位相コントラスト法とタイム・オブ・フライト法という2種類があり、どちらも3Dと2Dの2種類があります。

同じ装置を使って異なる処理をする事によって体内の状態を撮影したり血管の撮影をしたりするので、使用者や病院によって意識や名称について差はあったとしても、意味合い的にはあまり違いの差はありません。

つまり、MRIとMRAは全く別の検査法と考えるよりも一連の検査であると言えます。

なので、脳の血管に何か異常があるという疑いがある場合はMRIとMRAの検査を同時におこなうこともあります。

放射能の被ばくの心配もなく安全性も高いため、子供を診断する時などは特に有用です。

MRIの検査結果が出るまでの日数の目安

MRI検査を行った時に気になるのはやはり検査結果だと思います。

自分の身体に異常があるのか、異常があるのならそれは良性なのかそれとも悪性なのか、気になってしまって夜も眠れないという心境に陥ってしまう人もいる事でしょう。

では、MRIの検査結果はいったいどれくらいの日数で出るものなのでしょうか?

これは、その病院の設備によって大きく変わってきます。

電子カルテを使用している病院であれば、MRIで撮影した画像自体は30分から1時間程度もあればすぐにでも見る事が可能です。

一方で従来通りの手書きのカルテの場合はどうしても電子カルテよりは時間を要してしまいますし、画像データを現像する事を考えるとさらに時間を要します。

とはいえ、MRIの検査結果自体はそこまで時間がかかる物ではないので、検査をした日のうちに画像を持ち帰ろうと思えば不可能ではありません。

しかし、他の方の診察などもあり病院の業務を円滑に進めるためにも、MRIの結果を次回の診察時に回す事が多いので、検査結果は1週間〜2週間後となるのが実情です。

検査結果に日数がかかる可能性がある場合と注意事項

MRI等の大型設備は安い物でもありませんし、どこの病院でも完備しているというわけではありません。

その為、MRI検査を受けようと思ったらかかりつけの医者に紹介状を書いてもらうなどしてMRI装置がある大学病院などに行くのが通常だと思います。

しかし、地域によっては画像検査を専門とする施設があり、その施設と病院が連携を取って検査をしている場合があります。

そのいった施設を利用して検査を行う場合は、検査自体は検査する部位や条件などにより多少の時間の差はあったとしてもだいたい60分程度で終わりますが、検査結果が主治医のもとに届くまでは少し時間がかかる可能性があります。

その場合でも、1週間程度で施設から主治医に対して郵送されるので、通常であれば1週間後には検査結果を知ることができるでしょう。

なお、ペースメーカーや体内に何かしらの金属が入っている方や、妊娠中の方、閉所恐怖症の方など一部の方はMRI検査を受ける事ができないので注意が必要です。

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