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お酒に強い、弱いがありますが、その線引きはどこから?

2015.10.9

お酒に強い人、弱い人がいます。

それぞれが自分の経験からその旨、自己申告しているだけで、実際にその人がお酒に強いか、弱いかの基準はあいまいです。

お酒に強い人の理由や、どこからがその基準なのかなどを解説します。

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お酒に強い人とは?

アルコールの分解酵素があるか否かです。

お酒に酔うというのは、お酒の摂取量がアルコールの分解酵素の働きを超えて血中のアルコール濃度があがったことを指します。

アルコールの分解酵素がある人は、飲んでも分解されるので、結果として多くのアルコールを摂取することができます。

逆に無い人は、飲んだ分だけ血中のアルコール濃度が上がっていきますので、少ない量で酔ってしまいます。

アルコールの分解酵素の有無は遺伝で決定します。

これは後天的に変わることはなく、努力次第でどうなるわけでもないので、よく飲み会で「慣れれば強くなる」という人がいますが、そんな事はありません。

もう少し詳しく言うと、お酒の弱い人は、アルコール分解酵素が無いのではなく、この酵素活性が遅い人(低活性型)と、無い人(非活性型)の2種類にいます。

低活性型と非活性型がいるのはモンゴロイドのみで、コーカソイドやネグロイドには低活性型と非活性型はいないそうです。

お酒に強い人はどこから?

ほとんど「お酒に強い」「弱い」というのは自己申告です。

例えばビール3杯まで飲めれば、お酒が強いというような明確な基準がありません。

後は環境です。

お酒が強い人に囲まれていれば、自分が他の人より酔うのが早ければ弱いと認識しますし、周りがお酒の飲まない人ばかりの場合、自分がお酒に強いと思うこともあります。

特に、アルコールの分解酵素が遺伝しますので、家によって全くアルコールとのかかわり方が違っています。

家によって毎晩晩酌したり、何かの折には家族みんなお酒を飲む家もあれば、全く飲まない家庭もあります。

こんな悲劇もあります。

例えばお酒が大好きだった女性ですが、結婚した旦那がお酒に弱い人で、旦那の家族もみんな飲まない人だから、親戚とかで集まる新年会とかも、みなソフトドリンクかビールを一杯程度。

お酒は勧めてくれるけど、非常に飲みにくくて飲む気にならない。

特に女性の場合は、旦那が飲まないのに自分はと控える傾向があります。

どこからという明確な基準

日本人の37〜38%は遺伝的にお酒に弱く(低活性型)、6〜7%の人は全くお酒を受け付けない(非活性型)と言われています。

つまり日本人の約半数がお酒に弱いということです。

強い基準はあいまいですが、お酒に弱いや受け付けないという基準は簡単なテストで、判断可能です。

「エタノール・パッチテスト」という方法で、70%のエタノールをガーゼにつけて、肌に5分間つけておきます。その後、20秒後に肌のその部分に赤くなっていれば、非活性型、5分経過して、その部分が赤くなっていれば、低活性型と判断できます。

以前ある大学で、学生の希望者にこのテストを実施したということがニュースになりました。

これは、急性アルコール中毒を減らそうという運動の一環で、自分が、アルコール分解酵素があるか否を認識した上で、飲み会での飲み方を考えようという目的で行ったそうです。

そして、アルコール分解酵素がない人はその旨明示するシールを貼ることで、飲み会での無理な飲酒を避けることが出来るとのことです。

お酒の飲めないと伝えること

アルコールが飲めない事を明示するシールはいい方法だと思います。

飲めないのは体質ですが、飲み会の席で飲むことを強制された場合、特に大学生などでは下手に断ると場が白けてしまうと頑張ってしまう学生が多いのです。

その結果急性アルコール中毒になったり、下手をすると命を落としてしまう場合もあります。

アレルギー体質の人と同じなのです。

ピーナッツアレルギーの人にピーナッツを進めるのは殺人行為に値します。

アルコールはそこまで極端でないにしろ、やはり受け付けない人に一定量飲ますのは大変問題です。

自分がどのような体質であれば知識があれば、無理して過剰な摂取を避けることが出来ます。

20歳を過ぎたら、エタノール・パッチテストは受けた方がいいかもしれません。

またお酒を好きな人や強い人は、飲み会の席でついつい人にも勧めてしまいますが、断わられたら、無理強いしないということを周知していくのが大切です。

アルコールは下手に飲めば、命に係わることがあるということをお互いにもっとしるべきです。

お酒が強いからと言って…

アルコール分解酵素のある人はお酒が飲める人です。

だからと言って、お酒に酔わないわけではありません。

男女差、年齢差、体格差、飲み方などによって酔い方が変わってきます。

まず一般的に男性より女性の方がお酒に弱い傾向があります。

男性よりも女性のほうが、体内の水分量が少なく、肝臓も小さいため、その分だけお酒に酔いやすくなります。

また高齢者の方が、若者に比べて体内の水分量が少ないので、酔いやすい傾向があります。

飲み方としては、やはり何か胃に入れたほうが酔いにくいと一般的に言われています。

そして大切なのはスピードです。

一気にアルコールを摂取すると分解が追い付かずに血中濃度が上がってしまい、結果として酔っぱらいます。

同じ量でも長時間かけて、摂取することによって、摂取量にアルコールの分解が追い付いて酔いにくいということもあります。

なので、「お酒が強いから」と過信して無茶な飲み方をすれば、二日酔いという形で自分に跳ね返ってきますので、注意してください。

 - 食に関する雑学