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石油ファンヒーターで使う灯油や電気などの燃費節約術

2015.12.12

これから冬になると石油ファンヒーターが活躍します。

しかし、石油ファンヒーターは部屋を暖めるために灯油や電気を使います。

そのため、気がついたら灯油代や電気代を使い過ぎていたということにもなりかねせません。

今回は、石油ファンヒーターの燃費節約術を紹介しましょう。

石油ファンヒーターに使う灯油代と電気代を計算する方法

石油ファンヒーターといっても、部屋を暖めるのに灯油だけを使うのではありません。実は、運転中は灯油だけでなく電気も使っているのです。その証拠に、石油ファンヒーターからは電源コードが延びています。それをコンセントにささないと運転はできないのです。そのため、石油ファンヒーターの燃費を計算するときは、消費される灯油の量だけでなく電気の量も調べる必要があります。

石油ファンヒーターのカタログには、定格消費電力と灯油の消費量が載っています。これをもとに燃費を計算します。

まず、定格消費電力。ここには、点火時の消費電力と運転時の消費電力が載っています。ちなみに、点火時の消費電力は運転の消費電力の約10倍の電力が消費されます。同じことは蛍光灯についてもいえます。もっとも、点火は一瞬のことなので、あまり気にする必要はないでしょう。重要なのは運転時の消費電力の方です。

ここから、1時間あたりの電気代と1時間あたりの灯油代を計算します。なお、電気代や灯油代は、日々変化するのでここで詳しく説明することはできません。ご了承ください。

この1時間あたりの電気代と灯油代に1日に使う時間を掛ければ、1日あたりの燃費が計算できます。そして、それに1ヵ月に使う日数をかければ、1ヵ月あたりの燃費が計算できます。もっとも、これは正確な数値ではなく、あくまでも概算です。

燃費のいい石油ファンヒーター選びのポイント【点火方法】

先に説明したように、石油ファンヒーターは電気を使います。しかも、点火時は通常の運転時の約10倍の電力を消費します。確かに、点火は一瞬のことかもしれません。しかし、それは毎日のことです。また、1日に何度も点火することになればなお更です。それが一冬積もればかなりの金額になるでしょう。そのため、点火方法も燃費のいい石油ファンヒーター選びのポイントになるのです。

まず、点火が時間が短い石油ファンヒーターを選びましょう。点火する時間が短いということは、それだけ電気の消費量が少なくてすむということです。

なお、寒い朝が苦手で石油ファンヒーターに点火するのが億劫だと感じる人もいるでしょう。そういう人には、タイマーを使えばいいでしょう。そうすれば、設定した時間になると自動的に石油ファンヒーターを点火してくれるので、起きるときには部屋のなかが暖かくなっているでしょう。もっとも、そのためには予熱が必要となるため、余計な電力を消費することにもなります。

燃費のいい石油ファンヒーター選びのポイント【低燃費】

石油ストーブも同じですが、石油ファンヒーターが運転を続けるには、ある程度灯油を燃やし続ける必要があります。燃やしたり消したりを頻繁に繰り返すことはできません。なぜなら、点火のために大量の電力を使ったり、不完全燃焼を起こすことがあるからです。

このときの必要となる火力を最小火力といいます。つまり、運転を続けるには最低限それだけの火力が必要になるということです。その火力が小さければ小さいほど灯油が長持ちするということです。逆にいえば、燃費が押えられるということです。

この最小火力は、普段は気にしないので意外に見落とされているかもしれません。しかし、灯油の燃費節約のためには重要なポイントです。一日のなかで石油ファンヒーターをつけている時間が長くない人は気にしなくてもいいかもしれません。しかし、朝から晩まで暖房をつけることになる人は、石油ファンヒーター選ぶときはカタログ等で確認しておいた方がいいでしょう。

燃費のいい石油ファンヒーター選びのポイント【省エネ】

先に説明したように、石油ファンヒーターは電気も使います。そのため、省エネ設計の製品を選ぶことも燃費節約のための大きなポイントだといえます。製品カタログの仕様にはこの消費電力も載っています。他の製品のカタログを取り寄せて比較検討をするのもいいでしょう。もちろん、毎日の電気代は知れています。

しかし、それが一冬続けば家族で食事に行けるくらいの額になります。それが、冬の長い北海道や東北地方の人ならなお更のこです。もしかして、2度3度と食べる行ける額になるかもしれません。

この消費電力以外にも、自分の好みの火力に切り替えられるというのも、石油ファンヒーターを選ぶときのポイントだといえるでしょう。特に「弱」。部屋の中が暑くなったときだけでなく、灯油代を節約したい時などに火力を「弱」に切り替えられればなにかと便利です。また、寒い朝や仕事から帰ってきて部屋の中が冷え切っているときなどは火力を「強」にすることで、部屋の中をいっきに暖めることができます。

灯油代や電気代などの燃費効率の変化

ここ10年で燃費効率がよくなったエアコンは盛んに省エネ設計を謳っています。それは、エアコンの構造が複雑で多くの工程で改善の余地がたくさんあったということが背景にあります。

では、石油ファンヒータの場合はどうでしょうか?

エアコンと違って、石油ファンヒータは灯油を燃やして空気を直接暖めます。エアコンと比べて構造はシンプルです。それは逆にいえば改善の余地がほとんどないことを意味します。確かに、転倒防止などの安全性は向上しているかもしれません。しかし、灯油を燃やして効率的に空気を暖めるということに関してはさほど進歩はしていないのです。

まとめ

燃費のいい石油ファンヒーター選びのポイントは、消費される灯油量だけでなく、消費される電気量にも着目することです。しかし、石油ファンヒーターの燃費効率の改善の余地はほとんど残されていません。だとしたら、燃費だけでなく、その他の付加価値に着目して石油ファンヒーターを選んではいかがでしょうか?

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