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卒乳の時期、平均はどれぐらい?無理なく卒乳する方法は?

2015.10.8

赤ちゃんが成長し、1歳を迎える当たりになると、お母さんにとって気になりだすのが”卒乳”の時期なのではないでしょうか?

平均的な時期も気になりますし、何より卒乳することによる赤ちゃんへの影響も気がかりです。

無理なく卒乳するには、どんな時期に、どんな方法をとればいいのでしょうか?

お母さん達の関心事 「卒乳って平均的にどれくらいの時期?」

赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、授乳というものは心が休まる時間です。

特に赤ちゃんにとっては、成長に必要なものであることに加え、母親との掛け替えのない触れ合いの時間。安心しきった顔を見るだけで、親としても嬉しいものですね。

ですが、歯が生え始め、離乳食も進んでくると、知りたくなるのが卒乳の時期のこと。

出来ることならずっとあげ続けたい、と思う人も、そろそろおっぱいを卒業して欲しい、と思う人もいますが、気になるのはやはり、”一般的にいつまでおっぱいをあげればいいの?”ということではないでしょうか。

赤ちゃんごとに成長度合いが違うように、おっぱいに対する執着心も、また赤ちゃんそれぞれ。欲しがるだけあげ続ければいい、という話もありますが、あまり長すぎても不安になるもの。平均的な時期が知りたいのは当然です。

一体、いつごろが卒乳の時期なのでしょうか?

そして、赤ちゃんとお母さん、二人にとっていい卒乳の方法とは、一体どんなものなのでしょうか?

そもそも母乳の役割は? 平均的な卒乳の時期は?

まず、母乳の役割について見てみましょう。

母乳は言わずもがな、赤ちゃんの食事です。

歯もなく、消化器官が成長していない状態の生後間もない赤ちゃんにとって、必要な全ての栄養素の詰まった完全栄養食とも言えます。

加えて母親からの免疫をもらうという、重要な意味も持っています。

また精神的な意味でも、授乳中は一番母親のぬくもり・においを直に感じられる時間であることから、精神面の安定にも役立っています。

生後6ヶ月を過ぎると、離乳食も始まり、母乳以外からの栄養と水分の摂取が可能になってきます。

そして1歳を迎える頃になると、食事は3回になり、母乳がなくても必要な栄養素が取れるようになります。つまり、栄養学的には母乳は必要なくなる時期、ということです。

ただ、先に書いた通り、母乳は赤ちゃんの精神安定剤の側面も持っています。

むしろ1歳以降の赤ちゃんにとっては、おっぱいは栄養というよりもこちらの役割のほうが強いといっていいでしょう。

ですから、赤ちゃんの栄養を考えるならば、1歳前後を卒乳・断乳の時期と考える人が多いのが現状のようです。

実際、あるアンケートでは1歳の誕生日の前後から、2歳になるまでの間に約9割が卒乳・断乳をしている、という結果もあるようです。

また赤ちゃん自身も、1歳半ごろになるとおっぱいを欲しがらなくなる場合も多いようです。

卒乳の平均時期を気にしすぎないで

さてこの、”卒乳”と”断乳”、言葉の違いは何なのでしょうか?

卒乳は「赤ちゃんが自分で母乳を欲しがらなくなる」、文字通りおっぱいを卒業することを示します。対して断乳は「お母さん側の都合で授乳をやめる」ことを示します。

1歳前後のまだ意思表示が出来ない赤ちゃんに、おっぱいを辞めるかどうかの確認は無理ですから、多くの場合、厳密に言うと”断乳”になるようです。

本来なら、”断乳”ではなく、赤ちゃん自身が”卒乳”してくれるのが、赤ちゃん自身にとっていいことであるとされています。

しかし、お母さん側の都合や体調、色々な要素から考えて、欲しがるままにあげられないもの現実です。「絶対、この時期までおっぱいをあげ続けなければいけない!」と考え、ストレスになってしまうのも健康的ではないのではないでしょうか?

余談ですが、世界的な卒乳する時期の平均は、なんと4.2歳という報告があります。

しかし一方で、2歳以降も母乳を飲んでいる子供は、虫歯になりやすいという研究報告もあります。

医学的な面から見ても、卒乳の時期というものは、推し量ることができないことが分かると思います。

卒乳の時期は、あかちゃんの成長具合から考えよう

ただやはり、赤ちゃんにとって心の安らぎであるおっぱいをやめる時は、それなりの準備が必要です。

一番重要なのは、何と言っても赤ちゃんの体が卒乳の時期を迎えているかどうかです。

まず一番注意したいのが、赤ちゃんの普段の食事。

1日3回離乳食をしっかりと食べ、おっぱい以外から栄養を十分摂取できているかが、一番重要です。

次に水分補給。

コップやマグを使って飲み物が飲めるようになっているでしょうか?

続いて便の状態も重要です。

健康的な色の便が出ているでしょうか?

この3点が、卒乳の時期を迎えたことを示す特徴です。

では、実際卒乳は、どんな手順で行えばいいのでしょうか?

もし、既に意志の疎通ができる年齢になっているのであれば、「この日におっぱいは卒業しよう」と、前もって宣言し、それまでの間は思う存分おっぱいをあげるようにしましょう。

そしてその”卒業”の日が来たら、一切おっぱいをあげないようにしましょう。

泣いて可哀想かもしれませんが、なあなあにしてしまうことのほうが、子供にとって残酷です。

無理なく卒乳するために必要なこととは?

まだ意志の疎通が図れない1歳前後の場合は、どうすればいいのでしょうか?

その場合は是非、赤ちゃんがおっぱいへの執着をなくしていくよう、計画的に日々のリズムを作るようにしましょう。

これは、赤ちゃんだけではなくお母さんの体にも無理がかかりません。

1日に何度も授乳しているのであれば、回数を徐々に減らしましょう。

1日数回だったものを、3回、2回、と減らしていくのです。

こうすることで、お母さんの体もおっぱいを作る量を自然に減らしていきますし、赤ちゃんも段々、執着しないようになります。

次に重要なのは、食事がおいしい・楽しいものだと赤ちゃんに感じてもらうこと。

おっぱい以外の食事で、お腹はいっぱいになるし、何より楽しい!と感じることは、今後の成長にとっても大切なことです。

続いて、日中はお母さんとたっぷり遊ぶこと。

授乳以外にも、お母さんと触れ合える楽しい時間がある、と知ってもらいましょう。

そして一番注意したいのは、”添え乳”。眠る時におっぱいをあげている習慣がある場合は、赤ちゃんにとって「眠ることはおっぱいを吸いながらでないとできないこと」になりがちになるからです。

おっぱいをあげなくても寝られるよう、別の入眠儀式に置き換えていきましょう。

卒乳は、赤ちゃんがまた一歩成長した証。

お母さんも赤ちゃんも、二人とも無理なく卒乳できるよう、事前準備から始めていきましょう。

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