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勉強に集中するため有効なbgm その鍵を握るのは脳波

2015.10.12

人間は古くから、音楽を心の栄養として楽しんできました。

その音楽の力を、是非勉強にも取り入れたいところですが、どんな曲でも適しているわけではない様子。

勉強に集中する為に有効なbgmとはどんなものなのでしょうか?

その答えの鍵を握るのは、どうやら”脳波”のようです。

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勉強に集中したい時、bgmを流すのは有効?

世界には様々な”音楽”が存在します。

クラシック、ジャズ、ロック、ポップス、テクノ、インストゥルメンタル…と、種類を挙げだすとキリがないほど。

好みの差はあれ、音楽が嫌いな人はほとんどいないのではないでしょうか?

それほど音楽というものは有史以前より人々に根ざし、愛されてきたものなのです。

音楽には色々な効能がありることが知られています。

喜びを倍増させたり、怒りを発散させたり、悲しさを薄めてくれたりと、音楽を聞いたことで感情が揺さぶられた経験は、誰しも持っているでしょう。

これは音楽が、人間の(あるいは他の生物にも)脳を活性化させる効果があるからです。

スポーツ選手が試合やレースの前に、外科手術を行う医師が手術中に、それぞれ自分の好きな曲を聞いて精神統一している姿をテレビなどで見たことがあるでしょう。

あれも音楽が脳に働きかけている例の一つです。

さて、ここで疑問が湧いてきます。

音楽に精神を集中させる効果があるのだとしたら、勉強に集中するためにbgmを流すことは有効なのか、というものです。

これについて詳しく見ていきましょう。

どんな曲でも勉強に適しているわけではない

一昔前は、音楽を聞きながら勉強するなんてもってのほか!という風潮がありました。

これは「勉強は楽しみながらするものではない」という古い固定概念から発せられたものでもありますが、何より「音楽を聞いているとそちらに意識が向いて集中できない」と考えられていたからです。

ただ、近年では一部において、これが間違いであることが専門家の研究結果により明らかになってきました。

音楽は、特に集中力と記憶力に良い効果を与えることが立証されてきています。

先に触れたスポーツ選手等の例からも、その効果が分かります。

が、ここで”一部”と断りを入れたのには理由があります。

それは、どんな音楽でも精神集中に適しているわけではないからです。

その曲の形態、使われている楽器、曲調、歌詞の有無、長さといったものから、聞く人自身の好みにより、効果の差が出てきます。

特に勉強の際にbgmとして音楽を流す時には、その種類に注意が必要です。

好きな曲だからと、日本語の歌詞付きの曲を流すと、どうしても耳がそちらに向いてしまい、逆に集中を阻害してしまうからです。

では、勉強に集中したい時、どんな音楽をbgmとして流せばいいのでしょうか?

bgmで脳波を操り、集中力・記憶力を高めよう

それにはまず、脳波と集中力の関係を知る必要があります。

人間の脳は絶えず電気信号を発しています。

この電気信号の周波数の帯域により、5つの段階で区切られています。

その中でも、勉強にいい状態――つまり集中したい時、記憶力をアップさせたい時に出していたいのが”α波”(アルファ波)と”θ波”(シータ波)の2つです。

α波が出ている時というのは、脳や心身がが非常にリラックスした状態であることを意味します。

リラックスしている状態の時、人は自分が思っている以上の力を発揮できると言われており、集中力が高まります。

θ波は眠っている時に近い脳波で、これが出ている時はα波よりも更にリラックスしている状態。θ波が出ている時は記憶力、発想力が高まると言われています。

この脳波を自在に操ることが出来れば、勉強どころかその他の活動においても向かうところ敵なし!となれるのですが、残念ながら脳波は自分でコントロールすることが非常に難しいのです。

そこで登場するのが、音楽です。

脳がα波、θ波を出すような音楽をbgmとして流し、勉強の助けにしましょう。

勉強に集中したいなら、こんなbgmを流そう

一般的に、α波が出やすい音楽として挙げられるのがクラシックやインストゥルメンタルです。

中でも群を抜いてリラクゼーション効果があると言われているのがモーツァルトの楽曲。

これには、人間が最も好む自然の音が持つ “1/f揺らぎ”が多く含まれているからです。

しかし、クラシックを好まない人が集中したいからと無理にこうした曲を聞いても、リラックス効果は期待できません。

それに静かな曲であれば万人がα波を出すわけでもないのです。

そんな人は、自分が好きな曲・聞き慣れた曲を流すのが効果的です。

好きなものに触れている時は、やはり心身ともにリラックスします。

ただし歌詞付きの音楽は避けるようにしましょう。

先でも触れた通り、集中力が歌詞のほうに向いてしまい、勉強している内容が頭に入ってこないという状況に陥るからです。

また、アップテンポの曲でテンションを上げる方法もありますが、賑やかすぎると脳が興奮し、α波を出しません。

これでは勉強は捗りません。

自分が落ち着く、ゆったりとした音楽を、音量を小さめにして流すのがコツ。

bgmはあくまでも脇役です。

勉強のbgmに音楽を流す時の注意点

勉強の最中にbgmを流す時、注意しなければならないことがあります。

まず避けたいのは”bgmがないから集中できない!”という状況。

実際、試験や授業中にはbgmは流れていません。音楽がないから実力が出せなかった、なんてことになっては本末転倒です。

特に暗記系の勉強を行う時は、無意識のうちに音楽と勉強内容が紐付けされてしまい、曲がないから思い出せない!という状況に陥ったり、そもそも頭に入ってこない可能性が高いです。

英語の勉強中には英語の歌詞の曲を聞けばいい、という考えも間違いです。

日本の歌詞付きの曲でもそうであるように、話し言葉と歌の発音は異なるため、リスニング力の向上は期待できません。

また、どんなに音楽が好きでも、勉強にならないな、と感じるならば、それはあなたの勉強中にbgmは不要である証拠です。

そんな時は勉強前に音楽を楽しみ、心が落ち着いたら潔く音楽を消して、勉強にとりかかりましょう。

音楽は、人間が古くから心の栄養として楽しんできたものです。

是非、有効的にこの力を取り入れましょう。

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