気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です

気になる雑学満載のライフキュレーションメディア「キニガク!」ほぼ日刊です│キニガク!気になる雑学 キュレーションメディア

病院の初診料の期間と料金 これが医療費節約の裏ワザだ!

2015.10.11

病院で支払う初診料には期間と料金が定められています。

しかも初診料は再診料に比べて大きな差があります。

しかし、このことを多くの人は知らないでしょう。

その結果として多額の医療費を支払うことにもなるでしょう。

今回は、そんな医療費節約の裏ワザを紹介しましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

保育園を休ませる基準は?風邪の鼻水や咳、発熱具合など

保育園の子供を通わせていると、風邪を引くこともあります。 熱は何度くらいないなら休ませるべきか...

《知っておきたいデパスの知識》頓服と依存の関係性とは

精神安定剤や抗不安剤として有名なデパス。仕事の悩みや人間関係での悩みなど、様々な要因から服用している...

視力は片目だけと低くても、両目だと視力がアップする理由

視力測定をする時に、片目ずつ測りますよね。 しかし実際の所、片目だけでモノを見た時と、両目でモ...

正体が判れば怖くない!まぶたのできものが透明な場合

まぶたにできものが出来ると誰だって不安です。 失明するのでは?病院で手術と言われたら、痛くな...

朝にトイレ2回は異常?一回のトイレですっきりしない原因

朝にトイレで大便をするというのはとても普通。便秘の人には羨ましいくらいです。 しかし、2回とな...

腎臓に良い食事としてスイカがあげられるけど本当なの?

夏の定番であるスイカ。 このスイカは多くの人が腎臓によい食事として挙げます。 果たしてこ...

独り言を言う人は病気のせい?電車でも止まらない!独り言のワケ

あなたは普段、独り言を言いますか? 誰も見ていないところならしょっちゅう言う、全く言...

インフルエンザの高熱後の吐き気 治りかけの時期に注意!

毎年、冬季に流行するインフルエンザ。 高熱や痛みといった症状が収まり、治りかけであるにもかかわ...

花粉症による鼻づまりはなぜ起きるの?原因と対処法

花粉症の季節になるとつらい鼻づまりに悩まされている人も多いと思います。 なぜ鼻づまりは起きるの...

インフルエンザに解熱剤は禁忌?タミフルで熱は下がるの?

冬場になると、冬将軍と共に日本列島を襲うインフルエンザ。 この症状として辛いのが、何と言っても...

プラノバールを飲んでも出血が止まらない!病気の可能性も。

プラノバールはホルモン剤です。 不正出血で婦人科へ受診すると処方される事が多いようです。 ...

うつ病の家族がいて「しんどい」と思った時に試す3つの方法

うつ病は本人がとてもつらい病気です。 しかし、それを受け入れている家族だって「しんどい」思いを...

まぶたの「できもの」が赤い場合、その原因と対処方法

まぶたは意識しなくても、まばたきをして目の乾燥を防いでくれる大切な部位です。 しかしそのまぶた...

子供が熱を出した時、何よりも水分補給を注意しよう

子供が熱を出すと親は心配します。 子供というのは、病気が悪化するのも早いので、朝は元気に飛び跳...

No Image

食後に寝るのは胃痛の原因?食後の適切な過ごし方

食後に寝るのはいい事?悪い事?諸説ありますよね。 よく言われる「食べてすぐ寝れば牛になる」とい...

スポンサーリンク

病院で支払う初診料と再診料

まず、病院で支払う初診料と再診料を見て行くことにしましょう。

初診料とは病院で初めて診てもらうときに発生する料金だと多くの人が思っているでしょう。

そのため再び同じ病院で見てもらったときには初診料ではなく再診料が徴収されるものと思うのも無理はありません。

しかし再び同じ病院で見てもらっても初診料を徴収されることもあります。

平成26年診療報酬点数表によると、初診料は282点、再診料(診療所と中小病院)は72点になっています。

1点は10円換算なので、それぞれ2,820円と720円になります。

なお、3割負担の場合、患者が負担するのはその3割にということなります。

このように初診料と再診料は実に4倍もの大きな差があります。

たとえそれが3割負担だったとしても、このことを知らずに初診料を何度も支払っていると患者にとって負担は大きくなってしまいます。

では両者は何が違うのでしょうか?

次からは、その具体的な仕組みを見ていくことにしましょう。

初診料の期間についての基本ルール

基本的に初診料というものは医療機関で初めて診察を受けたときに請求されます。

つまり、一つの医療機関で一回診察を受けると、一回初診料が請求されます。

ただし同じ病院であったとしても、複数の傷病で診察を受けたときは、その分の初診料が請求されます。

ここまでのルールは常識的なので一般の人も理解できるでしょう。

しかし重要なのは次の点です。

かかりつけの病院であったとしても、その時点で診察継続中の傷病がなければ初診料が請求されます。

つまり傷病が治った時点で「初診」という考え方はリセットされてしまい、元の状態に戻るということです。

逆に言えば、診察継続中の傷病があれば新たに別の怪我や病気の診察を受けても初診料は請求されないということです。

また、次の点にも注意が必要です。

患者側の都合で診察を中止した場合、それから1ヶ月経つと病気や怪我が治ったものと見なされます。

その結果、次からまた初診料が請求されます。

受診する期間によって初診料がかかる

先の基本ルールを理解した上で、初診料がかかる場合とかからない場合の例を見て行くことにしましょう。

話を分かりやすくするために1月1日を起点日としています。

また、診察を受ける病院はすべて同じです。

1月1日、W病、X病で初めて診察を受けました。

2つの傷病ですが、初診料は1回分が請求されます。

1月6日、W病、X病も治っていないので、診察を受けても初診料は請求されません。

1月10日、Y病で初めて診察を受けました。

このとき、W病、X病のいずれかが治っていなければ初診料は請求されません。

1月15日、先に診察を受けたW病とX病が治っても、Y病が治っていなければ初診料は請求されません。

1月25日、Z病で初めて診察を受けました。

このとき、すでにW病、X病、Y病が治っていれば初診料が請求されます。

1月28日、Z病がまだ治っていないので初診料は請求されません。

2月28日、患者の都合でZ病の治療を止めてしまったら、それから1ヶ月以上経った時点でZ病は治ったものと見なされます。

したがって、Z病で診察を再度受けたとしても初診料が請求されます。

病院の複数科の受診を受けた場合の初診料

次に同じ日に複数科の受診を受けた場合の初診料を見て行くことにしましょう。

ここからは少し複雑になってきますが、医療費節約にもなるので頑張ってついてきてください。

今まで診てもらっていた診療科以外の新たな診療科で診てもらった場合、2つ目の診療科に限って初診料は複数科受診の初診料扱いになります。

これは、通常の初診料の半額になります。

なお、新たに3つ目の診療科で診てもらった場合は、初診料はいっさいかかりません。

このことを知らない人は多いでしょう。

まして日頃から病院のお世話になることのない健康的な人は特にそうでしょう。

これらのことから言えるのは、もしも2つ以上の診療科で診てもらう必要が出てきたら、別々の病院で診てもらうのはそれぞれで初診料が請求されることになるので損をするということです。

つまり、2つ以上の診療科で診てもらう必要が出てきたら、同じ病院で同じ日に診てもらえば初診料は1回分で済むということです。

初診料を含めた病院でかかる医療費節約術

最後に、医療費節約術を見ていくことにしましょう。

これもよく知られていないことですが、大学病院では紹介状がなければ、特定療養費がかかってしまいます。

その条件は、次の通りです。

 入院する医療機関がベット数200床以上の大きな病院であり、紹介状を持たずに診察を受け、初診であることです。

特定療養費は各医療機関が独自に決めることができます。

しかも保険適用がなく全額患者の負担になってしまいます。

よほどの重病でなければ近所の病院で診てもらった方が医療費の節約になるということです。

まとめ

これまで見てきたように、初診料の仕組みは複雑で患者にとっては理解しづらいところもあります。

自分たちの得になるように病院側が勝手にルールを決めたのではないかと勘繰りたくもなりまし。

しかし、ルールはルール。

すでに出来上がっているルールに文句をつけても仕方がありません。

初診料の仕組みをきちんと理解して、賢く医療費を節約したいものです。

 - 健康に関する雑学