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野良猫が子猫を生んで困っている。保健所に連絡すれば良い?

2015.11.21

野良猫が家の敷地内に住み着いて子猫を生んでしまった。

家では飼うつもりもないので、保健所に連絡しても、「生きている猫は対応できない」と言われた。

どうすればいいか判らないという人に、ここでは解決策をお伝えします。

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野良猫の対処で保健所のできる事

野良犬、野良猫で困っていた時は、保健所に連絡すれば何とかなると考えている人が多いのですが、実際は違います。

野良犬に関しては、狂犬予防法という法律に基づいて、捕獲することができますが、猫に関しては何の法律もないので、捕まえる権利がないのです。

こちらが困っていると訴えても、野良猫なのか、迷い猫なのか区別できる人はいません。

つまり所有者の不明な猫を勝手に処分できないのです。

保健所のできる事は、いわゆる指導です。

何を指導するかいうと「エサやり禁止」とか「捨て猫禁止」などの看板を作って掲示することです。

つまり、野良猫に関しては実行的な手段を保健所は一切とれないのです。

ただし、保健所に猫を持ち込んだ場合、有料ですが、対応してくれます。

ここでの「対応」というのは9割方、殺処分を意味します。

保護、保管された猫は希望する人がいれば、少々面倒な手続きや審査が入りますが、引き取ることが出来ます。

ちなみに持ち込まれる猫の半数は子猫だそうです。

野良猫が子猫を敷地内で生んだ場合

猫ってかわいいですよね。

でも、誰もが飼いたいと思う訳ではありません。

猫が好きな人同様に、嫌いな人もいます。

嫌いでなくても飼えない理由は人それぞれあります。

ただ敷地内に野良猫が居ついてしまい、あげく子猫を生んでしまったら、何等かの手を打つ必要があります。

下手をすると生まれた子猫が大きくなり、さらに子供を産んでというようにネズミではないにしろネズミ算式に増えてしまう事もあり得るのです。

しかし、先にご説明した通り、保健所に連絡しても生きた猫を引き取りに保健所は来てくれません。

方法は全部で3つです。

まず一時的に保護してもらってくれる人を探す方法です。

しかし、結構貰い手を探すのは大変です。

また一時的に保護するといっても、飼えない理由がある人や、飼いたくない人にとってはそれもまた負担です。

二つ目は自然に任せます。

猫がそのままどこか他の場所に移ってしまえば良し、また悲しいですが野良猫の子猫の生存率はさほど高くありません。

死んだ猫については、保健所は取りに来てくれます。

三つ目は保健所に持ち込む方法です。

保健所に持ち込まれる野良猫や子猫

保健所には飼い主が持ち込むケースもありますが、8割近くは、「所有者不明」、つまり野良猫です。

そして持ち込まれた猫のうち半数以上は「子猫」です。

そして持ち込まれた猫の9割は、殺処分になります。

ちなみに方法は通称「ドリームボックス」といわれる箱に入れて、炭酸ガスで数十分かけて窒息死させるそうです。

飼い主が持ち込む理由を見ると少しびっくりします。

不妊処分をしないまま、子猫が生まれすぎて対応できない、病気になった猫を面倒みる余裕がない、赤ちゃんが生まれた、引っ越し先がペット禁止、可愛くなくなった、いう事を聞かないなどなど。

道端に捨てないだけ責任感があると言えるのかもしれませんが、あまり生き物を飼うということに対する責任感が感じられないのが悲しいところです。

野良猫に居つかれてしまった家の場合、ほぼ高確率で死ぬと判っているところに、連れてくるのに抵抗がある人がいるかもしれません。

しかし、望まざるにしろ、猫とかかわってしまった場合、その猫の「生」か「死」の何れかに関わらざるをえないのです。

野良猫や子猫が増える理由

ひとつには無責任な飼い主が不妊せず、生まれた子猫を捨てる場合。

子猫が生き残って野良猫になります。

もし猫を飼っていて、不妊しないのであれば、生まれた子猫まで見る責任があります。

それが果たせないのであれば不妊したほうがいいでしょう。

不幸を増やす必要はないのです。

もうひとつは野良猫のエサやりです。

もし猫に同情するならば、飼う事を検討すべきでしょう。

生き物を飼うということは、いいこともあれば嫌なこともあります。

それをまとめて責任を負わなくてはいけないのに、エサを上げるような、楽しい部分にしか目を向けないというのが問題です。

野良猫は安定したエサ場があれば、繁殖します。

そして同じ立場の子猫が増えますが、エサを上げている人はその責任は負わないのです。

多くの子猫たちは、近所迷惑という名目で保健所へと連れてこられて殺処分されます。

お腹を空かした猫がかわいそうなんていう安易な同情が、間接的にこの悲劇の連鎖に拍車をかけているのです。

動物愛護センターの現実

保健所だと捕獲した動物や、持ち込まれた動物はほとんど殺処分されてしまうけど、「動物愛護センター」なら、持ち込んだ動物や保護された動物は、飼い主を探すまで大切にされて、幸せでいられると勘違いしている人が多いですが、現実は違います。

「動物愛護センター」の仕事は大きく二つです。

動物愛護の啓発活動です。

私達がよく持っているイメージはこちらが強いですね。

もう一つの仕事は保健所同様、犬、猫などの処分です。

ちなみに「動物愛護センター」は自治体が設けているので、NPOでも民間団体でもないので当然なのかもしれません。

名前につられて、「ここに連れてくれば、飼えなくたった犬や猫もかわいがってもらえる」
「新しい飼い主を見つけてもらえる」と考えますが、殺処分される割合は保健所とあまり差がありません。

これが現実です。

働いている人たちだって好きでしている訳ではありません。

彼らは、人の身勝手さの後始末をしているだけです。

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