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風呂に入らないほどの「うつ病」についての考察

2016.4.16

「風呂に入らない」というのは、清潔好きの日本人にとってかなり珍しい精神状態です。

日本人はほぼ8割近くの人が毎日お風呂に入っているとのアンケート調査があるくらいです。

しかし、うつになるとそれどころではないのです。

ここでは、その精神状態や対応について考えていきます。

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「うつ」で風呂に入らない人について

あなたの家族や友人、知り合いに明らかに何日もお風呂に入っていない人がいた場合、どうしますか?

家族なら「お風呂に入りなよ!」と言ってしまうかもしれません。

また親しい友人でも同じ対応になるでしょう。

知り合い程度なら、不思議に思いつつもそのままにしておくかもしれません。

前述しましたが、日本人の8割近くは毎日お風呂に入ります。

もちろん病気やケガの場合は除きますが。

とはいえ、たまに単に面倒でという事で入らない場合もありますが、それが数日続くとなると結構珍しいのではないでしょうか?
もしその人が「うつ」病であれば、それはうつがひどくなっている場合なのです。

そういった時は、無理やりお風呂を進めるのは辞めましょう。

お風呂に入らないからと言って死ぬわけではありません。

もしその人が「うつ」でない場合は、その可能性があります。

他にも睡眠障害や、食事がとれなくなっていたりする事もあります。

こういった症状が同時に見られるようなら、是非病院へ受診しましょう。

風呂に入らないほどひどい「うつ」の状態

明らかに日常生活に支障が出ているレベルです。

全てにおいて気力が尽きている状態です。

服を着替える気力も、お風呂に入る気力もなく、食事ですら大変なのです。

本人は別に横になりたくなくても、起きていられないので、仕方なく横になっているだけです。

端的に言えば、「息をするのも億劫」なのです。

え、「息をしなくちゃ死んじゃうよ」とお思いの方もいると思いますが、それぐらい気力がないのです。

逆に言えば、「お風呂に入らなければ」という気になれば、多少気力が戻ってきた証拠と言えます。

といってもまだこの状態では入浴は無理でしょう。

ただ精神的に日常生活に興味が戻っただけです。

でも前から比べればはるかに人間的な感情ですよね。

もし、身近にいあるうつの人が「お風呂に入りたいけれど…」といっても実行する気力がなければ、少し手を貸してあげるといいでしょう。

ただし無理強いはいけません。

例えば服を着替えるのを手伝ってあげるとか、体を拭いてあげるとかそういった形で、更に日常に興味を取り戻させてあげましょう。

「うつ」の人がお風呂に入れるようになるまで

気力が回復してくれば、徐々にお風呂に入りたいという気持ちが出てきます。

しかし、「うつ」の人にとって、そこから実際にお風呂に入るまではまだまだ道のりは長いのです。

徐々に段階を踏んで入れるようになるように、手助けしてあげましょう。

例えば前述したように、お風呂に入れない人は体を拭いてあげるだけでも、かなりの気分転換になります。

そしたら次の日はとりあえずお風呂場まで行ってみましょう。

そして服を脱ぐのです。

ここまで出来たら大したものです。

もしどうしてもお風呂に入れなければ無理する必要はありません。

ここまでで出来た自分を褒めてあげましょう。

せっかくなので下着や服は代えてしまいます。

また次の日に挑戦します。

そのうちお風呂に入れる日が必ず来ます。

それと併せて、何かお風呂に入るモチベーションを上げるものを用意できるといいですね。

例えば、好きな香りの入浴剤やシャンプーやリンス。

風呂で音楽を聞いたり、本を読んだりでもいいと思います。

「うつ」以外でも風呂に入れない場合

「副腎疲労」の可能性があります。

簡単に言えば慢性疲労が重なって、疲れ切っている状態です。

「うつ」との違いは、「副腎疲労」は塩辛いものを欲するようになります。

朝は疲れ切っていますが、夕方は比較的元気、とりあえず日常生活はおくれているのですが、やはりほっておくと問題です。

出来れば病院の受診をした方がいいでしょう。

それが難しい場合は、まず食生活の見直しと休養を取るようにしましょう。

もう一つは、「自律神経の不調」の可能性です。

こちらはとりあえず「お風呂に入らなきゃ」という意思はあるのですが、湯船につかるのがものすごく面倒に思えて、シャワーで済ましてしまうのです。

何故なら、湯船につかるととても疲れてしまうからです。

自律神経には交換神経と副交感神経があります。

交感神経が過剰な場合は、疲労を感じていても日常生活をフルスロットルで過ごしているので、一見支障はありません。

しかし、お風呂に入ってリラックスすると副交感神経が優位になり、今まで見ないふりをしていた疲労に気づいてしまうのです。

逆に副交感神経が優位な人は、いうなればリラックスしすぎて、やる気がでないのです。

本当の問題は風呂に入らないことではない

問題なく日常生活を送っている人にとって、何日もお風呂に入らない事は大問題でしょう。

周りの目も気になるし、自分だって落ち着かなくなります。

特に日本人はお風呂好きですからその傾向が顕著です。

しかし、中にはお風呂に入れない人もいます。

それは身体的にケガや病気でなくても、精神的な問題で入れないのです。

そしてお風呂に入れない事は実際大した問題ではないのです。

それは表面に見えた異常の一つでしかありません。

特に「うつ」の人にとって、お風呂に入れなくなるという事は、精神状態が悪化しているという事です。

だから、もし身近な人が突然何日もお風呂に入らない場合は、その事を指摘して無理に入浴を進める前に、その人の精神状態を気にしてあげましょう。

「うつ」以外にも、お風呂に入れない精神状態になる病気はあります。

「副腎疲労」や「自律神経の不調」などもそうです。

もし異変に気が付いたら病院の受診を進めましょう。

精神状態が改善されれば、自然にお風呂に入れるようになれます。

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