キニガク!気になる雑学 キュレーションメディア

気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です

通信制大学はどのくらいの勉強時間で卒業できるのか

2015.10.6

通信の大学では自分のペースで勉強を進められるメリットがある一方、自己管理が不得意な人はなかなか勉強が進まないというデメリットもあります。

では、通信制大学はどのくらいの勉強時間で卒業できるのでしょうか?

今回は、そんな通信制大学のメリットとデメリット、そして卒業するためのポイントを紹介しましょう。

通信制大学とは

まず、通信制大学とはどのような大学のことをいうのかを見ていくことにしましょう。

通信制大学とは、大学(短期大学、大学院を含む)が行なう通信教育のことを指します。

なお、大学により呼称はさまざまです。

授業の方法には以下のようなものがあります。

印刷授業・通信授業

これは、印刷された教材およびその他これに準ずる教材を学生に送付するか指定し、主としてこの教材によって学修させる授業のことを指します。

放送授業

これは、主として放送その他これに準ずるものを学生に視聴させ学修させる授業のことを指します。

面接授業

これは、講義、演習、実験、実習、もしくは実技のいずれかにより、または併用することによっておこなう授業のことを指します。

メディア授業

これは、授業を多様なメディアを高度に利用しておこなう教室等以外の場所で履修させる授業のことを指します。

実習

教員免許状を取得する場合は原則として教育実習が必修となります。

したがって、通信制大学でも教職課程を設置している大学では通学課程と同じように実習を実施しています。

卒業論文および修士論文

これは、大学や大学院で学習した成果を論文にまとめるものです。

通信制大学のメリット

次に、通信制大学のメリットを見ていくことにしましょう。

社会人になってからも学びなおせる。

大学を卒業すると学部時代とは直接に関係ない業種につくことが多くなるでしょう。

通信制大学なら、仕事に必要な特定の領域を体系的に学び直せることができます。

無理なく学べる

多忙な社会人にも門戸を開いている通信制大学であれば、長期履修制度を利用して忙しい社会人でも無理なく学ぶことができます。

必要な単位のみを取得できる

大卒の資格を新たに取るメリットを感じない人には、科目等履修生というのを利用することで、必要な講義のみを選んで必要な単位のみ取得することが可能です。

ネット上で同級生を作れる

本来は独習というスタイルが一般的だった通信制大学も、今日ではIT技術の発達によりWEBでの授業や掲示板を用いたコミュニケーションを図ることが可能になりました。

そのため、ネット上で同級生を作ることもできるようになりました。

中卒でも大卒になれる

通信制大学の中には特修生という制度を採っているところがあります。

一般的に、大学を受験するためには大学の出願資格である高卒資格を持っている必要があります。

しかし、この特修生という制度を使えば、高校を卒業していない人でも大学に入学することができます。

この制度を利用して入学して卒業すれば、大卒の資格(学士)が得られます。

通信制大学のデメリット

次に、通信制大学のデメリットです。

自分の時間が持てなくなる

特に社会人になって通信制大学で勉強をしようという場合は、自分の趣味の時間が持てなくなることを覚悟しておいた方がいいでしょう。

休みの日に遊びに行けなくなる

これは先のデメリットと関連しています。

休みはまとまった時間が取れるいい機会です。

やはり、ここは勉強するところでしょう。

睡眠時間が少なくなる

当日の勉強や休日の勉強に加えて、レポート提出に追われることが多くなり、睡眠時間が極端に少なくなります。

一部の心ない人から馬鹿にされる

ストレートに大学を卒業している心ない同僚等からバカにされることがあります。

金がかかる

学費は安いのですが、地元でのスクーリングがない地域に住んでいる場合は、その都度4〜5万円をかけて授業と別に宿泊費や交通費が必要となってきます。

学歴と見なしてもらえない

通信制より通学制が優れていると見なされる風潮のある日本ではそういうことがよくります。

卒業が大変だとしても、これでは学歴としては意味がないのと同じです。

通信制大学での平均勉強時間

次に、通信制大学で勉強する人はどれくらいの時間勉強しているのかを見ていくことにしましょう。

先に説明したように、当日の勉強時間として1〜2時間の人が多いようです。

また、まとま時間が取れる休日の勉強時間は平均5時間ほどです。

これらの時間を取るのは、仕事をせずに学業に専念している人にとっては比較的容易なことかもしれません。

しかし、働きながら通信制大学で学んでいる社会人にとっては大変なことです。

社会人ともなると、終電で帰ることもよくあるでしょう。

諸外国と比べて働く時間が長いと度々指摘されている日本ではこれはごく当たり前のこととして捉えられていることでしょう。

勉強時間はこれだけではありません。

日によってはレポートの提出に追われることもあるので、睡眠時間が3時間になるという日もあります。

働きながら学ぶ社会人にとって、仕事に影響しないように勉強時間を調整するのが大変です。

しかも、これが4年間続くのです。相当の覚悟が求められます。

通信制大学での勉強時間を増やすコツ

これまで見てきたように、通信制大学では勉強時間を確保するのが大変です。

特に、働きながら学んでいる社会人ともなるとなおさらです。

では、彼らはこれ以上勉強時間を増やせないのでしょうか?

ここでは、働きながら難関試験を突破した人の例を紹介しましょう。

ポイントは、隙間時間を有効活用することです。

通信制大学だけでなく、働きながら難関試験のための勉強をしている人はたくさんいます。

彼らが共通してあげているポイントが、この隙間時間の有効活用なのです。

まず、自身の1日の活動を振り返ってみてください。

分単位でスケジュールが決まっていう人はめったにいないでしょう。

どこかに隙間時間はあるはずです。

例えば、朝起きて出かける前の時間帯、出勤する時間帯、昼休み、帰宅する時間帯、寝るまでの時間帯。

こうやって見ると、結構隙間時間が見つかるはずです。

例えそれが5分だったとしても、毎日続ければ結構な時間になります。

勉強時間がなかなか取れないと悩んでいるあなた、一度これらの隙間時間を探してみてはどうでしょうか。

 - 学校・勉強に関する雑学