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階段の上り下りが怖いと思った時の原因とその対処法

2016.5.10

階段の上り下りが怖いと感じる人は少なくありません。

それは膝に問題を抱えている人もそうですが、そうでなくても、手すりがないと降りられないという人がいます。

ここではその原因と対応方法について解説いたします。

階段の上り下りが怖いと感じる人々

今まで普通に階段の上り下りが出来ていたのに、なぜか突然怖いと感じるようになったという人がいます。

上りはともかく、下りが特に恐怖を感じるようです。

突然どっちの足から降りるべきか判らなくなって、立ち止まったり、一段抜かしてなんとなくごまかして降りたりしています。

また手すりがないと降りられないという人も。

これはとても大変だと思います。

何せ階段はどこにも必ずあります。

最近はエスカレーターも併設されてはいますが、階段の上り下りを怖いと感じる人は、エスカレーターもやはり怖いと感じるようです。

かといって、通勤通学がある場合、駅を使わざるを得ません。

特に都市部の場合ですと、人に流れに押されて手すりから遠く離されることもあり得ます。

だからといって階段で立ち止まるわけにもいかす、日々恐怖と闘いながら生活しています。

そういう人たちに共通して言えるのが、家の階段は大丈夫だという事。

家の外の階段に怖さを感じるようです。

階段の上り下りが怖いと感じる原因

前述の症状はよく通称「階段恐怖症」と言われています。

ある対象物に対して、苦手とか嫌いというレベルを超えて「怖い」と感じる事です。

この「階段恐怖症」にはきっかけがある場合とない場合があります。

例えば、誰かが目の前で階段から落ちる瞬間を見てしまったとか、自分でも落ちた経験があるとか。

もしくは階段から落ちた映像を見たという事もありえます。

しかし、そのきっかけがはっきりしない人もいます。

今まで大丈夫だったのに、突然階段の上り下りが怖くなったという場合もあります。

きっかけのあるなしに関わらず、どこかのタイミングで「階段から落ちる」というイメージが頭に染みついてしまったのです。

恐怖症になる人は、そうでない人に比べて想像力が豊かと言われています。

つまり、自分で作ったイメージが頭にこびりついて離れなくなり、想像力が豊かだから、余計リアルなイメージになってしまうという事です。

特に落ちるイメージを想起しやすい、非常階段のように下が見えるような階段はかなり恐怖の対象となるはずです。

逆に家の階段というのは恐怖よりも家にいる安心感が勝っているので、恐怖を感じないと考えられます。

階段の上り下りが怖いと感じた場合の対処方法

階段から落ちるというイメージを想起するのを邪魔するのが一番です。

怖いと思って下を見ると余計怖く感じます。

膝に問題があるなどの身体的な問題がなければ、階段の上り下りは体が覚えているので、あまり意識しすぎないことが大切です。

例えば、階段を下りる前の人の背中を見つめる、正面を見る、できるだけマイナスのイメージを頭から追い出し無心で階段を下りると、それほど怖さを感じずに降りることが出来ます。

階段を下りている途中に、突然下り方が判らなくなったというのは、百足の逸話を彷彿としませんか?「百足はどうやって足を動かしているの?」と聞かれた途端、百足は頭で考えたら突然足が動かせなくなったというのです。

つまり無意識でしている事を意識してしまうと、突然できなくなるという事です。

恐怖を感じる人は、どうしてもイメージが強いために、そのマイナスイメージにとらわれてしまうと迷宮に迷い込んでしまいます。

それを逆手とってポジティブなイメージへと変えることで恐怖症を克服しましょう。

階段の上り下りが怖い場合は専門家へ相談

とはいえ、中々自分の気持ちを自分でコントロールするのは難しいですよね。

そういった時は、専門家へ相談してみましょう。

階段の上り下りが怖いという症状の治療方法として、認知行動療法という治療方法があります。

これは、恐怖の対象を少しずつ体験していき、恐怖に慣れていき、恐怖を克服するという方法です。

いくつか課題を設け、徐々にハードルを上げていきます。

ただし、これは素人が勝手に行ってはいけません。

心理学の専門家の指導の下に、状況をコントロールしていかないと余計階段の上り下りが怖いという症状が悪化する恐れがあります。

もちろんお金も時間もかかる事ですが、きちんとした治療をすることによって、再発することなく過ごせる可能性が高いので、もし日常生活に支障が出るレベルだったり、どうしても治したいと考える場合は、是非専門家に相談しましょう。

これは階段の上り下りを怖いと感じる恐怖症だけでなく、高所恐怖症や閉所恐怖症なども同様です。

階段の上り下りの怖さからの解放

如何でしたでしょうか?最近はバリアフリーも進んではいますが、時間や利便性を考えると階段を利用するとう選択肢は必要となります。

毎日の通勤、通学の際に怖さと闘いながら行かなくてはいけないと思うと誰だって気が重くなりますよね。

また、いくらバリアフリーが進んでも、やはり階段がない所はない訳ですので、出来れば階段を前のように降りたいと望む気持ちがあるのももっともです。

原因の多くはあなたの心の中にあります。

「階段から落ちる」というイメージが恐怖の元なのです。

後は気を楽にしましょう。

どうしても日常生活の上で階段の上り下りは避けられない事象です。

少々遅くても、ゆっくり降りていれば階段から落ちることはありません。

確かにラッシュの時間は大変だと思いますが、ラッシュより前に移動するという生活に切り替えれば自分のペースで階段も降りることが出来ます。

この記事をご参考にしていただき、少しでも過ごしやすい日々になることを祈っています。

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