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高校の部活動におけるマネージャーの役割ってどんなもの?

2015.12.18

フィクションの世界とは異なり、現実の高校の部活におけるマネージャーの立ち位置は、決して華やかなものではありません。

時に走り回り、時に力仕事を買って出たり…と、とにかく部活動を支える裏方に徹しなければならないのです。

それでも、部活のマネージャーをしてみたい!と考えた時、どんなことに気をつけるべきでしょうか?

部活のマネージャーになりたい! でもその仕事内容って謎

実際のドキュメンタリーだけでなく、ドラマ・映画・漫画などでも、高校の運動部を取り上げたものは沢山ありますね。野球、サッカー、バスケ、陸上、柔道、水泳…と、枚挙に暇がありません。

そんな中、部員を支える役割として登場するのが”マネージャー”です。スポーツに打ち込む生徒達を、影に日向に見守り、部員やチームを勝利に導く…(そして時に恋愛があったり!)。フィクション作品の中で、マネージャーはそんな役割として登場します。

しかし、実際の高校の部活動において、マネージャーとはどんな役割を担っているのか知っている人は、ごく少数なのではないでしょうか?「部員のサポート役じゃない?」と、漠然としたイメージがある人がほとんどで、具体的には?と聞かれると、答えに瀕してしまうでしょう。

では、高校の部活において、マネージャーに求められている役割とは実際どんなものなのでしょうか?また、マネージャーになるために必要なものなどはあるのでしょうか?

高校の部活のマネージャー 実際どんなことが仕事?

その部活がどんなスポーツかで細かな仕事内容は異なりますが、まず一般的に言って、マネージャーの仕事は”とにかく裏方!”の一言に尽きます。

まず、備品管理です。

球技における各種ボールの数の管理から、手入れ、救急用品の補充まで、部内で共同使用する物の管理を任されることになります。ユニフォームも場合によっては共同管理になるため、この洗濯を担当することもあるようです。

これらの備品は、どれも無くては困るもの。常に一定数仕えるようにしておかなければいけません。

次に、データ管理です。普段の個人のデータ(陸上におけるタイム)から、実際の試合結果まで、部員や指導者(コーチや監督)が求めるデータがすぐに出せるように取りまとめておく必要があります。時にそのスポーツの専門誌を読み込み、部員に情報を伝達することも求められます。

他にも部室の清掃や、部費の徴収、指導者の雑用、買い出し、試合時の交通経路の確保なども任されることがありますし、重い道具を抱えての異動や、練習が終わってからのコート整備にも駆りだされたりと、体力勝負の面もあります。

マネージャーに求められているのは”部員が気持よく試合・練習に打ち込める環境づくりをすること”、と考えればいいでしょう。

マネージャーになりたい! …けどどうすればなれる?

高校の部活において、マネージャーになるにはどんな方法があるのでしょうか?

まず、その部の方針で、マネージャーを募集しているかどうかが問題です。

どうしてもマネージャーになりたい!と思っても、指導者や顧問が「必要ない」と言ってしまえば、マネージャーになることは不可能です。押しかけてどうにかなる問題でもありませんから、まずはその点を確認しなければなりません。

もしマネージャーを募集していても、学校がそのスポーツにおいて強豪校であればあるほど、マネージャーの倍率は高くなると考えましょう。人気のあるスポーツでは、マネージャー希望者が多すぎて、試験が行われた(!)という体験談もあるほどです。

また、そのスポーツが好きで、知識がある方がマネージャーとしての適正は高くなります。

全く知識がない状態でも歓迎される可能性もありますが、向上心に溢れる部員が多くいるような部では、マネージャーもそれを支えられるだけの下地がないと務まらないでしょう。

高校生というと、やっぱり恋愛も気になる… 部内で恋愛できる?

高校の部活のマネージャーというと、どうしても恋愛要素があるように感じてしまいます。

部のエースとそれを支えるマネージャー兼恋人を扱ったフィクションは多いですし、高校生の年代にとって、恋愛は重要な要素。もしかしたら恋人が出来るかも!という期待を持ってしまうのも仕方ないことです。

ただ、部活内での恋愛は禁止と決まっている部もありますから、過度な期待はすべきではありません。もし恋愛を禁止していなくても、マネージャーが特定の部員と付き合うことで、周囲のモチベーションを低下を招いたり、本人の成績が落ちてしまう危険があるため、歓迎されるものではないことは承知しておきましょう。

もしも部内の特定の誰かを結果的に好きになってしまっても、マネージャーは部員全員を支える裏方だ、という大前提は崩してはいけません。好きな人を優先したい気持ちはあっても、それを押し殺すだけの自制心が必要です。

特に女子の場合は、周囲からのやっかみを込めた陰口を叩かれることもあるようですので、部活内での恋愛には十分注意したほうがいいでしょう。

部活のマネージャーに求められる素質とは?

高校の部活でマネージャーを務めるのに適しているのはどんな人なのでしょうか?

  • 他人に尽くすことを苦に思わない
  • 人を気遣うことが自然に出来る
  • 下調べ、下準備が得意
  • 自分から仕事を探し、動くことが出来る
  • 人とコミュニケーションを取るのが上手
  • 周囲の状況を見渡せるだけの視野の広さがある

上記のような資質・性格の人は、”良いマネージャー”になれるでしょう。――と、口で言うのは簡単ですが、実際にはとてもハードルが高いものばかりですよね。

ですが、安心してください。高校生という自分自身が発展途上の時期に、これだけのことをこなせる人はほぼいません。むしろ、そんな人はごく稀です。

まずは、部内から求められている一般的な仕事である備品管理などをこなすことから、コツコツと始めていきましょう。

マネージャーの仕事は、本当に裏方の仕事ばかりで、やり甲斐を感じるのは難しいかもしれません。ただ、その裏方仕事を引き受けてくれるマネージャーがあってこそ、部員は部活に注力できるのです。

マネージャーは決してスポットライトを浴びることのない役割です。しかし、部員から「君もチームの一員だ」と心から感じてもらえるような、そんな存在を目指しましょう。

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