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バイト先でミスをしてレジを打ち間違いしたときはどうするか

2015.12.11

バイトでレジをまかされている人は多いでしょう。

もちろん、誰しもミスをしたくてミスをするわけではありません。

しかし、ときにはレジを打ち間違うこともあるでしょう。

今回は、ある事例をもとにそんなときはどう対処すればいいかを考えてみましょう。

バイト先でレジの打ち間違いをしたある学生の事例

この男子大学生は、バイト先のある店でレジ係りを任されていました。いつもはミスもなく、順調に仕事をこなしていました。しかし、ある日、事件は起きました。店長が、レシートの金額とレジに入っている現金が合わないことに気がついたのです。もちろん、当の学生はそのことにまったく心当たりがなかったといいます。しかし、レシートにある番号でこの学生の担当だと分かったのです。

店長は烈火のごとく学生を叱りました。どうしていいか分からないこの学生は、迷ったあげく次の提案をしました。まず、アルバイトを辞めて今回の件の責任をとるということ。レシートと現金の差額分は自分が払うということ。そのうえで、謝罪を申し出ました。

しかし、店長は許してくれませんでした。この学生は、現金がからむ今回の件が犯罪になるのではないかと恐れています。

これは本当に犯罪行為になるのでしょうか?また、この学生はどうすれば良いのでしょうか?これから一緒に考えてゆきましょう。

バイトを辞めてレジのミスの責任をとることはできるか

自ら職を辞して責任をとる。よく、週刊誌等でスキャンダルを追及された閣僚がそういったことをよく口にします。しかし、閣僚を辞めた政治家のなかで、政治家を辞めた人がいたでしょうか。国会などで野党に追及された首相は「閣僚をお辞めになったのだから」といって逃げます。

また、同じように不祥事を起こした企業のトップが責任をとって辞めることも珍しくありません。最近も耐震ゴムに関連して一流企業のトップが交代することなりました。

このように、自ら職を辞して責任をとるいうことは、それなりの地位にある人が行うから意味があるのであって、こんなこと言っては申し訳ないのですが、たかがアルバイトであるこの学生がアルバイトを辞めてなにになるのでしょうか。むしろ、後任のアルバイトにレジ打ちを教える手間とコストが新たに発生してしまいます。つまり、アルバイトを辞めるということは責任をとったことにはならず、ただ店に迷惑をかけるだけなのです。

謝罪をすればレジのミスは許されるか

「ごめんで済んだら警察はいらない」とは、子供がけんかのときによく口に出します。レジの金額が合わないという重大なミスを犯したバイトに謝罪されても、この店長は納得するでしょうか。おそらく、しないでしょう。場合によっては怒りを増幅させることにもなります。では、この店長はこの学生に対して何を求めているのでしょうか。

もちろん、謝罪はすべきです。重大なミスをして謝罪をしないとことはありえません。しかし、店長はそれだけではなく、この学生が再びミスを犯さないことを確かめたいのではないでしょうか。そうであるのなら、そのことを店長にアピールするべきです。

そのためには、まずミスをした原因を明らかにしましょう。原因が分からないのに対策のしようがありません。そして、再発防止のためにどうすればいいのかを考えましょう。それがまとまってから店長に申し出ればいいのです。学生がアルバイトに対して積極的な姿勢をしめせば、きっと店長も評価してくれるでしょう。

レジのミスで金額が合わないと犯罪になるのか

レシートとレジの現金の差額はどこかに行ってしまいました。もし、それをこの学生が自分の財布になかに入れたのであれば、これは立派な犯罪行為です。しかし、そうでないのなら犯罪行為には問えないでしょう。

最近は「ブラックバイト」という言葉がメディアを賑わしています。そういった企業なら間違いなく、ミスをした学生の給料から差し引くことでしょう。なかには、罰金としてさらに差し引くようなところもあるでしょう。これは、許されるのでしょうか。

結論から先にいうと、それは公序良俗に反する行為として法律的にも許されないことなのです。学生は労働法等についての知識が乏しいことがほとんどです。また、アルバイトという弱い立場でもあります。いわゆる「ブラック企業」はそういった弱みに付け込んできます。

そもそも、雇われの身である学生アルバイトに責任を負わせるのは無謀です。責任を負うべきは、学生を雇っている経営者の側にあるのです。学生のみなさん、このことはしっかりと理解しておきましょう。

レジでミスをしないように何に気をつければいいのか

駅員はよく「指差し確認」ということを行います。駅のホームでみかけた人もいるでしょう。また、飛行機や列車の整備士も同じようなことをします。つまり、いま整備したところを指で指して確認するのです。

同じことをレジでもおこなってはどうでしょうか?つまり、レジに打った金額、受取った金額、お釣りとして渡した現金を確認するのです。もちろん、いちいち指差しして確認していては時間だけかかってしまいます。それは、心の中でも良いのです。また、声を出して確認するのも良いでしょう。そうすればミスは確実に減るでしょう。

まとめ

ある学生の事例をもとに、レジ打ちのミスについて考えてきました。まず言えるのは、よほどのことがないかぎり、アルバイトが責任をとらされることはないということです。そのことはきちんと理解しておきましょう。もちろん、故意に行ったのなら別ですが。

その上で、もし身に覚えのないことでバイト先から無理難題を言われたのなら、自分だけで悩まずに専門家に相談しましょう。

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