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花粉症による鼻づまりはなぜ起きるの?原因と対処法

2016.4.7

花粉症の季節になるとつらい鼻づまりに悩まされている人も多いと思います。

なぜ鼻づまりは起きるのか、どうすればこの鼻づまりを解消することができるのかと悩むあなたの為に、花粉症によって鼻づまりが起きる原因と対処法を紹介します。

なぜ花粉症で鼻づまりなどが起きるのか

花粉症の人は、毎年ひどい鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどで悩まされている事と思います。

鼻から体内に異物が侵入しようとすると、それらの侵入を防いで体外に押し戻そうとする機能が働きます。

鼻水やくしゃみ、鼻づまりといった症状はこういった外部からの異物の侵入を防ぐために起きる自己防衛機能の一つなのです。

花粉症の人が花粉を吸いこむと、鼻の粘膜に付着してそこにある肥満細胞を刺激することで、ヒスタミンなどの複数の化学伝達物質が放出されてしまいます。

それらの物質が三叉神経という神経を刺激することで脳に刺激が伝達され、くしゃみや鼻水といった症状となって反応があらわれます。

一方でこれらの物質は三叉神経だけではなく鼻甲介という部分も刺激します。

そこを刺激されると鼻の内部の血管が拡張し、炎症を起こすことによって
空気や鼻水が通る道が狭くなるので鼻づまりを起こしてしまうのです。

鼻づまりを解消するには、この炎症で狭くなった鼻の通り道を拡げてあげる必要があります。

鼻づまりによって引き起こされる症状

鼻づまりになると、ただでさえ息苦しさを感じるのに、それだけではとどまらずに様々な症状があらわれるのが特徴です。

鼻は普段から空気清浄機のような機能を持っているので、異物を排除したり熱や湿気を調節して人体に快適な状態を作りだしてから体内に空気を取り入れる事ができます。

しかし、鼻づまりを起こすと、呼吸は自然と口に頼りがちになります。

そうするとフィルターの役目をおこなっていた鼻を介さずに直接空気を吸い込むため、様々な異物をダイレクトに体内に侵入させてしまいます。

そのため、体調を崩したり風邪を引いたりしやすくなります。

また、乾いた空気を直接吸い込む影響でのどが乾燥しがちになり、口内やのどが渇いたり咳が出たりするようになることもあります。

鼻づまりの影響はそれだけではなく、においがわかりにくくなることで食べ物の味もわかりにくくなってしまったり、息苦しさから眠りが浅くなるなどの睡眠障害を引き起こしてしまう可能性もあります。

つらい鼻づまり対策

つらい鼻づまりを何とかしたいと思っている人も多いでしょう。

そこで、少しでも鼻づまりを解消するにはどうすればいいか、その対処法を紹介します。

まず一番簡単なのは鼻の穴を拡げて空気の通り道を確保することで呼吸を楽にしてくれるテープを利用することです。

外出中はできませんが、鼻を温めて血流を良くする方法も、鼻づまりの解消には有効です。

スチーマーを利用したり、入浴中に鼻から深呼吸をするようにして鼻腔に温かい空気を送り込み、鼻の粘膜を温めれば炎症を鎮めてくれる効果が期待できます。

ただし、温めればいいからと言って鼻に直接カイロを貼ったり、沸騰したお湯から沸きあがる湯気を吸いこむようなことをすると、やけどしてしまう可能性があるので注意してください。

また、倒立をしたり身体を動かすなど、軽めの運動をすることでも鼻づまりを解消することができます。

運動をすることで血行が良くなることで鼻の粘膜の炎症が抑えられるというわけです。

もし、これらの方法で症状が良くならない場合や、慢性的に鼻づまりの症状がある場合は、花粉症以外の原因も考えられるので、速やかに耳鼻科にかかることをオススメします。

花粉対策

いくら鼻づまり対策をしたとしても、根本原因である花粉症をなんとかしなくては意味がありません。

むしろ、花粉対策を何もしないで鼻づまり対策をして鼻腔を拡げようものなら、より多くの花粉を吸いこんでしまって悪化してしまう恐れもあるので注意が必要です。

そこで、簡単にできる花粉対策を紹介します。

鼻づまり対策とセットで行うようにして、少しでも楽に過ごすことができるようにしてみてください。

花粉を防ぎたいと思ったら、まず考えられるのはマスクですよね。

マスクをすれば吸い込んでしまう花粉の量を大幅に減らすことができますが、ここで注意が必要です。

マスクはただしていればいいというわけではなく、顔とマスクの間に隙間がないように装着しなくては意味がありませんので気を付けましょう。

外から帰ってきたら、まずは家に入る前に服をよく払い、衣服に付着した花粉を室内に持ち込まないようにしましょう。

そして、手洗いやうがいだけでなく、洗顔をして顔に付着した花粉もきちんと洗い流してあげる事が重要です。

なぜ花粉症にかかる人とかからない人がいるのか

花粉症の人は、このような鼻づまりなどの諸症状に毎年苦しみながら、花粉症じゃない人の事を羨ましいと思ったことは1度や2度じゃない事でしょう。

花粉症にかかってしまう人とかからない人の違いはいくつか挙げられます。

まず最初に考えられるのは遺伝です。

アレルギーなどの体質的な問題は親から子へ遺伝による影響があると言われていて、視力などと同じように花粉症も親から子へ遺伝します。

その為、親が花粉症だと子も花粉症になりやすいと言われています。

他に考えられる理由は、食生活によるものです。

今でこそ多くの人が花粉症にかかり、毎年花粉の飛散量に一喜一憂していますが、1960年代頃までは花粉症にかかっている人がいたという報告はないのです。

このことから当時の人達の食事や生活環境が、花粉に対しての耐性ができる体質を形成する一因であったと考えられています。

昔と違って現代では家庭ごとに食生活や生活環境に大きな差があるため、花粉症の発症に差が出てしまうのです。

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