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お寺に子供を預ける親の心理について

2016.5.5

お寺で生活すると「修行」して、人間的に成長できるというイメージがあります。

そのため最近は、手に負えない子供をお寺に預ける事によって、子供を真っ当な人にしたいと考える親が増えています。

追い詰められた親の心理について考えていきます。

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お寺に子供を預けるという事

テレビでも取り上げられた事があるそうですが、非行行動が目立つ子供や引きこもってしまった子供を寺でしばらく預かってもらい、子供が寺で修行をして、更生するという事があったそうです。

確かに不登校の子供を積極的に受け入れているお寺もあるそうですが、結局は本人の意思が必要なのです。

なぜならお寺は、嫌がる人を強制的に寺で預かる事は出来ません。

強制して修行させる事もできません。

本人が寺から逃げ出してしまえばどうする事も出来ません。

そして修行やお寺の生活というのは、一般市民から見ると厳しく、制限が多く、ストイックですから、そういう生活をしていれば世俗の垢が落ちて、まともな人間になれるような気がします。

しかし、修行している人というのは、自らが望み、自らの意思で行っているから、修行になるのです。

他人から強制されたものは、決して身につきません。

本人の意思を無視して制限のある生活を送る施設というのは、つまり刑務所です。

そしてお寺は刑務所ではないのです。

お寺に子供を預けると望む親の心理

親も完璧な人間ではありません。

悩み苦しみながら、それでも自分の人生と子供の人生を良いものにしたいと望んでいます。

しかし、子供が自分の思い通りではない、むしろ問題行動の多い場合は、親として無力感にさいなまされるでしょう。

自分がこんなに頑張っているのに、どうして子供に伝わらないのか?
もしかしたら、人と比べて、この子の性根が悪いのでは?もしくは自分の育て方が悪かったのか?悪かったとしても、どう悪かったかわからず、結果子供の行動に悩まされる。

そういった心理の親御さんが多いのではないでしょうか?
日本人というのは不思議な人種です。

特定宗教は持たないと明言している人は多く、仮に宗教を信用している人をちょっと敬遠する割に、お坊さんや神主にはそれなりに敬意を払います。

そして、決して仏教の教えを信奉していなくても、子供をお寺に預ける事に全く抵抗を覚えないのです。

だから、手に負えない子供を、お寺など精神的に優れていそうな人のいる施設で修行させてもらって更生させたいと思っているのです。

お寺に子供を預けるのは「育児放棄」?

いいえ、育児放棄ではありません。

自分の子供を一時的に人に預けてもらおうと考えるのはよっぽどの事です。

それだけ追い詰められているのです。

その解決策として、「お寺に子供を預ける」という一番即効性のありそうなものを選択しただけです。

でも、即効性のある解決策なんてないのです。

もし子供がお寺で修行すると望むのであれば別ですが、そうでないなら、仮に預かっているお寺があるとしても、子供にとって逆効果になる可能性もあります。

子供の性根が腐っているのでもあなたが親として失格なのではありません。

ただどこかで何かがズレてしまっただけです。

そのズレはどれくらいの期間でズレが出たのかはわかりませんが、強引に治すことはできません。

徐々に戻していくしかないのです。

だから、お寺に預けてすべて解決なんて事はありません。

ただ、一時的に親子の距離をとることで、お互いに冷静になれることもありえます。

第三者を介入させることで、そのズレや間違いにお互いに気づくこともできます。

誰かに相談してみましょう。

子供について相談する場所とは?

もし学校に通っているようなら、スクールカウンセラーに相談するという方法があります。

予約が必要だったり、実際にカウンセリング受けるまでに時間がかかる事もそうです。

他にも、児童相談所や、子供家庭支援センター等々、最寄りのお役所でも尋ねてみれば、いろいろと相談窓口を紹介してもらえると思います。

また、子供の問題行動が目立つ場合、その子の性格の問題よりも、病気である可能性もあります。

発達障害といわれるものですが、知能に遅れがなくても、情緒に制御する機能に問題を抱えていて、落ち着かない、忘れ物が多い、対人トラブルが多いなど特徴があります。

発達障害については、その特徴も個人差があり、
素人判断は危険なので、もしその疑いがあるようなら、スクールカンセラーや、前述した窓口に一度相談のうえ、心療内科や精神科に受診したほうがいいかもしれません。

投薬や行動療法で症状は改善します。

逆に周囲の無理解や、叱責が子供に悪い影響を与えることも多いので、注意が必要です。

子育ての悩みは抱え込まない事

どんな親でも、子育ての悩みはあります。

一見問題のなさそうな子であっても、親としては心配になることもあります。

よく言われるように子育てには正解はありませんが、それでも子供が問題行動を起こせば、親としては心を痛めてなんとかしなくてはと頑張ります。

しかし、子育ての難しいところは、努力や頑張りが不足していてもだめですが、どんなに努力を重ねても思ったような結果が返ってこないことです。

頑張れば頑張るほど、それに答えてくれない子供を恨む気持ちが出てきます。

この状態になる前に誰かに相談しましょう。

子供は親の感情に敏感です。

そして、子供は親が自分に愛想をつかし始めていることに気が付くと、さらに問題行動を重ねて親の関心を引こうとします。

そして親はますます子供に対して、苛立ちを覚える。

まさに悪循環です。

だから、第三者を介入させる事をお勧めします。

それが、スクールカンセラーでも、親しい友人や家族でも、前述した相談窓口でもネットのお悩み掲示板でも構いません。

相談することによって、思った回答が出ないこともありますが、人の意見を見ることで冷静になれることもあります。

助けを求めるのは悪いことではありません。

つらいと思ったら勇気をもって助けを求めましょう。

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