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病院の初診料の期間と料金 これが医療費節約の裏ワザだ!

2015.10.11

病院で支払う初診料には期間と料金が定められています。

しかも初診料は再診料に比べて大きな差があります。

しかし、このことを多くの人は知らないでしょう。

その結果として多額の医療費を支払うことにもなるでしょう。

今回は、そんな医療費節約の裏ワザを紹介しましょう。

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病院で支払う初診料と再診料

まず、病院で支払う初診料と再診料を見て行くことにしましょう。

初診料とは病院で初めて診てもらうときに発生する料金だと多くの人が思っているでしょう。

そのため再び同じ病院で見てもらったときには初診料ではなく再診料が徴収されるものと思うのも無理はありません。

しかし再び同じ病院で見てもらっても初診料を徴収されることもあります。

平成26年診療報酬点数表によると、初診料は282点、再診料(診療所と中小病院)は72点になっています。

1点は10円換算なので、それぞれ2,820円と720円になります。

なお、3割負担の場合、患者が負担するのはその3割にということなります。

このように初診料と再診料は実に4倍もの大きな差があります。

たとえそれが3割負担だったとしても、このことを知らずに初診料を何度も支払っていると患者にとって負担は大きくなってしまいます。

では両者は何が違うのでしょうか?

次からは、その具体的な仕組みを見ていくことにしましょう。

初診料の期間についての基本ルール

基本的に初診料というものは医療機関で初めて診察を受けたときに請求されます。

つまり、一つの医療機関で一回診察を受けると、一回初診料が請求されます。

ただし同じ病院であったとしても、複数の傷病で診察を受けたときは、その分の初診料が請求されます。

ここまでのルールは常識的なので一般の人も理解できるでしょう。

しかし重要なのは次の点です。

かかりつけの病院であったとしても、その時点で診察継続中の傷病がなければ初診料が請求されます。

つまり傷病が治った時点で「初診」という考え方はリセットされてしまい、元の状態に戻るということです。

逆に言えば、診察継続中の傷病があれば新たに別の怪我や病気の診察を受けても初診料は請求されないということです。

また、次の点にも注意が必要です。

患者側の都合で診察を中止した場合、それから1ヶ月経つと病気や怪我が治ったものと見なされます。

その結果、次からまた初診料が請求されます。

受診する期間によって初診料がかかる

先の基本ルールを理解した上で、初診料がかかる場合とかからない場合の例を見て行くことにしましょう。

話を分かりやすくするために1月1日を起点日としています。

また、診察を受ける病院はすべて同じです。

1月1日、W病、X病で初めて診察を受けました。

2つの傷病ですが、初診料は1回分が請求されます。

1月6日、W病、X病も治っていないので、診察を受けても初診料は請求されません。

1月10日、Y病で初めて診察を受けました。

このとき、W病、X病のいずれかが治っていなければ初診料は請求されません。

1月15日、先に診察を受けたW病とX病が治っても、Y病が治っていなければ初診料は請求されません。

1月25日、Z病で初めて診察を受けました。

このとき、すでにW病、X病、Y病が治っていれば初診料が請求されます。

1月28日、Z病がまだ治っていないので初診料は請求されません。

2月28日、患者の都合でZ病の治療を止めてしまったら、それから1ヶ月以上経った時点でZ病は治ったものと見なされます。

したがって、Z病で診察を再度受けたとしても初診料が請求されます。

病院の複数科の受診を受けた場合の初診料

次に同じ日に複数科の受診を受けた場合の初診料を見て行くことにしましょう。

ここからは少し複雑になってきますが、医療費節約にもなるので頑張ってついてきてください。

今まで診てもらっていた診療科以外の新たな診療科で診てもらった場合、2つ目の診療科に限って初診料は複数科受診の初診料扱いになります。

これは、通常の初診料の半額になります。

なお、新たに3つ目の診療科で診てもらった場合は、初診料はいっさいかかりません。

このことを知らない人は多いでしょう。

まして日頃から病院のお世話になることのない健康的な人は特にそうでしょう。

これらのことから言えるのは、もしも2つ以上の診療科で診てもらう必要が出てきたら、別々の病院で診てもらうのはそれぞれで初診料が請求されることになるので損をするということです。

つまり、2つ以上の診療科で診てもらう必要が出てきたら、同じ病院で同じ日に診てもらえば初診料は1回分で済むということです。

初診料を含めた病院でかかる医療費節約術

最後に、医療費節約術を見ていくことにしましょう。

これもよく知られていないことですが、大学病院では紹介状がなければ、特定療養費がかかってしまいます。

その条件は、次の通りです。

 入院する医療機関がベット数200床以上の大きな病院であり、紹介状を持たずに診察を受け、初診であることです。

特定療養費は各医療機関が独自に決めることができます。

しかも保険適用がなく全額患者の負担になってしまいます。

よほどの重病でなければ近所の病院で診てもらった方が医療費の節約になるということです。

まとめ

これまで見てきたように、初診料の仕組みは複雑で患者にとっては理解しづらいところもあります。

自分たちの得になるように病院側が勝手にルールを決めたのではないかと勘繰りたくもなりまし。

しかし、ルールはルール。

すでに出来上がっているルールに文句をつけても仕方がありません。

初診料の仕組みをきちんと理解して、賢く医療費を節約したいものです。

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